夏は車中泊が難しい季節
旅館やホテルの予約が不要で、テントを設置する手間もかからない「車中泊」。
思い立った時に、1台の車さえあれば気軽に旅を満喫できることから、人気を集めています。
「車の中で寝泊まりをするのなら、季節や気温を気にせずいつでも楽しめる」と思いきや、車中泊にも不向きなシーズンがあることをご存知ですか?
それは、ズバリ“夏”。クーラーをつけっぱなしの車中泊は、アイドリング状態で周りの車に迷惑をかける上に、一酸化炭素中毒に陥るリスクもあります。
窓を開けても蚊や虫に悩まされる可能性が高い上に、そもそも熱気でなかなか眠れません。
そんな夏の車中泊を快適に過ごせる画期的な寝袋を発見しました!
エアーファンで体感−5度を実現
こちらの「Air 寝袋」は、寝袋の足元に扇風機のような専用エアーファンを入れ、10000mAのモバイルバッテリーを使用すれば、なんと約8時間ものあいだ風を送ってくれるスグレモノ。
寝袋内を涼しい風が循環することで、体感温度は気温のマイナス5度程度まで下がるんだとか。
※風量強設定/気温25度/湿度80%での計算値。体感温度は個人差があります。
付属のリモコンを使用すれば、弱(LOW)/中(MIDDLE)/強(HIGH)と3段階の風量を調整できるので、その時の体調や気温によって使い分けも可能。
イメージとしては、工場などで働く方に人気を博している空調服の寝袋版のようなアイテムだそう。
また、リモコンのコードの長さは約1mあるので、寝ながら手元で操作・調整ができるのもとっても便利です。
超軽量でコンパクトな「Air 寝袋」
「Air 寝袋」の重量は、iPhone11よりも軽い約185g。一般的な寝袋と比べてみても驚異的な軽さです。
本体の長さは、一般的な成人男性がゆとりを持って眠れる200cm。エアーを循環している際は寝袋本体が膨らむため、内部は寝返りがうてるほどの快適さを実現しています。
また、収納時にはコンパクトに畳めるため、車中はもとより、リュックに入れても場所を取らないのもうれしいポイントです。
「Air 寝袋」さえあれば、真夏の車中泊も快適に過ごせること間違いなし。
車中泊にチャレンジしてみたい方はもちろん、夏の車中泊を敬遠していた方もぜひチェックしてみてくださいね。
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。