タワーマンションでキャンプ! これぞまさに「アーバンアウトドア」
都市と自然をクロスオーバーさせた新しいスタイルとして”アーバンアウトドア”が話題だ。そんななか、なんとキャンプやBBQができる都心のタワーマンションが誕生するという。しかもスノーピークがかかわっているとなれば、クオリティも期待大!
業界大手がタッグ! 三井不動産×スノーピーク
三井不動産レジデンシャルが東京都中央区晴海2丁目に建設中の地上48階建タワーマンション「パークタワー晴海」で、スノーピークと共同で、”アーバンアウトドア”を実現するマンション共用部の空間を開発した。アウトドア総合メーカーの「スノーピーク」とハード、ソフトの両面でコラボすることで、”アウトドア”を通じた居住者間のコミュニケーションをサポートするという。
魅力ポイント1 キャンプ場付き!? 都心タワーマンションで焚き火、BBQ、テント泊ができる
約500平米の屋外共用スペース「暖憩テラス」で、バーベキューやキャンプ宿泊、焚き火などの本格的なソト遊びが体験できる。スノーピークのバーベキューセット、タープ、テントなどアウトドアグッズはレンタル可能で、都心の高層タワーマンションにキャンプサイトを設置するという試みは業界初(※)の試みだ。(※スノーピーク調べ)
屋内共用スペース「オーナーズリビング」と内外をつなぐ「パーティーテラス」の家具にもスノーピークのテーブルやチェアなどアウトドアファニチャーを採用。テントやタープなどを駆使したアウトドアリビングとして居住者が自由に使えるという。
また収納・設営・移動がスムーズにできるアウトドア用品は、防災グッズとしての利用も可能。マンションの防災対策の一環でもあるのだ。
魅力ポイント2 スノーピークスタッフによるワークショップを通じて居住者間のつながりを創出
アウトドアドリップコーヒーのような気軽な体験から、テントやタープの設営といったキャンプにまつわるHowtoまでさまざまなワークショッププログラムを用意。居住者向けには定期的にアウトドアイベントを実施する計画だ。都心でも実現できるアウトドアや野遊び体験を通じて、居住者同士のコミュニケーションを促し、これまでにない新しいアーバンアウトドアなライフスタイルを生み出していくことを目標に掲げている。
【主なアウトドアイベント(予定)】
アウトドアドリップコーヒー体験イベント
焚火台を使ったダッチオーブンの使い方レクチャー
テントやタープの設営方法レクチャー
スノーピークとコラボレーションする「パークタワー晴海」のソフトサービスについてコンセプトムービーを公開している。
魅力ポイント3 スノーピークが新築マンションで初めてモデルルームをプロデュース
専有部においても”アーバンアウトドア”が実現するための暮らし方も積極的に提案している。自然の中にいるようなリラックス感を得られる色や素材のインテリアを取り入れたり、家族や仲間と集まれる空間レイアウトにしてみたり。スノーピークのデザイン性や機能性が高いキャンプ用ファニチャーやアイテムを日常使いしたモデルルームを用意するなど、アーバンアウトドアの暮らし方を提案しているのだ。
魅力ポイント4 スノーピーク×隈研吾プロデュース モバイルハウスも導入予定
さらに、<スノーピーク×隈研吾>がプロデュースしたモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を活用したソフトサービスも導入予定。キャンプ場で居住者が利用できるような計画を考えているところだとか。ずっと気になってたんですよね、この「住箱」。タイニーハウスも導入予定とか、かなり充実した設備ですね。
夫婦喧嘩したらテントに避難!? 夫婦仲も親子仲も円満にしてくれそう!
都会に住んでいながら手軽にキャンプが楽しめるタワマン。テント泊もできて、BBQもできて、焚き火もできるって、かなり盛りだくさんです。
うーん、気になる。もし家で夫婦喧嘩をしても、キャンプ場に避難できるって魅力的かも。焚き火を見てたら、荒れた心も落ち着いていくことでしょう。
ほかにも、夜な夜な子どもと一緒に焚き火をして、男同士(妄想上、勝手に男の子と決めてます)で語り合えば、親子仲もグググっと深まるはず。
アウトドア欲も満たし、夫婦仲を円満に、親子関係すらよくしてくれる、キャンプ場付きタワマンって最高ですね。問題はお値段か、、、。
「パークタワー晴海」物件概要
所在地:東京都中央区晴海二丁目 104 番、105 番(地番)
交通:東京メトロ有楽町線「月島」駅徒歩12 分、「豊洲」駅徒歩15 分、都営大江戸線「勝どき」駅徒歩15 分
総戸数:1,076 戸
間取り:1LDK~4LDK
専有面積:42.53 平米~121.16 平米※総戸数に対応
入居予定:2019 年9 月下旬
販売開始予定:2017 年6 月上旬
text:george
【PROFILE/george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条