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道具を知り尽くした男の新しすぎるアイデアを詰め込んだスプーンフル

ブランド設立者・椎名哲朗さんのぶっちゃけトーク(2)

アウトドアギア・アパレルの輸入代理店に長く従事し、世界の逸品をよく知る椎名哲朗さん。輸入代理店を退職し、現在はオリジナルブランドを数々立ち上げている。

そしてついに、時代が追いついてこれないトートを誕生させた。

ブランド名は「SPOONFUL(スプーンフル)」。

椎名さんと古くから付き合いのあるcazual編集部スタッフだからこそ聞けたスプーンフルと、アウトドアマーケットのこと。

インタビューでは、椎名さんらしさも表れるいい感じのぶっちゃけトークで展開!

 

cazual編集部(以下、c) ボタンとかで留めておくだけなら、開くこともできる。そうすれば風呂敷と同じような発想ですね。

椎名さん(以下、) そのサンプルの最初は、まず自分でミニチュアを作ったのね。

 

c 椎名さんがミシンを踏んで、サンプルを?

 最初は紙で折った。理論的な構造はそれでもいいけど、紙だとピシッと折り目ができちゃう。布だとそういうピシッっていう風にはならないじゃない。

それで紙だとわからないことを試すのに、布を自分で手縫して。

「ああ、形になるな」とか、「サイドはファスナーにすればいいのかなあ」ってアイデアもでてきて。

だからって、トートバッグが開けるようになったって言っても、最初は敷物にするくらいのアイデアしか思いつかなかったわけよ。でも実際の製品サンプルを作ってみたら、「あれ、コレって、あんなこともこんなこともできるじゃん」って。

留める方式っていう部分も結構試行錯誤して、今の形が一番いいのかなあって落ち着いた。

長いアイテムもファスナーを開けることで収納できる画期的なシステム。

 

c ところで、「スプーンフル」のブランド名の由来は?

 日本語に訳すと「スプーン一杯」って意味があるんだけど、その「スプーン一杯」って「すり切り一杯」もあれば、「山盛り一杯」もある。「山盛り一杯」の方はてんこ盛りと一緒じゃない。ハミ出そうが何しようが運べますよ、「スプーンフル」のトートバッグならその状態で外に持ち出せるよって意味合いがひとつ。

もうひとつは、「スプーンフル」って、ハウリン・ウルフっていうシカゴのミュージシャンの曲なのね。語呂もいいでしょ「スプーンフル」って。

商品名も、オールドロックの曲名にしてるの。そこは遊び。

「トートバッグは、外側のハンドルを下に、内側のハンドルを上にするように重ねれば、肩からもズレ落ちにくくなる」と椎名さんが教えてくれた。

 

c たとえばどんな曲名?

 横長のオーソドックスなスタイルで小型の帆布トートバッグは、リトル・フィートの旅の曲で「ウィリン」。一番大きいのは、映画のイージーライダーで流れるザ・バンドの曲で「ザ・ウェイト」。デニムの3種類は、オールマンブラザーズの女性の名前がついてる曲で、横型のメリッサ、縦型のジェシカ、一番小型のリトルマーサ。

商品名と意味って必ずしも合致してる必要性はないんだけど、なんとなく意味を込めつつ、遊んでる。

単純に、オールドロックが好きなだけなんだけどね。

 

c 「スプーンフル」のトートバッグって、どこに行けば買うことができますか?

 アウトドアショップが中心だけど、東急ハンズ渋谷店とかにも置いてある。

ネットでも買えるようになってる。

http://shop.spoonful-tote.jp

 

c 斬新なトートバッグだから、売れそうですね!

 立ち上がったばかりのブランドだから知られてないのもあるけど、たまたま商品を目にしても、どう使えばいいのか理解ができないのもあるみたい。

だから全然まだまだ売れてない(笑)。

薪を運びたいから薪専用バッグとかを選ぶんじゃなく、このトートバッグなら薪も運べるし、ほかにもあんなことに使えるなあとか、こんなものも入りそうだなって感じになってくれるといいね。

 

c 専用品が多くなってきている現実はありますよね。

 ここにもハトメがあったほうが使いやすいなって思えば、どんどん追加すればいいと思うし。

そうやって想像を繰り返していけば、使い方だって広がっていくんじゃないかなあって気がする。

 

c L.L.ビーンのトートバッグが1944年発売。丈夫だし、水も運ぶことができるってことで大ヒットになるんだけど、「スプーンフル」のトートバッグはそれと同じくらいのインパクトを持ってる気がしますけどね?

 L.L.ビーンのトートバッグは、アメリカ製なので号表示ではなくオンス表示なんだけど、「スプーンフル」の最初にデビューしたラインナップはそれと大体同じくらいのウエイト。8号帆布にパラフィン加工をしてある日本製。

6号帆布で作るのもアリなんだけど、生地が硬すぎちゃうのと、バッグ自体の重量が重くなりすぎちゃう。8号帆布あたりがちょうどいいのかなって。

新しいラインナップはファッション性を高くしてる11号帆布のもあるし、完全防水生地のターポリン製もある。全部、日本製。

 

 

道具を知り尽くした男の新しすぎるアイデアを詰め込んだ日本製にこだわるトートバッグ。

スプーンフルの椎名哲朗さんインタビューは、その3

「今世紀最大の発明となるか!? スプーンフルのトートバッグ!」へと続く。

 

ホールドオール

神奈川県逗子市小坪6-5-2
電話 0467-33-7250

メール info@spoonful-tote.jp

スプーンフルホームページ http://www.spoonful-tote.jp

インガホームページ http://www.inga.jp

#5 The Weight(ザ ウェイト)

 

バッグ時寸法:W56×H47×D24(cm)
展開時寸法:W80×H120(cm)
約63ℓ

http://shop.spoonful-tote.jp/?pid=96592085

 

 

text:アマキン

【PROFILE/アマキン】

本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。

 


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