自分と向き合う前向きな「逃げ旅」
何のために旅に出るのでしょう。おいしいものが食べたいから、きれいな景色を見たいから、知らない文化に触れたいから……。こうした、具体的な目的を持って旅行をすることもあります。でも、時にはふっと疲れたときに「あー、どっか遠くに行きたいなあ」と思いついたような、なんとなく「逃げるため」の旅行もあるのではないでしょうか?
「少しだけ逃げる」ことを全面的にサポートしてくれるのが、精神的・身体的なアクティビティを組み合わせた、今注目のウェルネスツーリズムです。沖縄県地元密着型の旅行会社の企画した、心理カウンセラー同行の沖縄ツアー「逃げ旅」が参加者を募集しています。
琉球の聖地でマインドフルネスを実践
このツアーはストレス社会に生きる女性を念頭に、心理カウンセラーが同行し、沖縄の聖地でマインドフルネスを実践しながら、ストレス軽減や「生きやすさ」のための思考変容を促すプログラムです。
1泊2日かけ、琉球最高の聖地「斎場御嶽(セーファウタキ)」を巡るほか、南城市の聖地でマインドフルネスを体験します。
日常を忘れさせてくれるような沖縄の朝日のなかのヨガや、聖地めぐり、また奥武島のウミンチュ(漁師)と交流を深めるハーリー体験や満月の下でのバーベキューなど、身体も心も整えられる内容になっています。
沖縄の伝統と自然に囲まれ、じっくりと自分のケアをする2日間、いかがでしょうか?
行き先は”ハートのまち”南城市
那覇市から東へ約12kmに位置し、三方を海に囲まれた風光明媚なまち。地形がハートの形をしていることから「ハートのまち」として知られます。
琉球開びゃく神話が多く残り、各地に聖地が点在する。斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王府から最高の聖地として見なされ、ユネスコ世界遺産にも認定されました。ニライ橋・カナイ橋や知念岬公園など、沖縄県内屈指の絶景スポットも人気。
心理カウンセラーからのメッセージ:兆しを、吉きものに。
ツアー案内人は心理カウンセラーの相澤和人さん。今回のツアーに対してメッセージが届きました。
「太古の人々は、動物の骨や亀の甲を焼いて、その亀裂の形で未来を占ったのだそうです。”兆”という字は、その形をかたどり、だから”きざし”と読みます。生きていく中で”兆し”を感じるとき、だれもが希望を求め、または不安にさいなまれます。それが不安な兆しだと、人は”逃”げるのです。
けれど逃げることは悪いことでしょうか。癒しの旅を意味するretreat(リトリート)の本来の意味は”退避”なのですから。むしろ大切なのは、一時的に非日常的な環境に身を置き、兆しにむけて心と体を準備すること。変化に対応するために、自らの思考変容の準備をすることです。
自分を眺(なが)め、ときには咷(な)き、姚(うつく)しいものを見て、心を洮(あら)う。また自分の人生に挑(いど)めるために。
春の沖縄はあなたをゆるやかに受け入れ、あなたを本来の自分に還らせてくれるでしょう。また、琉球の聖地の数々や人々の温かな心が、多くの気づきを与えてくれます」
「逃げ旅」ツアーの行程
1日目(2018年3月3日)
那覇市内(県庁前)= 専用車 = 那覇空港 = 昼食:Tenku terrace OOLOO(オールー) = 聖地マインドフルネス(ヤハラヅカサ、垣花樋川) = 斎場御嶽 = チェックイン:ユインチホテル南城 = 夕食:Cafeやぶさち(ワイン&月見会)
2日目(2018年3月4日)
朝ヨガ = 朝食:ホテル = ガンガラーの谷 = 昼食:くんなとぅ = 海人体験(ハーリー) = 夕食:海人青年会交流バーベキュー = 那覇市内 = 那覇県庁前(21:30到着予定)
ツアー募集要項
実施:2018年3月3日(土)〜4日(日)(1泊2日)
ご乗車地:沖縄県庁前(集合10:45) / 那覇空港到着口Bロビー(集合11:15)
利用バス会社:東陽バス
宿泊場所:ユインチホテル南城(沖縄県南城市佐敷字新里1688)
参加料:46,000円(お一人様・税込)
2~4名様部屋になります。1名様参加の場合には相部屋になりますが、相部屋希望者がいない場合もしくは1名様のお部屋希望の場合シングルアップ料金はお一人¥7000になりますのでご了承ください。
航空券及び前後宿泊は料金に含まれませんので各自で手配をお願いします。
代金に含まれるもの:貸切バス代、宿泊代、入場料・体験代、講師代、食事代(朝1回/昼2回 / 夕2回)、夕食の飲み物代
代金に含まないもの:個人的諸費用
募集締切:2018年2月17日(土)
定員:30名様(最少催行人数15名)
詳細・ご予約方法
詳細およびご予約は南城市ご予約サイト「ビタミンN」をご確認ください。
https://vitamin-n.okinawa/trip/nigetabi/