トレッキングシーンでも大活躍！
ソロキャンプにもいろいろなスタイルがありますよね。
シンプルな道具と自然にあるものだけでアウトドアを満喫するブッシュキャンプ。
ひとり山を歩き、夜になれば簡単な野営でスルーハイクを楽しむソロトレッカー。
アウトドアでひとり宴会を楽しむソロキャンパー。
ソロキャンパー同士が集い、寝る場所はそれぞれの小さなテントだけれど、起きているあいだは焚き火を囲んで小さな宴で盛り上がるなんてパターンもあるようです。
どんなスタイルであれ、ひとりが運べる荷物って限られてますよね。
水は重いけれど、とても大切なので切り詰めるわけにはいかない。
そうなると考えつくのは食材の軽量化。
だからと言って、ゴハンをおいしく食べたい・・・というのが煩悩です。
そこでご紹介したいのが、【業務スーパー】のミニマル食材！
「チーズのリゾット」なのです！
詳細を確認！ 
【業務スーパー】のミニマル食材「チーズのリゾット」のほかに、用意するのは500mlの水だけなんです。
それで本格的なチーズリゾットが作れてしまう驚きの食材！
ちょうどパッケージを開封するあたりに「Producted of Itary」と描かれています。
つまりイタリア産ってことですね。
本場イタリアのリゾットを期待させます。
で開封したパッケージを覗き込むと、ダイレクトに材料が入ってるんです。
このあたりが日本製と違うとこですね。
きっと日本製だと、パッケージを開くと中に２つのパッケージがさらにあり、お米と粉末が分けられてありそう・・・。
ところがイタリア製は違います。
過剰包装のないダイレクトイン。
だからパッケージを開封すれば、クッカーにそのまま流し込めばいいだけ。
当然、持ち帰るゴミも少なくて済むからソロキャンパーにはうれしい限りですよね。
さらに近年、自然に還らないプラスチックは社会的問題となっています。
アウトドアを愛するキャンパーなら、便利でもプラスチック製品の使用は少なからず心を痛めているはず。
完全に使用をなくすことは今はできなくとも、少しずつ使用を減らしていきたい。
過剰包装のない、この【業務スーパー】のミニマル食材「チーズのリゾット」は、そういった意味でもオススメなのです。
「チーズのリゾット」をクッカーに入れるとこんな感じ。
実践調理開始！
とても２人分あるとは思えませんよね・・・？
ここに500mlの水を注ぎ入れます。
パッケージの裏書書きによると、この状態で混ぜ合わせるようです。
とはいっても分離して、完全には混ぜ合わさりません。
混ぜ合わさらないという現状はガン無視して、次なる行程へと進みます。
ここでストーブとボンベが別体式のSOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を着火。
パッケージの裏書通り、フタをしないで中火で加熱します。
常温では混ぜ合わさらないので、加温しつつも混ぜ合わせてみました。
するとどうしたことでしょう。
わりとすんなりと乳化してダマがなくなったのです。 
パッケージの裏書によると、このまま中火でひと煮立ちさせるようです。
「焦げ付いたらイヤだなあ」と思いつつ、そのまま放置。
フツフツと湧き立ってきたので、パッケージの裏書に記載のある次なる行程へと進みます。
次は「ひと煮立ちしたら、かき混ぜながら約15分煮ると出来上がりです」とのこと。
15分もかき混ぜ続けるのはけっこうツライ作業です。
なので、焦げ付かないように適当に様子を見ながらかき混ぜ続けます。
それにしても、けっこう煮込んでも水っぽくてシャバシャバな状態が続きます。
正解がよくわからないのですが、きっとパッケージ画像くらい水気のない状態まで煮込むってことでしょうね。
あんまり長い時間煮込んだばかりにコメ水分を吸いすぎ、アルデンテ状態がなくなってしまったら・・・。
そうなったら、ただのミルク粥です。
ミルク粥状態を恐れて、見た目よりパッケージの裏書にある「15分」を信じることにしました。
ソロキャンプだったら、このままクッカーごと食べてもよさそうなもんですが、それもけっこう食べにくい。
なのでお上品にシェラカップ へと移します。
本来はこれで完成なのですが、ちょっとひと手間加えて彩りと映えを添えることに。
ソロでも映え狙い！
やはりこんなときに役立つのがパセリです。
しかも、どんだけ持っていってもひとりで食べられるパセリの重量なんてたかがしれてます。
それよりパセリを添えたとき見た目の破壊力ときたら凄まじいモノがあります。
もちろん見た目だけでなく、後味の爽やかさも重要。
特にチーズリゾットのようにクセのあるレシピには、パセリの爽やか効果は絶大。
さらに、ちょっとパンチも欲しいので、ブラックペッパーなんかを少々かけます。
そうすると、なんてことでしょう！
味については、のちにご報告しますね。
これでチョイ足しアレンジの完成です。
パセリのグリーン、粗挽きブラックペッパーの黒がいい模様を描いてますよね。
実食！
そして実食！
ブラックペッパーをチョイ足ししたことで、カルボナーラ風の味になってるじゃありませんか！！
この食材をソロキャンパーがひとりで食べるなんてもったいない！
家族揃って、もしくは気の合う仲間と、キャンプでも家でも楽しんでいただきたいほどおいしいメニューなのです。
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photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE／アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。
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