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キャンドゥで手に入る100円ショップのキャンプギア、あなたにピッタリのバーナーはこれ!

キャンドゥのキャンプコーナーがヤバすぎる!

まあ、【キャンドゥ】に限ったことではないんですが、最近100円ショップのアウトドアグッズが充実してて、とにかくすごいんですよ。

ひと昔前ならアウトドアショップで1000円以上したようなギアが【100円ショップ】で売られてる!

実際には、100円の場合もあれば100円以上することもありますけどね。

そういえば、昔は商品ラインナップが100円均一だったから、【100均(ヒャッキン】なんて言い方もしてたけど、もはや【100均】は死語ですね。

最安値商品が100円で、しかもラインナップの多くが100円なら、100円はじまりという意味でも【100円ショップ】と名乗るのはギリギリあり?

【キャンドゥ】に限っては、100円以上する商品があったとしても看板には【100円ショップ】と書いてある現実があります。

ってなわけで、今回のタイトルは100円ショップでキャンプバーナーが発売! キャンドゥで買ったギアを実践辛口レポ!」なのですが、ここで紹介するバーナーは300円商品となっています。

あしからず、ご了承くださいませ。

 

詳細をチェック!

商品名は「アルミアルコールストーブ80mL」です。

ミリリットルの意味なんでしょうが、ミリ=mでリットル=LのLだけ大文字表記。

これって正しいの?

この法則に準じてほかの単位に置き換えると、たとえばセンチメーター。

センチ=c、メートル=MでcMとなります。

これかなり違和感。

キロメーターの場合はキロ=k、メートル=MでkM。。。

Kmって表記は見たことある気がするけど??

まあ、そんなことはどうでもいいとして、アウトドアショップで販売されているような本格的な商品を100円ショップが扱うわけですから、パッケージに書かれている使用上の注意はかなりびっちり!

製造物責任法いわゆるPL法上、この裏書きは重要なんでしょう。

しかも、両サイドにも使用方法を含め、注意書きが書かれています。

果たしてコレを全部読んでから使う人は、購入者の何割なんだろうか??

パッケージを開封してみると、中にも注意書きのようなものが見えました!

もはや「注文多い料理店」のようですね。

どれどれ、製品に貼られている注意書きを読んでみると。。。

●室内では絶対に使用しないでください。

●少量のアルコールを入れて着火しないでください。

●消火の際に、このフタを被せないでください。

むぅぅ。。。

さて気を取り直し、ネジ式になっている本体を開け商品チェックへ。 

バーナーとフタに2分割でき、フタ側にはシリコン製のパッキンが内蔵されているのがわかります。

真面目に重量なんかも測ってみましょうか。

バーナーの重量は14グラム。

バーナーとフタの両方では22グラム。

つまり、フタ単品では8グラムということが計算上わかります。

 

類似ギアとの比較!

アルコールストーブで一番有名な製品といえば、トランギアでしょう。

こちらは「TR-23 ゴトク付アルコールバーナー」という製品になります。

まあ、白いゴトクを取り外して使うこともでき、その残ったバーナー部分だけでも販売しています。

それが「TR-B25 アルコールバーナー」で、こちらをお買い求めになる方の方がずっと多いのかな??

まずは本体を2分割。

右側にあるのが消火用&火力調整用蓋と製品上は呼ぶそうです。

そんでさらに内ブタも外せるので、全部で3分割できます。

一番左側がタンク用蓋で真ん中にあるのがタンク(バーナー)、右側にあるのが消火用&火力調整用蓋となります。

ちなみに公式スペックは重量110グラム、収納サイズφ7.5×H4.5センチとなっています。

それを実測してみると、バーナーの重量は69グラム。

タンク用蓋、バーナー、消火用&火力調整用蓋の合計実測重量は113グラムでした。

もう30年近く前に購入した商品ですので、今とは製法や原材料の厚さが違う可能性だってある。

汚れだって固着してるから、3グラムそのくらいの誤差は目を瞑ってもいいんじゃないでしょうか。

 

軽さを求めるならMYOG!?

