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キャンプ初心者でも!『ゆるキャン△』コールマンケトルの使い方&魅力!

アニメ・ドラマに登場した、あのケトルがこれだ!

今も続くキャンプブームの火付け役となった『ゆるキャン△』。

物語の序盤、主人公の「各務原なでしこ」が転校先で知り合った「野外活動サークル」、略して“野クル”のメンバーたちと、校庭で語り合うシーンがあります。そのシーンのなかで焚き火をしながら使っていたケトルこそが、コールマンの人気商品「ファイアープレイスケトル」です。

アニメとドラマに登場し、とくにドラマでは、かなり目立つかたちで映されていました。

漫画ではデフォルメされているため断定はできませんが、予算のない野クルの備品ということで、価格が手頃なファイアープレイスケトルがモデルとなっている可能性は十分にあるでしょう。

機能性の高さもさることながら、クラシカルなスタイルや、カッコよくも可愛らしくも感じられるデザインがそそるファイアープレイスケトル。発売されてから長い年月が経つアイテムですが、あらためてその魅力を確かめていきましょう!

焚き火に突っ込んでおけるオールステンレス製

すべてのパーツが熱に強いステンレスで作られているため、焚き火のなかに入れてしまっても大丈夫。炎に包まれてケトル全体が加熱されることで、底面だけを加熱するよりも、圧倒的に早くお湯が沸きます。

このような使い方は、樹脂のパーツが使用されたケトルやクッカーではマネできません。

ただし持ち手も一緒に加熱されるため、革手袋は必須です。

焚き火での使用に限らず、薪ストーブや灯油ストーブの上に置いて使うのも便利。縦長の形状により余計な場所を取らず、限られたスペースを有効に活用できます。

オールステンレス製であるうえに構造がシンプルなため、洗うのも簡単です。毎回きれいに磨くか、味を出すためにあえて汚れを残しておくか。使用者の好みがわかれるところです。

吊り下げ用のハンドルは水の運搬にも便利

本体上部に備わったハンドルを活用することで、トライポッドや焚き火ハンガーから吊り下げて使えます。やっぱりファイアープレイスケトルは、このスタイルが一番!キャンプの雰囲気が一段と盛り上がります。

『ゆるキャン△』のストーリーのなかでも、トライポッドに吊り下げてお湯を沸かしていました。

また、トライポッドはブッシュクラフトで作るものの定番。ナイフとヒモがあれば誰でも手軽に製作でき、暇つぶしにも最適です。

ハンドルはトライポッドから吊り下げられるだけでなく、水を入れた状態で運搬するときにも便利です。容量1.6Lもあれば、ケトルに入る水もなかなかの重さ。それでもキャンプ場の炊事場から水を汲み、テントまでラクに運べます。

容量が大きめであるだけに、ウォーターサーバ-がわりとしても大助かり!

フタつきの注ぎ口はコーヒーの抽出にも使いやすい!

焚き火に向かって火吹き棒やうちわで風を送ると、焚き火台の底に溜まっていた灰がブワッと舞い上がります。料理中や湯沸かし中にうっかりそれをやってしまうと、大量の灰が食べ物やお湯に混入してしまうことも……。

その点、注ぎ口にフタが備わっているファイアープレイスケトルなら問題ありません。灰やゴミの侵入を防ぎ、お湯をきれいな状態に保ちます。(※絶対に入らないというわけではありません)

注ぎ口のフタはわざわざ手で開ける必要がなく、お湯を注ぐと自動的に開く仕組みです。

お湯の注ぎやすさも、ファイアープレイスケトルがもつ魅力。注ぎ口の先端がチョンと出っ張っているため水切れがよく、見た目に似合わず水を細く注げます。水を入れすぎなければ繊細なコントロールが可能で、ドリップコーヒーを作るのにも十分使えます。これは実際に使ってみなければわからない魅力です。

きれいな状態を保ちたいならガスコンロで使おう

焚き火で使用すると、どうしても黒く汚れていくもの。「それがいいんだ」という人もいれば、なかには「ピカピカのままがいい」という人もいるはずです。

きれいなまま使い続けたいのであれば、やはりガスコンロで使用するのがいいでしょう。ただし、ケトル本体が縦長であるため、水を満水にすると沸騰に至るまで時間がかかります。

この点が、底面と側面を同時に加熱できる焚き火での使用と違うところ。ガスコンロで使用する際は、水の量を必要な分にとどめておくことにより短時間で沸かせます。

長持ちするキャンプ用品は、やっぱりいい。

キャンプ用品において、「壊れにくい」という特性は重要です。

「家から遠いキャンプ場まで持ってきたのに、壊れていて目的を果たせない」。そんなことにでもなれば、ものによっては楽しいはずのキャンプが台無しです。ファイアープレイスケトルは、通常の使用においては壊れる場所がないほど、構造がシンプル。そして頑丈なステンレスを使用しているため、とってもタフです。

何年でも使い続けられますし、ケトルは春夏秋冬、どのシーズンのキャンプでも役に立ちます。ひとつの道具を長く使い続けたい方にはとくに、このファイアープレイスケトルを気に入るはず。

子の代、孫の代まで受け継がれる、大切な道具になるかもしれません。

コールマン ファイアープレイスケトル 詳細


サイズ:約13×22×23cm
重量:約570g
容量:約1.6L
素材:ステンレス
価格:6,980円(税込)

>>楽天市場で商品詳細を見る

写真・文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。

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