ogawa(オガワ)の人気テント「グロッケ」がアップデート!
「ogawa(オガワ)」は、100年以上の歴史を持つ日本のテントブランド。日本ブランドなだけあって、日本の気候にあった仕様や細やかな機能性が魅力で、大型のものからコンパクトなものまで、多彩なラインナップがそろっているブランドだ。
今回取り上げるのはベル型テントの「Gloke8(グロッケ8)」。2018年に登場してアウトドア好きの間で大きな話題となった「グロッケ12 T/C」のサイズをコンパクトにして、素材をリップストップに、カラーを変更したモデルだ。
万人ウケするサイズ感
「グロッケ12 T/C」は5〜6人用だったが、サイズダウンして「グロッケ8」は4人用となっている。床面積は8㎡となにかと使いやすいサイズ感だ。小さい子どもがいる家族や、ゆったりくつろぎたいカップルなどにオススメ。また、コンパクトになったことで6m×6mの区画のテントサイトにも余裕で設置でき、キャンプ場の区画の広さを問わないサイズも魅力的だ。
72cmの立ち上がりが居住性のキモ
グロッケシリーズの最大のポイントは、立ち上がりの高さ。サイドの高さが72cmもあり、それによってワンポールテントの弱点であった斜め天井によるデッドスペース問題を解決。室内空間が驚くほど広く感じられるはず。サイズダウンしたものの天井高はキープしているので、グロッケの魅力である快適な居住性も保たれている。
さらにグロッケシリーズは、基本の構造はワンポールテントだが、入り口にフレームを1本追加したことで、より居住空間の広がりを演出している。
リップストップ生地採用で大幅な軽量化
「グロッケ12」の生地はT/C(テクニカルコットン)素材だったが、「グロッケ8」はリップストップとなったことで軽量化に成功している。
テクニカルコットンは風合いや通気性の良さが魅力だが、重さとカサがあり、また水濡れに弱く、使用後にきちんと乾燥させないとカビてしまうなど、ビギナーにとってはメンテナンスのハードルが高かった。リップトップ生地は、生地が避けることを防ぐために碁盤の目状にナイロン繊維が縫い込まれた生地のこと。耐久性と防水性の高さが特徴だ。メンテナンスがラクになったのはありがたい。
大型ベンチレーターにひさし…日本の気候にマッチ
湿気が気になる日本の気候だが、サイド下部の大型ベンチレーターはメッシュになり、トップにもベンチレーターを装備しているので、通気性も申し分なしだ。出入り口にひさしがあり、雨の侵入もおさえてくれる(使わないときはロールアップも可能)。こういった機能性から、日本ブランドならではのこだわりと配慮が感じられる。
新作テント「グロッケ8」はバランスが良いスグレモノ
設営方法はシンプルなので、女性でもラクに設営が可能。グロッケ8は、軽くなり、メンテナンスもしやすくなったことで、キャンプデビューの初テントにももってこいのモデルだろう。ベル型テントに憧れていたけどT/C生地がネックだった方、少人数でのキャンプが好みな方にもぴったり。
「グロッケ8」は、機能性、サイズ感、設営方法、デザイン、価格とすべての面ですぐれていて、使い手を選ばない非常に万能なテントといえる。
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「Gloke8(グロッケ8)」製品詳細
価格:78,000円+税
重量:総重量(付属品除く)8.6kg [内 容]フライ 約5.4kg、グランドシート 約1.2kg、ポール 約2.0kg
付属品重量: 約2.8kg
素材:フライ(屋根部)/ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm) フライ(サイド)/ポリエステル150d(耐水圧1,800mm) グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール/6061アルミ合金(φ30mm、φ19mm)
収納サイズ:76×28×28cm
カラー:サンドベージュ×ダークブラウン
付属品:グランドシート、張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