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アウトドアナイフの研ぎ方が分からない方必見!Amazonで人気の3面砥石で安全にキレの良い切れ味に

実はそんなに面倒臭くないナイフ研ぎ!

アウトドアで使用するナイフは、けっこう何でもかんでも切ってしまうから刃がボロボロだったりします。

それでいて繊細な切断作業をしなければ、刃の状態なんて気にならなかったり・・・。

キャンプの基本としてフェザースティックなんかを得意げに作って火おこしをしてたりしてても、ナイフ研ぎはまったくしたことないってんじゃ本末転倒。

現地に行く前にまず、しっかりとナイフ研ぎをしてキレるナイフでキャンプに望みたいものです。

「ナイフ研ぎって、面倒臭くない?」

いいえ、ちっとも面倒臭くありません。

むしろ次のキャンプを思いながら、「このナイフは〇〇のときに使って、そのナイフは■■で使うから」なんて使用シーンを想定してナイフの微調整をするって超楽しいことですよ。

しかも成果がすぐに現れますから。

そこでご紹介したいのが、超便利でしかも簡単に包丁やナイフを研ぐことができる【Amazon】で売ってる3面砥石をご紹介します。

研ぐほどに自分好みになっていく!

ナイフを買ったばかりの状態は、メーカー的に最上と主張すると思いますが、それはメーカーが想定したシーンにおいての最上。

どんなシーンで使うかはユーザー次第です。

だからこそナイフを研いで、自分好みに仕上げていく。

ナイフマニアではないので、所有しているナイフのほとんどが実用向けです。

長年使ってきたのはBUCKナイフ。

フォールディングナイフの王道BUCK 110と小ぶりなBUCK 112です。

どちらも30年以上前に買ったナイフ。

最近はほとんど使用していませんが、30年前にアドベンチャーガイドをしていたころはツアーで毎日使用していました。

なのでツアー前日はこの2つのナイフを念入りに研ぐという作業が必ずあったものです。

そこ結果、こんなに短くなってしまったのです。

「こんなに短く」といってもBUCKナイフに詳しくないとわからないですよね。

そこで、1度もナイフ研ぎをしたことがないBUCK 110と比べてみますね。

上のナイフも30年くらい前に買ったBUCK 110ですが、なんだか特別仕様だとかの触れ込みに釣られて買ってコレクションしたナイフです。

個人的にコレクションにはあまり興味がないから、一般的にいうコレクションとしては雑な扱いだと思いますが・・・。

フォールディング状態にすれば、その差は歴然。

3cmくらい短くなっています。

BUCK 112は比較対象がないのですが、ナイフが収納される溝から推測するに、1cmくらい短くなってますかね。

この撮影を行う前は小ぶりなBUCK 112の方を頻繁に使っていた意識があったのですが、実際にはBUCK 110をよく研いでいたようです。

というのもガイドをしていたとき、BUCK 110は完全に料理用として使用していました。

ツアーは大体4泊5日がメイン。

移動しながら野営を繰り返すツアーの食事をすべてガイドが作ります。

現地に入ってからはナイフ研ぎをしている余裕はないので、前もってしっかり研いでおきます。

考えてみれば、ナイフをもっとも使う頻度が多かったのって料理のシーンです。

だからBUCK 110の研ぎは念入りだったし、同時期に買ったナイフが手入れによって短くなるのに差が生じるのはうなづけます。

ちなみにBUCK 110は前述したように料理用として使っていたので、長年かけて片刃仕様になりました。

和包丁と同じ考え方です。

洋包丁しかり、ナイフは一般的に両刃となっています。

でも好みなんでしょうね。

料理用ではないBUCK 112も片刃仕様です。

なんとなくですが、マルチユースでも片刃の方がいいような気がするんですよね。

こんなふうに、自分好みに仕上げていくことができるのもナイフ研ぎのいいところ。

三面砥石詳細

三面砥石は表面がざらざらしている荒砥石。

指で砥石の表面を押し上げるとちょっと突っかかりがある中砥石。

超ツルツルな仕上げ砥石の3面仕様となっています。

その3枚の砥石が三角柱の面に固定されているのです。

実践使用!

それでは三面砥石を実践使用してみたいと思います。

この三面砥石のスバラシイところは、砥石を水に浸けておかなくていいことです。

砥石の表面が潤う程度の量の水を垂らし、指でつつつ〜と伸ばすだけ。

思い立ったらすぐに研ぎはじめることができるのです。

ナイフって刃先の形状は丸くなってますよね。

長年研いでいくとその丸みがなくなってしまいがち。

フィレナイフのように真っ直ぐになっちゃうんです。

真っ直ぐな刃の形状にならないよう意識して研ぐのがポイントです。

両刃にする場合は両面をしっかり研ぎますが、片刃の場合は片面だけ。

反対面は研いだ刃の反りを取るため、軽く撫ぜる程度に2〜3回研ぐだけにします。

ここでよく研げているかチェック。

研げているようなら中砥石へと作業を移します。

同じように少量の水を垂らして広げます。

あとは同じ容量で繰り返すだけです。

しっかり研いでいくと、こんなふうに研ぎ汁が出てきます。

中砥石の次は仕上げ砥石。

同じように少量の水を注ぎ、広げてから研ぎます。

この三面砥石の仕上げ砥石の特徴ですが、研いでいくと白いクリーム状の研ぎ汁が出てきます。

その白いクリーム状の研ぎ汁をうまく使うとナイフがより滑らかに仕上がります。

最後に切れ味を確かめて終了です。

 

フォールディングナイフ研ぎの秘技

ナイフを研ぎ続けていると、当然のことながらいつしかナイフブレードが短くなります。

それがフォールディングナイフの場合、短くなるハンドルの溝から飛び出して来るようになってしまうんです。

それを修正するのが、ここでご紹介するフォールディングナイフ研ぎの秘技です。

ブレードの付け根の部分を研ぐことでハンドルの溝から飛び出さず、きちんと収まってくれるのです。

この秘技は荒砥石だけの作業で十分です。

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https://cazual.shufu.co.jp/archives/77105

photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。


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