かゆいところに手が届く便利なアイテム
日常から離れ、自然を満喫できるキャンプ。
不自由を楽しむのも醍醐味ですが、不便過ぎるとキャンプ自体がおっくうになってしまう可能性もあります。
今回は、マストアイテムではないけれどあると役に立つ、痒いところに手が届く便利グッズをご紹介します!
キッチンバサミ
キャンプでは、調理中の作業場所を確保するのが意外と大変。
多人数で同時に動くことも多く、また自宅のキッチンのように、こまめに洗い物をするのも難しいものです。
こんなときに活躍してくれるのが、キッチンバサミ。包丁の代わりにキッチンバサミを使えば、野菜やお肉の下ごしらえも楽に終えられます。
食材を手で持って、調理器具の上でどんどんカットしていけば、まな板だって必要ありません。洗い物を減らせるので、後片付けもグンと楽になりますよ。
また、バーベキューで大きなお肉をステーキにしたときでも、キッチンバサミがあれば、網の上で直接切り分けることが可能。みんなで分けるときもストレスフリーに対応できます。
非常に便利なアイテムなので、複数本用意しておいて用途ごとに使い分けたり、ハサミだけではなくピーラーや缶切りの役割も備えている万能型アイテムなどをチョイスするのもオススメです。
フリーザーパック
日常生活においても活躍してくれるフリーザーパックは、キャンプ中にも欠かせないアイテムです。
・事前に下ごしらえをした食材を入れていく
・キャンプで食べきれなかった食材を、清潔に保存して持ち帰る
・お肉や野菜の下ごしらえをする
フリーザーパックを使えば、汁が外に漏れる心配がない上に、空気に触れることもないので、食材の保存にも適しています。
さらに汚れたときには、そのまま捨てるだけでOKという手軽さも嬉しいポイント。キャンプ中に出たゴミを持ち帰る時も、臭いが外に漏れないので安心できます。
また内部に水分が侵入しないフリーザーパックは、突然の雨からデジタル機器を守りたいときにも頼りになります。
スマホを入れれば簡易的な防水ケースにもなるので、多めに持って行って損はありません。
フリーザーパックのサイズや形もいろいろですが、使い勝手の良さを考えるなら「マチ付きタイプ」がおすすめです。食材を入れたときにも自立するので、一人でも快適に使えるでしょう。
アルミホイル
熱に強いアルミホイルも、キャンプの必需品。
普通に購入できる薄いタイプもおすすめですが、アウトドア用の厚手のものを用意しておくとより便利に使えます。
アルミホイルの使い方としておすすめなのは、まずバーベキューをする際に、炭の下にアルミホイルを敷いておく方法です。
これならば、バーベキューコンロの炭の後始末で悩むことはありません。終わったあとは、アルミホイルをくるくるまとめて、お掃除を完了できるでしょう。
また食器をあらかじめアルミホイルで包んでおけば、食事を盛り付けても食器は汚れません。アルミホイルを剥がすだけで、きれいにできます。
さらに網にアルミホイルを敷けば、簡易的な鉄板が出来上がります。ハンバーグなどの型崩れしやすいメニューも実践しやすくなりますし、焼きそばを作れる専用アルミホイルも人気を集めています。
食材と調味料をアルミホイルで丁寧にくるんで、焚火の中に入れておけば、ただそれだけでキャンプならではの美味しいご馳走が出来上がるでしょう。
ドライネット
最後におすすめするのは、ドライネットです。百円均一などでも手に入る安価なアイテムですが、キャンプ中には多方面で活躍してくれます。
木に吊るして使えるタイプであれば、洗った食器を乾燥させるのにピッタリです。通気性も抜群で、多数のアイテムを一度に収納できるので、食器の片付け場所で悩むこともありません。
また使いかけの食材の一時保管場所としても適しています。ネットの中に入れておけば、虫がつくリスクもありません。
自分にとって使い勝手の良い位置に、ちょうど良い物置場所を確保できるという意味でも、ドライネットは重宝するでしょう。
持ち運び時には、小さくたためるものがほとんどなので、運搬の手間もかかりません。その他の荷物と一緒に、一つ用意しておいて損はありませんよ。
便利小物を賢く活用して、もっとキャンプを楽しもう!
キャンプ中の生活を、ほんの少し便利にしてくれる小物アイテム4つを紹介してきました。
今回紹介したのは、どれもこれも身近なものばかり。手軽に用意できるものなので、ぜひ次のキャンプで活用してみてください。
キャンプの面倒さを軽減できれば、家族や仲間と楽しく過ごす時間をもっともっと増やせるはず。自分たちなりのアイデアで、新しい使い方を発見してみるのもおすすめですよ。