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【キャンプギアレビュー】LEDライトの代表格「ルーメナー2」の魅力に迫る

初心者から玄人まで大満足のLEDライト

LEDライトは、ガソリン・ガスランタンに並ぶキャンプの定番ギア。

電池タイプと充電タイプの2種類があるが、後者のほうが電池という荷物を余計に持ち運ぶ必要がなく、スマホなどで使うモバイルバッテリーなどで手軽に充電できることから重宝されている。

そんなLEDライトの火付け役として注目を集めているのがルーメナー。

今回は、ルーメナー7の次に発売された「ルーメナー2」を実際に使ってみた。合わせてオプションギアについても触れていきたい。

キャンパー目線で作られた利便性が魅力

ルーメナー2は、正方形タイプのルーメナー7の後継機種として発売された長方形タイプのライト。

IP67の防塵防水等級を持っており、防塵性は最高レベル、防水性は30分ほどの一定時間水中に浸けても壊れない。雨の中でキャンプをしても壊れる心配は皆無。

ちなみに、ルーメナーはルーメナー7と、同商品の後に発売されたルーメナー プラスの3種類が販売されているが、防塵防水機能を持っているのはこのルーメナー2のみ。

裏のロゴにはフックが付いており、ここを立てればカラビナやS字フックなどに引っかけることが可能。

付属品に磁石フックもあるので、テントやタープの天井部にあるランタンハンガーに引っかけて使える。

フックを立てて斜めにすれば、フロアライトとしても使える。スポットライトのように、下から室内や対象物に光を当てることもできるので、幅広い用途があるのもうれしい。

本体のサイドに充電ポートを搭載。

10,000mAhのバッテリーが備わっているので、いざというときにはモバイルバッテリーとしても使える(USBケーブルは付属していないので、お持ちのものを使おう)。

本体の上部に電源ボタンがあり、ここを押せばオンオフができる。

丈夫なケースが付属。これ以外にMicro USB 5ピンケーブルや磁石フックなどもセットに。

本体の下部にはネジ金具の挿入口が付いている。使い方はそれぞれだが、三脚などにつけて照明としても使える。

実際の明るさを暗い場所で試してみた

ルーメナー2の明るさは、最大1500ルーメンと非常に明るい数字を持っている。加えて、3色の点灯モード(昼光色、昼白色、電球色)と4段階の調光ができ、合計で12パターンの光を出せるのが魅力。

これがどのくらい明るいのか、実際に夜で試してみた。

※キャンプ場では比べることができなかったため、4段階の調光を見えやすい場所で実施

まずは一番小さい100ルーメン。

小さいLEDライトだとこの明るさが標準になっているものも多く、じかに見ると十分明るいが、写真では周りのものが見えにくい。

この状態で最大連続点灯は100時間! 約4日保つ計算になる。

次に、下から2番目の明るさ。

オフィシャルではこの明るさは記載されていないが、1500ルーメンを4分割するとこちらは500ルーメン前後になる。これで奥のレンガ壁がうっすら見えるようになった。

続いて、3番目の明るさ。

およそ1000ルーメンで、ライトを直視することができず、壁の素材がしっかりわかるくらいまで明るくなった。

最後に、もっとも明るい1500ルーメンの状態。

ライトの画面は真っ白になり、壁も白くなるくらい明るくなった。

1500ルーメンは一般的なホームプロジェクターの明るさと言われているので、映像が画面にしっかりと映り出されるほどと考えると相当明るいことがわかる。

この状態の最大連続点灯は8時間。1泊の夜中だけ使うぶんなら問題ないだろう。

ルーメナー2に使えるオプションも続々と登場

防塵防水性があるうえに、ホームプロジェクター並みの明るさももつルーメナー2。多くのキャンパーを引きつける理由がうなずけるが、それに使えるオプションも増えていることも紹介しておきたい。

こちらは急速充電を可能にする充電コネクター「LUMENA-QC3」。

Quick Charge 3.0に対応し、一般的なコネクターと比べると1.8倍ほど早く給電することが可能。通常では5時間で完全充電できるが、それよりも早く充電ができる。

「ルーメナーに早く電気を送り込みたい!」という人にもってこいだ。もちろん、ルーメナーだけでなく他のアイテムに使うこともできるのもポイント。

 

さらに、ルーメナー2専用のランタンシェードも登場。シリコン素材でできているので割れる心配はなく、光を和らげながら拡散させる効果がある。

このシェードをつけた状態とつけない状態を試してみた。まずはつけない状態から。真正面に当たった壁は白くなった一方で、ライトの横は暗く、前方に集中して光っている。

こちらがシェードをつけた状態。壁への光は弱くなったが、ライト周辺がとても明るくなり、光が横に広がっている。

対象物に光を当てたいときはシェードをつけないほうがいいが、室内など全体を明るくしたいときはこれがあると便利だと感じた。

本体のフックだけでは天井からの吊り下げは難しいかも

唯一、気になったのは、本体の後ろに内蔵されているフックは重さに左右されやすく、たとえば左右の比重が悪いとすぐに傾いてしまう。

もし固定して上から照らしたい場合は、付属の磁石フックを使うことをおすすめしたい。

ルーメナー2はどのキャンパーでも使える王道ギア

フックのところは付属品でカバーするとしても、明るさ、調光と点灯モードの幅広さ、ハードな設計など、悪環境でも問題なく使えるルーメナー2はキャンパーの相棒になること間違いなし。

まだ持っていない人は、とりあえず1台は持っておくといいだろう!

ルーメナー2 商品詳細

価格:14,800円+税
サイズ(約):129×75×22.7mm
重量(約):280g
明るさ:100~1500lm
詳細はこちら

LUMENA-QC3 商品詳細


価格:1,500円+税
サイズ(約):42×83×21mm
重量(約):42g
詳細はこちら

ルーメナー2専用ランタンシェード 商品詳細


価格:1,800円+税
サイズ(約):165×111×52mm
重量(約):120g
詳細はこちら

 

【文/撮影】小川迪裕

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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