茨城県境町は人気の「利根渡良瀬サイクリングコース」があり、自転車を軸に町おこしを進めています。
「利根渡良瀬サイクリングコース」とは、茨城県古河市桜町から茨城県坂東市鵠戸まで設置されている全長約27キロのコース。渡良瀬川と利根川の堤防を利用して整備されていて、対岸には埼玉県や千葉県を望むことができる県境に沿った自転車道です。
サイクルカフェ「CORG’S」は、利根渡良瀬サイクリングコースを起点として、江戸川から利根川のエリアをサイクリストの聖地にしたいという大きな夢から生まれたカフェです。サイクリングコースの休憩場所になっている「道の駅さかい」に隣接する場所にオープン。
そんな境町は、自転車を題材にした大人気マンガ『弱虫ペダル』とコラボレーションをして、自転車熱を高める取り組みを行っています。ファン垂涎の限定コラボグッズを開発し、サイクルカフェ「CORG’S」で販売がスタート。Tシャツ、マフラータオル、コースタター、ステッカー、コインケースなどのグッズのほか、スムージーといったフードメニューも開発。連日、ファンが訪れているとか。
そして、『弱虫ペダル』と茨城県境町のコラボを記念して6月5日、サイクリングイベントが開かれました。イベントには、競輪界のアイドル・小川美咲さん、元競輪選手で現在はスポーツトレーナーとして活動している後藤圭司さんさんが登場!
本イベントのメインは、サイクリストの間で話題のトレーニングマシン「Watbike」を使い、トーナメント式でスピードを競う「境町Watbikeチャレンジ」。
『弱虫ペダル』効果もあり、老若男女、多くの参加者が集まりました。
「Wattbike(ワットバイク)」とは
「Wattbike」は、イギリス自転車連盟公認のインドアトレーニングマシン。世界のトップアスリートやサイクリスト、スポーツ愛好者、健康に気を遣う方達に注目されている。心拍、パワーのトレーニングはもちろん、ペダリング出力の軌跡を描いてくれるので効率的なペダリングの習得に役立つ。
利根渡良瀬サイクリングコースを参加者みんなでボタリング
「道の駅さかい」を出発し、利根渡良瀬サイクリングコースに入り、渡良瀬湧水池で折り返して「道の駅さかい」に戻ってくる、往復およそ70キロのコース。参加した自転車愛好家たちは「憧れの小川選手と自転車に乗れて楽しかった」「後藤さんや小川選手は軽々と走ってましたけど、けっこうな距離だったから脚にきました」と、ここちよい疲労感に満足げな様子でした。
7月25日(月)~8月31日(水)の夏休み期間でも、『弱虫ペダル』関連のイベントが続々開催予定! 第2弾コラボグッズの販売、「弱虫ペダル」キャラパネル設置、実践ライディングポジション教室、トークショー、Wattbike(ワットバイク)チャレンジなど、もりだくさん。
【 SHOP INFO】
サイクルカフェ&BBQ「CORG’S」
電話番号:0280-87-1800
住所:茨城県猿島郡境町1341-1
text:george
【PROFILE/george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。