モダンでおしゃれなキッチン台が欲しい!
キャンプで料理を作るとき、みなさんはどのようなスタイルでやっているだろうか。
ロースタイルに合わせて低い姿勢で調理する人もいれば、しっかりとキッチンスペースを設けてやっている人もいるだろう。
家での調理事情を考えれば、広いスペースで立ちながら料理が作れたほうがいいに決まっている。ではキャンプで使えるキッチンはというと、その多くが昔ながらの古いデザインが多く、今のキャンプスタイルにマッチしにくい人も多いように思う。
今回は、木製でできたおしゃれなキッチン台を紹介! 実際に使ってみたので、その魅力をお伝えする。
ロールトップ天板で組み立てが簡単
紹介するのは、Hilander(ハイランダー)の「ウッドキッチンテーブル」。ウッドを使用したデザインと交差した脚の形がモダンでおしゃれである。
サイズは約148×45×78cmで、実際に調理する天板高が78cmとなっているため腰をかがめずに作業できる。
天板のサイズは約87×45cmで、奥行きが短いためタープの隅などちょっとしたスペースで料理を作れるのはうれしい。調理台の隣はツーバーナーといったコンロを設置するスペース。
これは一般的なキッチン台と同じ構造だが、ウッドで作られているこちらのほうがおしゃれで気持ちがいい!
収納サイズは約90×19×16cmで長細い形をしている。ロングセラーアイテムのコールマン・オールインワンキッチンテーブルのサイズは約80×11×28cmで、それと比べると高さが抑えられているのでクルマに積載しやすい。重量は約8.2kgでやや重いが、展開サイズを考えると妥当だろう。
同商品の特徴は、調理台の天板をロールトップタイプにしたところ。くるくると丸まっている状態を広げ、サイドについているくぼみにはめれば完成。
脚を広げる→天板を広げる→コンロを置く棒をつける、の工程だけなので、設営時間は3分弱でできてしまう。
コンロを置く棒はベルクロで本体につけるだけなので、こちらもまったく手間がかからない。また、少し緩めておけば左右に移動できるので、ツーバーナーを置く際に簡単に微調整できるのがポイント。
使い心地をチェック!実際に料理を作ってみた
では、実際に調理を使ったシーンを見てみよう。今回はキャンプ料理の定番、カレーを作ってみた。
食材をトレーに置き、調味料をボックスに入れた状態で天板に並べても、まな板のスペースをしっかり確保。安心して調理ができる!
コンロを置く場所に、愛用しているのコールマンの413Hパワーハウス ツーバーナーを載せてみたらジャストサイズ! 鍋を置いてもガタガタすることはなかったので、心おきなく鍋でカレーを温めることができた。
気になる価格は1万4980円(税込み)とベラボーに高いわけではないので、キャンプ場にて本気で料理を作りたい人にはおすすめだ!
組み立て方は動画にて紹介しているので、合わせて見てもらいたい。
ものを収納できる棚があればなおよし
高さも素材も申し分ないが、強いて言えばフライパンなどを置ける棚があるといいな、と感じた。足場にスペースがあるので、ここにラックを置けば問題は解消されそうなので、持っている道具で代用できるだろう。
コンビニ飯やカップ麺といったズボラ飯でいいと言う人もいるが、やっぱりガッツリとキャンプ飯を作って楽しみたい! と言う人もいるはず。
ハイランダーのウッドキッチンテーブルがあれば、きっと調理がよりはかどること間違いなし! 検討してみてはいかがだろうか。
ハイランダー「ウッドキッチンテーブル」商品詳細
価格:1万4980円(税込)
使用サイズ(約):148×45×78cm
天板サイズ(約):87×45cm
収納サイズ(約):90×19×16cm
重量(約):8.2kg
耐荷重(約):30kg
商品の詳しい情報はこちら
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。