まずは燻製からはじまったCOC(コールマン・アウトドア・クラブ)サマーミーティングで開催された「たけだバーベキューさんの燻製&缶詰レシピのワークショップ」レポート。
今回は缶詰レシピです。ワークショップで人が集まったら、すぐにでも調理できるよう炭おこしとかの裏方作業も、たけだバーベキューさん自らやっていたのです。
ところで最近、缶詰バーとか流行ってますよね。缶詰にチョイ足しして、より一層美味しく召し上がる料理を提供するお店。そんなレシピをアウトドアで展開するのが、このワークショップ。
缶詰ごと調理してそのまま食べるから、フライパンや鍋も必要とせず、お皿もいらない。だから洗い物もない。アウトドア料理として理想的なレシピなのです。
そこで使用するグリルは、コールマン クールスパイダーステンレスグリルグランデ。
これは天板を全部網にできたり、1/3だけ鉄板にアレンジできたりするスグレモノ。しかもボディがメッシュなので通気性がよく、燃焼効率がとてもいい最強グリルなのです。
では缶詰レシピへと進みます。まず1品めは「コーン缶」。スポンサーの関係でラベルがない缶詰を使っているのではなく、紙ラベルの缶詰の場合は、ラベルを剥がしてから調理に入ります。
缶を開封したら中に入っている液体を水切りして、コーンだけの状態にします。このとき開封した蓋を押し込むようにして使うと、コーンも漏れず、しっかり水切りできます。
味付けは大胆にも、アウトドア料理でおなじみの「クレイジーソルト」だけ。「クレイジーソルト」を振りかける量は、もちろん「こんなもんかな」という適当です。
さらにバター加えれば味付け完了、缶ごとダイレクトにグリルの上に。これで、なぜ紙ラベルをはがすのか、わかりましたね。そうです、グリルの上にダイレクトに置いたことによって紙ラベルに引火しないようにするためです。
次に作ったのが「マッシュルームのアヒージョ」です。コーン缶同様、マッシュルーム缶も中の水分をすべて捨ててしまいます。
よく水切りできたら缶にオリーブオイルを注ぎ、鷹の爪を1缶につき1本入れます。アヒージョとはニンニク風味のスペイン料理のこと。
ニンニクと相性のいい、オリーブオイル×鷹の爪を加えたら、まずい訳がありません。
マッシュルーム缶もグリルの上に乗せたら、粗挽き岩塩を少々投入。
さらにすりおろしニンニクをたっぷり入れます。
さらにもう一品は、「焼き鳥チーズ」です。そのまま食べても美味しい焼き鳥缶。
不思議なことに焼き鳥の缶詰は、冷えたまま食べるのと、熱してたべるのでは味が違い、冷熱どちらも甲乙つけがたい美味しさがあるのです。ここではチーズをとろけさすために、暖かいレシピをチョイス。
焼き鳥缶は紙ラベルではなく、缶に直接プリントされてましたので、そのままグリルへ。焼き鳥缶の場合は中の水分を捨てることなく、チーズをてんこ盛りにします。
このとき登場するのが、たけだバーベキューさんがDIYしたBBQ道具です。
ここから待つこと数分間、最後にひと味加え、さらに無駄なく食べきる食材も登場するのですが、それはまた次回!
※日本で唯一の”BBQ芸人”たけだバーベキューさんのアウトドアレシピの記事はこちら
チップは?食材は?簡単燻製レシピのコツ/たけだバーベキューさんのアウトドアレシピvol.1
缶ごと焼くだけ!ちょい足し缶詰レシピ/たけだバーベキューのアウトドアレシピvol.2
缶詰レシピをいざ実食!トーストでさらに美味しく!/たけだバーベキューのアウトドアレシピvol.3
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photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。
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