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【宮崎県小林市】宮崎牛に地鶏、野菜に果物……食材が豊かで安い/vol.3

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前々回は水の街について、前回はアウトドアフィールドについてまとめたが、今回は小林市の食の豊かさについてまとめる。これまたポテンシャルを感じるのであった。

新鮮野菜が安く手に入る!

小林市の人口は4万5000人ほど。宮崎県全26市町村中、6位の規模だ。チェーンのスーパーやホームセンターなどもあり、買い物に不便は感じない。田舎すぎず、都会すぎず、いわゆる一般的な地方都市を思い浮かべていただきたい。しかし、行ってみていろいろな食材を見たが、どれもこれもレベルが高いのだ。

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街中にあったJAの直売所に行ってみた。

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新鮮な野菜が豊富だ。葉物、根菜、果菜がところ狭しと並んでいる。

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春の野菜、新玉ねぎを見つけた。この時期は大好きで東京(筆者の在住地)でもよく買うのだが値段に驚いた。葉付きの大ぶりな2玉で150円。思わず2袋も買ってしまった。ほかにも菜の花も片手で持てないような量が80円と野菜が安い。よく移住された方々から、「移住したら食費がグンと下がって、都会よりもずっとおいしいものを食べられるようなった」と聞いていたが、その通りだなと実感した。

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都会ではあまりお目にかからないご当地野菜に出会えるのも地方の魅力だ。こんなに立派な桜島大根を見つけたが、このサイズで120円と驚く安さだ。

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こちらは黄色いにんじん。初めて見たが、にんじんくささがなく、サラダなど生食に向いているとか。

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「アイコ」という種類のミニトマト。食べてみて、またまた驚いた。本当に甘い。「アイコ」は長卵形が特徴で、果肉がしっかりしていて、中のゼリーは少なめ、酸味が少なく甘みが強いトマトだそうだ。野菜というよりはフルーツを食べているような味わいだった。サラダにもいいし、ジャムなどにしてもおいしいと思う。

小林市の特産の野菜というと、ほかにはさといも、きゅうり、ビーマン、京いも(さといもの一種)が有名だ。果実も年中、いろいろな種類が出回っている。宮崎名物となった完熟マンゴーに始まり、メロン、梨、ぶどう、いちご、完熟きんかんなどがある。

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宮崎県はきんかん出荷量日本一。ブランド名は「たまたま」(!)。やっぱり攻める姿勢は宮崎県民の気質なのだろうか

次ページ:野菜や果実以外もおいしいものがいっぱい!

不可能と言われた宮崎でチーズ作りに成功した「ダイワファーム」

小林市は牛というと畜産が有名だが、酪農でも全国区のダイワファームがある。チーズやヨーグルト、アイスクリームなど、ここの加工品がとにかく絶品なのだ。

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小林市は南九州に位置するのだが、気候的にチーズ作りには適さない土地と言われていた。日本のチーズ作りというと北海道がまず頭に浮かぶと思うが、冷涼な気候がチーズ作りには適していると言われている。ダイワファームはそういう逆境のなかでチーズ作りにチャレンジし、見事、成功したのだ。その品質がまたすごい。

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ウォッシュ、セミハード、フレッシュなど、さまざまなチーズを作っている

「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で優秀賞1品、「ジャパンチーズアワード2014」で金賞2品、銀賞1品、「ジャパンチーズアワード2016」では外国人審査員賞1品など、国内の権威あるチーズコンテストで安定して賞を取っている。さらに、2016年には、九州で初めてフランスの「ギルド・アンテルナショナル・デ・フロマジェ・エ・コンフレリー・ド・サントゥギュゾン協会」に会員に認定されるなど、その品質は世界レベルなのだ。

店舗の裏に牛舎があり、フレッシュな牛乳を使っているのがおいしさの秘密だ。

ダイワファームのソフトクリームは日本一だと思う

もちろんチーズもおいしかったが、ソフトクリームが最高にうまかった。フレッシュなミルク感に、舌触りのよい甘さ、濃厚な牛乳を感じながらも後味はとてもすっきりしているのだ。

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記憶にあるなかでは、いままで食べたなかでいちばんだと断言できる。勝手に日本一うまいソフトクリームと認定しちゃおうと思う。小林市にいったら、ぜひ食べてみてもらいたい。食べなきゃ損するレベルでうまい。

次ページ:宮崎地鶏を堪能!

