カラフルかつバリエーションが豊富!オッターボックスのタンブラーの魅力
焚き火を前に飲むホットコーヒーやバーベキュー場で飲むビールは、どちらも特別な味わい。きっと、これが楽しみで海や山に出かける人も多いでしょう。
アウトドアシーンで飲み物を楽しむときにタンブラーは必需品。しかし、さまざまなメーカーから販売されているアイテムなので、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。
スマホケースが全米で圧倒的な人気を誇る「OtterBox(オッターボックス)」もタンブラーを販売しているメーカーのひとつ。アウトドアギアのメーカーとしては歴史の浅い同社ですが、スマホケースの開発で培った技術を応用し、気密性や堅牢性の高いアイテムをリリースしています。
ということで、今回はオッターボックス の製品体験会に潜入し、タンブラーの使用感を試してみました。
まずは保温性能から、1時間歩いても熱々の飲み物が楽しめた
試したアイテムはElevatio(エレベーション)シリーズ。耐久性の高いステンレスボディは真空二重構造で、熱伝導率の高い銅製ライナーを組み込んでいます。そのおかげで保温・保冷効果はバツグン。夏も冬もオールシーズン活躍できるわけです。
このタンブラーには樹脂製のフタが付いています。フタはゴムパッキンと飲み口用の穴(穴をふさぐフタ付き)を装備。このあたりは標準で搭載してほしい機能なのでうれしいところ。
さて、さっそく性能を試してみましょう。今回は熱湯を入れた20オンス(591ml)のタンブラーを持ち、1時間半ほど山道をハイキングしてみました。
30分歩いても中身は熱湯のまま、アツアツ。1時間経ってようやく飲めるかな? という温度になりました。1時間半経つとさすがにぬるくなってきましたが、保温性能は十分でしょう。
1点伝えておきたいことがあり、フタは付いていますが、横に倒したり、逆さにしてしまうと水漏れを起こしてしまいます。もし完璧な気密性を求めるなら、別途販売しているサーマルカップアクセサリーがおすすめです。
次は保冷性能、冷たい飲み物もそのままキープ
お次は保冷性能をチェックしてみましょう。
使用したのは10オンス(296ml)のワインタンブラー。こちらはビールを注いで30分経っても冷たいままでした。ワインタンブラーはボディも小さく手頃なサイズ。女性でも持ちやすいので、複数個そろえてバーベキュー用にいかがでしょう。
ちなみに筆者は自宅で20オンスモデルを愛用していますが、保冷性が良いので気に入っています。作業していると、ついつい集中してしまい、飲み物がぬるくなってしまいますが、このエレベーションタンブラーなら放置した飲み物も冷たいまま。夏場は特に重宝しそうです。
真空二重構造になっているので、結露がでないところも便利だと感じました。
サイズや色は最大8種類、密閉性を高めたグローラーも用意
エレベーションタンブラーの主なサイズラインナップは10オンス(296ml)、16オンス(473ml)、20オンス(591ml)の3種類。カラーは10オンス・20オンスが8色、16オンスが5色展開で、使いやすいブラックや目立ちやすいレッド、ポップなターコイズブルーなど好みの色が選べます。
そのほか、保冷性のレビューで紹介した10オンスのワインタンブラーや、密封性を高めるスクリュー式のフタが付いた28オンス(828ml)、36オンス(1065ml)、64オンス(1892ml)のグローラーなどラインナップも豊富。こちらはワインタンブラーが3色、グローラーが2色展開です。
価格は10オンスのワインタンブラーが3,500円、一番大きな64オンスのグローラーが9,800円(ともに小売希望価格)と、求めやすい価格も魅力。
タンブラーはいくつあっても困らないもの。そろそろ最初のひとつが欲しくなってきた初心者キャンパーにも、いくつも所有しているベテランキャンパーにもおすすめしたい逸品です。
商品詳細はこちら
Elevation 20
Elevetionワインタンブラー
取材・文/鈴木雅矩(スズキガク)
【PROFILE】
日本大学芸術学部を卒業後、