登山専門店Mt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店で教えていただきました!
トレッキングに行きたいと思い立ち、ギアを買い揃えた。
あとはギアをバックパックに詰め込んで、山へ直行!
なんてアクティブな精神はいいけれど、バックパックへのギアの詰め方、バックパックの背負い方で疲労度はかなり違ってきます。
同じに荷物を背負って歩くなら、より快適な方がトレッキングは絶対楽しくなるはず!
というわけで、国内最大級となる登山専門のアウトドアショップ、Mt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店のショップスタッフ板垣英昌さんに、バックパックへのギアの詰め方、バックパックの背負い方を教えていただきました。
基本的に軽いものが下!
バックパックへの荷物の詰め方は、基本的に軽いものが下となります。
重いものは上の方で、なおかつ体寄りにする。
この解説では、トレッキングに必要なすべての荷物を詰めるわけではなく、テント泊なら誰でも持っていくという基本的なものとします。
なので、一番下には軽いものということで、寝袋なんかを詰めるといいでしょう。
その次にマットになります。
その上にテントとなりますが、これは1.5〜1.6キロしかない非常に軽量なモデルとなります。
その次に、ガス缶やクッカー、食料など重いものとなります。
テントポールは隙間でもいいと思いますし、人によってはバックッパック外側のサイドポケットに収納する方もいらっしゃいます。
取り出しやすさを考える
寒着や雨具といった必要になったときにすぐに取り出しやすい場所ということで、バックパック本体の一番上になります。
ここで本体の収納が完了。
ストラップ類をしっかりと止め、コンパクトに収まるようにします。
バックパックのサイドボケットにはドリンクボトル。
またヘッドランプは使う必要になったとき、すぐに取り出したい小物ですので雨蓋のところに入れるといいと思います。
トレッキングポールの収納は人によってそれぞれですが、出し入れしやすいサイドポケットなんかがよく使われるやり方です。
バックパックの背負い方
背負うとき、まずはストラップ類をすべて緩めた状態にします。
ショルダーの付け根をしっかり掴んで、肩の位置まで持ち上げ、片方の肩からかけていきます。
いろいろなやり方はあるのですが、荷物が重い場合には一気に肩まで持ち上げると腰を痛めてしまうようなこともあるので、軽く持ち上げて一旦膝の上に乗せ、そこから肩へずらしていくような方法もあります。
両肩を通したら、少し前かがみな状態でショルダーストラップの長さを調節します。
肩の位置が決まったら、次はウエストベルトの調整です。
ウエストベルトが決まったら、バックパック本体を肩に引き寄せるトップストラップを調整します。
このとき肩のストラップを強く引き過ぎ、前に倒れ込み過ぎないようにするのがポイントです。
グレゴリーのバックパックの場合は、トップストラップの次にバックパック本体を腰に引き寄せるヒップスタビライザーの調整です。
これらの調整は、ストラップを引くことでバックパックの重心を体の軸に引き付けたいということです。
最後に胸にあるチェストハーネスを締めて調整という流れになります。
バックパックの種類によっては、これらのストラップがすべてついていないというもでるもありますが、基本的には下から上の順に締めていくといいでしょう。
バックパックは背負うものですが、その重量すべてが肩にかからないように、ある程度ウエストで背負うという考え方です。
なので最初に腰をしっかり固定するというやり方が大切なポイントです。
これで背負っても、きちんとバックパックのフィッティングができていれば、長時間にわたって15〜20キロ近い荷物を背負っても肩が痛くなりにくいです。
つまりフィッティングは非常に重要ということなのです。
550坪の大規模登山専門店!
東京のド真ん中、新宿の新名所ビックロ最上階にある国内最大規模の登山専門店がMt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店。
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Mt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店
東京都新宿区新宿3-29-1 ビックロ新宿東口店8階
電話 03-5312-9550
営業時間 11:00~20:00
公式ウェブサイト https://www.ici-sports.com/shop/ishiiyamasen/