地鶏が抜群にうまくて安い! 生肉好きにはたまらない鷄刺し

夕飯は、地元の方イチオシの鶏料理がおいしい居酒屋「えびす」に行ったのが、地鶏のおいしさにびっくり。

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宮崎地鶏の鶏刺しをオーダーしたら、こんなに豪華。生肉好きでよかった〜! まさに天国のような一皿だ。宮崎では鶏を生で食べる文化があるらしく、スーパーなどでも鶏刺しが普通に並んでいるらしい。

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右上から時計回りに、ハツ、砂肝、レバー、炙りもも、ささみ

塩&ごま油、ニンニクしょうゆ、ショウガじょうゆでいただく。九州特有の甘めのしょうゆとよくあう。ハツや砂肝はコリコリザクザクの食感が楽しく、レバーは濃厚でとろける甘さ。身が締まったももとプリプリのささみは、肉本来の旨みを堪能できる。とにかくおいしかった! しかも、こんなに盛られた1皿で1,000円程度というから言うことなしだ。

宮崎は地鶏の生産がさかんで、朝つぶした新鮮な鶏がスーパーや飲食店に出るという。

”宮崎名物”チキン南蛮に地鶏の鉄板焼

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とり天を甘酢につけ、タルタルソースが添えられたチキン南蛮。柔らかく揚がってジューシーな鷄にほどよい酸味と濃厚ソースが絡まり、もうたまらん。いくらでも食べられそうだ。

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地鶏の鉄板焼きは、身がよく締まっていて歯ごたえのあり、噛めば噛むほど旨みが出てくる。柚子胡椒をつけて食べると、ピリ辛でさわかやな風味が加わり、絶品だ。

次ページ:九州といえば焼酎も!

小林市の特産品ごぼうも実食!

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小林市の特産品であるごぼうもいただく。厚めにスライスされたごぼうがカラッと揚げられているが、ごぼうの香りがしっかりと残っていて、ザクザクとした食感も歯に心地よい。ごぼう自体の味がとても強かった。

グルメ雑誌で高評価 焼酎ファンの注目を集めるすき焼酎

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小林市の須木地区にはすき酒造があり、さまざまな種類の焼酎が作られている。品質も国内トップレベルだ。某グルメ雑誌の焼酎特集の常連で、軽快な飲み口、重厚な飲み口の両方でランキング上位に入る銘柄を作っている酒造だ。名水の街だからこそ、酒造りにも適しているのだろう。

日本一の宮崎牛を支える小林市の畜産農家

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5年に一度開催され、”和牛のオリンピック”とも言われる全国和牛能力共進会。日本一の和牛を決める品評会で、2007年、2012年と2連覇中の宮崎牛(2017年大会は9月に開催予定)。宮崎牛は日本一の和牛なのだ。品評会には宮崎県内から特に優秀とみなされ選抜された和牛たちが送り込まれるのだが、宮崎県代表のなかに小林市の牛が多く入っていたのだ。

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小林市は畜産が盛んな街としても知られている。

また優秀な子牛の産地としても知られていて、ブランド牛を飼育している産地のなかには宮崎牛の子牛を仕入れて育て、◯◯牛として出荷しているケースも珍しくない。松阪牛も実は宮崎生まれだったりすることもあるのだ。

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安心、美味、リーズナブルな食の宝庫

直売所などもあり、新鮮な野菜が手に入り、全国的に知られるマンゴーなどさまざまなフルーツも年中出回っている。

鶏や牛も全国区のものがある。畜産の街だけあって、黒豚の生産も行われていて、おいしいお肉が手に入る。

ダイワファームのようにチーズのような乳製品もこだわりをもった生産者さんがいる。

こんなに豊かな食材が取れる街も珍しいのではないか。小林市は食の面でもポテンシャルが高い街だった。


これまでの3回の記事で、水の街豊かな自然、食の豊富さという小林市の魅力に迫った。読んでいただいたら伝わるかと思うが、本当にアベレージが高い街だ思う。次回は、子どもと一緒にソト遊びしたくなるプレイスポットを紹介する。

【続く】

【宮崎県小林市の取材レポートはこちら】
【宮崎県小林市】二度見動画で話題!”水の街”で鯉とチョウザメを食べてみた/vol.1
【宮崎県小林市】山、湖、滝、川 アウトドアフィールドがありすぎる件/vol.2
【宮崎県小林市】宮崎牛に地鶏、野菜に果物……食材が豊かで安い/vol.3

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text:george

【PROFILE/george】

茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条


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