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【レビュー】コールマン「ファイアーディスク ソロ」は、キャンプ初心者から上級者まで評判の高いおすすめ焚き火台!

2021年注目の新製品!ソロキャンプ用のファイアーディスク

コールマンからソロキャンプ向けの小型焚き火台「ファイアーディスク ソロ」が発売されました。

コールマンはすでに2種類のファイアーディスクをラインナップしており、これでシリーズ3作目の商品が誕生したことになります。

シリーズ最大となる、直径60cmのファイアーディスク プラス。

2017年にグッドデザイン賞を受賞した、直径45cmのファイアーディスク。

そしてこのたび発売された、直径30cmのファイアーディスク ソロ。

従来のファイアーディスクをほぼそのままダウンサイジングしたアイテムのため、最大の魅力である見た目の美しさもしっかり継承されています。

発売がアナウンスされたのは昨年2020年。そこから待ちわびること数ヵ月。

ついに念願のファイアーディスク ソロが手元に届いたので、そのディテールや使い勝手などを確かめてみました。

結論として……この焚き火台、最高です!

本体・焼き網・ケースの3セット

ファイアーディスク ソロのセット内容は、本体・焼き網・ケースの3つ。

焼き網はパーツの溶接や面取りがきれいになされており、ケースも負荷がかかる場所がしっかり補強されています。

すべて収納した状態でもケース内のスペースには余裕があり、手袋や焚き火シートなども一緒に収納できて便利です。

ケースから出してわずか5秒で設置完了

ファイアーディスク ソロはシンプルな設計で作られているため、使い方が非常に簡単であることも特徴です。

使用するときは、裏側にある3本の足をバチンバチンと展開するだけ。ケースから出して5秒後には焚き火を開始できます。

分割して収納するタイプの焚き火台では、マネできないレベルの手軽さです。

ただしこの手軽さは「ほかのソロキャンプ用焚き火台ほどコンパクトに収納できない」というデメリットと引き換えに得られるもの。

デザインの美しさと使いやすさを優先させるか、あるいは携帯性を優先させるか。

そこがファイアーディスク ソロを選ぶかどうかの分岐点になります。

ホームセンターの薪をそのまま乗せるのは厳しい

ホームセンターで販売されている薪の長さは、平均で40cm程度。

対してファイアーディスク ソロの直径は30cmなので、薪を中心に置くと両端がはみ出てしまいます。

その状態で燃やすと、焚き火台の転倒や火災の原因となる恐れがあり危険です。

ホームセンターの薪をちょうどいい長さで使用するには、ノコギリで半分に切る必要があります。

長さ40cmの薪を半分に切って乗せた状態がこちら。ジャストサイズといっていいほど、ピッタリおさまりました。

これで安全に焚き火を楽しむことができ、薪を節約できるメリットも得られます。

炎が上がる姿はやっぱり美しい

ファイアーディスク ソロの最大の魅力は、見た目の美しさ。それはステンレス特有の質感や、均整のとれたシルエットに限ったものではありません。

炎の明かりによってディスク全体が輝いている姿にこそ、ファイアーディスク ソロが持つ美しさの真髄があります。

なかでも闇夜に浮かび上がるそのさまは、まるで光のショーのよう。

何時間でも眺めていたくなるほど、心を惹きつけるものがそこにあります。

バーベキューもできる!しかし炭と食材との距離が近い

ファイアーディスク ソロは、バーベキューも楽しめる焚き火台です。1人でバーベキューを楽しむには十分な広さがあります。

しかし気になることが1つ。炭と食材との距離の近さです。これはディスク形状ゆえの特徴といえるでしょう。

本体底部から焼き網までの距離が6cmほどしかなく、じっくりと焼く調理の仕方には少々向いていません。

ファイアーディスク ソロは、デザイン性や焚き火の快適性においては文句なしの満点です。

しかしバーベキューでの使い勝手を重視したいのであれば、この点についてはよく考えた方がいいでしょう。

ロゴスの「エコココロゴス・ラウンドストーブ」と相性が良い

このファイアーディスク ソロで、ぜひ試してほしいことがあります。

それはロゴスが販売している成形炭、エコココロゴス・ラウンドストーブを使用することです。

ラウンドストーブはライターやマッチで簡単に着火でき、そこから40〜60分間も燃焼し続ける燃料。

普通の木炭を使用するより、はるかに手軽にバーベキューを楽しめる優秀なアイテムです。

このラウンドストーブの直径が13cmで、直径30cmのファイアーディスク ソロと良い具合にマッチしてくれます。

やはり食材との距離の近さが気になるものの、可能な限り少ない手間でバーベキューを楽しみたい方におすすめの組みあわせです。

【関連レビュー記事】
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ソロキャンプ用焚き火台の王座を取れるポテンシャル

デザイン性の高さは数ある小型焚き火台の中でも、間違いなくトップクラス。

そして焚き火台単体の見た目はもちろん、炎が立ち上がっている姿は美しいのひとこと。

使い勝手にもすぐれており、設置はきわめて簡単かつスピーディー。

木の枝や松ぼっくりをポイポイと投げ入れられるところもまた、素晴らしい。

それがファイアーディスク ソロを実際に使用した感想です。

ソロキャンプ用焚き火台のカテゴリーのなかで、圧倒的なポジションを取れるほど、高いポテンシャルを秘めていると感じます。

ただし、すでにお伝えしたとおり気になる点もいくつかあります。

あまりコンパクトに収納できないことや、バーベキューにおける炭と食材の距離の近さなどです。

しかしそれらの問題点をクリアできる方、あまり気にしない方、あるいは「それくらいなら我慢できる!」という方。

そのような方にとって、ファイアーディスク ソロは間違いなく最高の選択になります。

コールマン(Coleman)ファイアーディスク ソロ 詳細

使用時サイズ:直径30×高さ16cm
収納時サイズ:直径32×高さ10cm
重量:約0.9kg
耐荷重:25kg
メーカー希望小売価格:4280円(税込)

楽天市場で詳細を見る

写真・文/斎藤純平

【Profile/斎藤純平】

キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。

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