アウトドアでやりたくなる料理ナンバーワン”燻製”
キャンプなどアウトドアでごはんを作るとき、最近は燻製にチャレンジする人が増えています。かくいう僕もそのひとり。
ウッドのスモーキーな香りは、ビールに最高に合う! これ以上の贅沢はあるのかと思うくらい至高の瞬間です。
とまぁ、キャンプでよく燻製作りをするのですが、もっと気軽に家でも作れたらいいなぁーと思っていたところ、こんなアイテムと出会いました。
APELUCAのテーブルトップスモーカー。APELUCAは、2016年デビューのブランドでアウトドア業界から大きな注目を集めている新ブランドです。
キャンプでの燻製作り、楽しんですけど、なにかとそろえる機材が大きくて、ちょっぴり面倒くささを感じていました。このアイテムはとってもコンパクト。必要最低限の機能をもたせてあって、余計なものがない、それが気に入っています。
ちなみにセット内容は、燻製器と燻製に使うチップとウッド。すぐに燻製作りにかかれます。専用の収納袋もついていて、持ち運びにも便利。
上の写真は、燻製器を構成する4つのパーツです。右上から時計回りに、パン、フタ、メッシュトレイ、チップトレイ。
次ページ:燻製作りスタート!
さっそく燻製作りスタート!
今回は、燻製の王道とも言えるスモークチーズと、スモークフレーバー増し増しのベーコンにチャレンジです。
ステップ1 パンに点火したスモークウッドをセッティング
今回は、ウッドを使ってつくります。
チップと違い、ウッド自体に火をつけるだけで、ガスコンロなどの熱源を使わなくて済むので、とっても手軽。
パンにアルミホイルを敷いて、その上に火をつけたチップを置きます。ちなみに、ベランダにレンガを置いて、その上に燻製器をセッティング。
ステップ2 メッシュトレイに食材を乗せる
次はメッシュトレイをセットし、ベーコンとチーズなど好みの食材を乗せるだけ。
ベーコンは表面についた水分をキッチンペーパーなどでふき取ってから乗せてくださいね。
それとチーズは熱で溶けてしまうことがあるので、スモークウッドの火の真上に来ないように置くときに気をつけてください。
これで、今回の燻製作りはほぼ終わり。うーん、手軽すぎる! 面倒くさがりなキャンパーにとっては最高です!
次ページ:あとは完成まで待つだけ!
ステップ3 フタをして待つだけ
あとは、フタをして、30分程度待つだけ。時折、食材を裏返したりすると、まんべんなく燻製の香りがつきますよ。
フタの穴からふわりと出て行く煙を見ている時間は、ゆったりとしていて、なんだか贅沢です。完成を待ちきれずにビールをプシュ! 飲みながら待ちましょう(笑) 燻製の香りだけでビールが進みます。
パン側面の空気穴から空気を取り込み、フタの調節穴から煙が抜けていきます。うまく空気が取り込めなとウッドの火が消えてしまうこともあります。最初のうちは継続して煙が出てくるか、様子を見てあげるといいと思います。フタのつまみを回すと、調節穴の開き具合を調整できるので、火のつきがよくないときは、大きめに開くようにしてください。
ステップ4 スモークチーズ&燻製フレーバー増し増しベーコンの完成!
ジューシーな肉汁、口に入れた瞬間に鼻に抜ける燻製の香り。ビールに合わないわけがありません! そうしょっちゅうキャンプには行けないですが、テーブルトップスモーカーがあれば自宅にいながらキャンプ気分を味わえます。キャンプ好き、お酒好きには最高の相棒といえますね。
ちなみに、このAPELUCAのコンセプトは、”between indoor and outdoor”。インドアとアウトドアの間にある新しい時間を提案したいという思いを持っていて、アウトドアを日頃から楽しみたいキャンパーにはぴったりです。燻製レシピはメーカーHPにたくさん載っているので参考にしてみてください。
今年の夏は燻製ざんまいですね!
アペルカ テーブルトップスモーカー詳細
サイズ 全長23×幅18×高さ22cm
素材 本体:鋼板(シリコン樹脂塗装) 蓋、内蓋、網:ステンレス銅 つまみ:ウォールナット(天然オイル塗り)
重量 830g
日本製
付属品:収納布袋、レシピ冊子、スモークチップ50g、スモークウッド100g
【燻製に関する記事はこちら】
キャンプ飯レシピ/本格的燻製ベーコン作りに挑戦!(前編)
キャンプ飯レシピ/本格的燻製ベーコン作りに挑戦!(後編)
チップは?食材は?簡単燻製レシピのコツ/たけだバーベキューさんのアウトドアレシピvol.1
キャンプ飯レシピ/燻製の香りを閉じ込めた エンパナーダ
text:george
【PROFILE/george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。
cazual SNS始めました! ぜひフォローお願いします!
Facebook>> https://www.facebook.com/
Twitter>> @cazual_tv
Instagram>> @cazual.tv