愛犬と一緒にアウトドアを楽しむ!「RUFF WAER(ラフウェア)」
アメリカのドッグ向けアウトドアブランド「RUFF WAER(ラフウェア)」は、人と犬が一緒にアウトドアを楽しめることをコンセプトにし、カラー(首輪)やハーネス、レインウエア、その他周辺グッズなどを販売している。
筆者は一昨年の大晦日に愛犬を飼い始め、その当初から同ブランドのアイテムを使用している。昨年11月にちょうど1歳になったことを機に、使っているハーネスが小さくなったように感じたので新調した。改めて、ラフウェアのハーネスが他のアイテムと比べてどう異なるのか、紹介しよう。
愛犬を大事にしたいからこそラフウェアのハーネス
犬の散歩にリードは必須。その際、犬に装着するのが、カラーもしくはハーネスである。カラーは脱着が簡単でしつけをする際にいいと言われ、対してハーネスは首の締め付けがなく安全に管理できるアイテム。どちらも飼い主の好みや考えによって選び方は異なるが、筆者としてはよく走り、よく暴れる愛犬を考えるとカラーは少々危ないと感じてハーネスを使うようにしている。
筆者が購入したのは、ラフウェアの「ハイ&ライトハーネス」。一般的なハーネスと比べて30〜50gほど軽い113gに設計された軽量モデルで、丸めてバッグなどに入れ持ち運べるのが特徴だ。
表面は420デニールのリップストップナイロン、裏面は75デニールのウレタンコーティングを施したポリエステルを使用。これは散歩だけでなくアウトドアで使うことを想定し、破れにくい強靭性と、犬が歩く際につきやすい汚れや動いた際の汗を弾くことを両立した。
装着はとても簡単。ハーネスの前方を犬の頭からかぶせ、後方にあるバックルを留めれば完了。5秒くらいで脱着が可能だ。また、厚みのある金属を使ったVリングにリードを装着。犬が急に走り出して金具に負担がかかっても簡単には壊れないようになっている。
また、鑑札や狂犬病予防の注射済票を持ち運べるIDポケットが付いており、わざわざ散歩バッグや財布に入れおかなくても済むのは嬉しい。合わせてビーコン(=ライト)ループも付いており、夜間の散歩やキャンプで犬の場所が確認できるようにもなっている。
ちなみに、裏面のシールに情報を記入しておけば、犬が脱走したり行方不明になったりした際に、発見した人が飼い主へ連絡できるようにもなっている。この細かい配慮がアウトドアブランドらしいところだ。
ラフウェアのハーネスを実際に愛犬に身につけてみた
では基本機能を紹介できたところで、実際に愛犬のこのハーネスをつけてみることにした。愛犬はちょうど1歳になった小型犬のジャック・ラッセル・テリアで、サイズは下から2番目に小さいXSサイズ。胸からお腹にかけて覆うように装着できており、サイズもちょうどよさそうな印象だ。
他の方向から見ても問題なし。ちなみに、ビーコンフックがハーネスの真ん中に位置するおかげで、ライトを点灯すれば遠目からでも把握しやすい。
次に近くの公園で愛犬を走らせてみた。服の上からハーネスを装着するとジャストサイズになり、走り回ってもハーネスが外れたり、締め付けで嫌がったりすることはなかった。
そのほかに、前足周辺にはリフレクターが付いており、クルマや自転車、蛍光灯の光を反射して夜中でも安心して散歩できる。ライトの電池が切れても最低限の安全は備えているところも嬉しいところだ。
ラフウェアのハーネスは完全にサイズを合わせるのはちょっと難しい
個人的に気になったのは、リードを引っ張った際にハーネスが横にズレてしまったこと。ハーネスは前と後ろの2箇所で固定するため、ズレても外れる心配はないが、この状態で愛犬が歩くと左に重心が傾いて歩きにくいのではないか、と心配になったのだ。
傾く理由を調べてみると、リードを前に引っ張ることで前方がゆるくなり、そのまま横にスルッとズレてしまうようだ。後ろに引っ張る分には問題なかったため、引っ張る力と方向に気をつけよう。
アウトドアでも安心して使えるラフウェアのハーネス
国内外のメーカーからハーネスは販売されているが、ラフウェアのハーネスは軽さとアウトドアでの使用を考えた機能を備えたアイテム。新しいハーネスを検討している人は参考にしてみてはいかがだろうか。
商品概要 ラフウェア「ハイ&ライトハーネス」
価格:5,940円
サイズ:XXXS〜L/XL
重量:113g
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
『ロウホウ』代表。雑誌やWEBメディアの編集、
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※この記事は2022年の記事を再編集して再掲したものです。