アルコールバーナーの魅力は軽さにもあります。

だからウルトラライト系の方に人気があるバーナーでもあるわけで、その軽さだけにフィーチャーするとトランギア「TR-B25 アルコールバーナー」は110グラムでキャンドゥの「アルミアルコールストーブ80mL」は22グラムだから圧勝という結果になってしまいます。

ところが、ウルトラライト系の方はその結果じゃあ物足りないんで、アルコールバーナーくらいなら自分で作っちゃうんですよね。

そう、こんな感じにメイク・ユア・オウン・ギア(Make Your Own Gear)略してMYOG(ミョグ)しちゃうんです。

ちなみにcazualでも、以前アルコールバーナーをMYOGした記事を3回に分けて公開しています。

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.1

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.2

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.3

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.1

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.2

【アウトドアギアをDIY】空き缶で作る軽量アルコールストーブの作り方/vol.3

ちなみにですけどね。。。

MYOGすると、どのくらい軽いギアができちゃうかっていうと。

バーナーで9グラム。

消火用のフタを合わせると16グラムで比べ物にならないくらいぶっちぎりの勝利なんですよ。

でもこれって、究極の軽さを求めてたわけじゃないんです。

それなりの使いやすさも踏まえた上でのMYOGだったので、軽さだけを求める方は、もっと軽くMYOGしちゃうと思いますよ。

 

キャンドゥ製品を使用チェック!

まずは燃料用アルコールを注ぎ入れます。

少量ではNGとのことなので、半分くらいを目安に注入。

スライドトーチで着火。

アルコールの蒸発により一瞬で着火しますが、アルコールバーナーの特徴として炎が安定するにはそれから数十秒の時間が必要となります。

実際に着火して気づいたのですが、さて、この炎をどうやって消しましょうか?

つまり消火作業はどうやるかって話です。

トランギア「TR-B25 アルコールバーナー」には、そもそも消火用&火力調整用蓋が付属してます。

炎が見えやすように黒バックにして撮影してますが、野外撮影なので炎が風で横になびいちゃってますね。

気を取り直して。

ワタクシがMYOGしたアルコールバーナーでさえも、こんな風に消火用のフタを用意してあります。

燃料に空気を遮断できれば炎は消えてくれるんだから、構造としては簡単なもんです。

フタがあれば空気を遮断できるんだけど、そのフタの裏書には「消火の際に、このフタを被せないでください」の文言が。。。

辛口チェック1

つまりこれはNGってことです。

燃料が燃え尽きるまで待ちましょうか。。。

超軽いギアを野外で使用してるし、燃料が少なくなるほど軽くなるから風で煽られただけで簡単に飛んで行ってしまいそう。

延焼の危険もあるので、絶対に目を話すわけにはいきません。

 

汎用性に欠ける?

さて、バーナーにゴトクは不可欠です。

だからMYOGするときは、ゴトクのこともきちんと視野に入れておきます。

市販のゴトクを使用するのか。

ゴトクも合わせてMYOGするのか。

ワタクシの場合は、市販のゴトクを使用できるサイズ感でMYOGしたのです。

こんな感じに。

このゴトクはもちろんトランギア「TR-B25 アルコールバーナー」に使用できるよう開発されたアイテム。

でもトランギア「TR-B25 アルコールバーナー」専用ってことで開発されたわけではありません。

シェラカップにもセットできるようになってるんです。

つまり汎用性の高いゴトクということ。

辛口チェック2

でも残念なことに、キャンドゥの「アルミアルコールストーブ80mL」には対応できませんでした。

これは痛い!

さらにトランギアの「TR-23 ゴトク付アルコールバーナー」からアルコールバーナーを外したゴトクを試してみましたが、こちらもNGでした。

たぶんキャンドゥへ行けば、専用のゴトクが販売しているのでしょう。

今度、改めてその辺のことをチェックしてみたいと思いますが、汎用性に欠けるという事実は突き止めた次第です。

 

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photo:ULALA
text:アマキン

【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。


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