コレ、混ぜただけってマジですか!?
「キャンプの楽しみは“食”にアリ！」と思ってる人って、少なくないんじゃないでしょうか。
のんびりと過ごすキャンプのリラックスタイム。
普段、生活の雑事に追われてなかなか手の込んだ料理が作れない。
だからこそアウトドアでは長い時間をかけて料理を作る楽しみがあるってのもわかります。
もちろん、手の込んだ料理はそれなりにウマイはず？？？
時間をかけた＝ウマイ・・・とは限らない現実はありますが、たとえ失敗したとしても記憶に残るいい思い出となることでしょう。
時間をかけた＝ウマイとは限らない一方で、秒で作れる＝マズイとは限らないって現実もあります。
それを証明してくれるのが、【カルディ】食材なのです！
温か白ゴハンに混ぜるだけでパエリアができちゃうって驚きの食材が【カルディ】にあるんです。
混ぜるだけだから、ゴハンさえ炊けていれば、まさに秒で完成するんですよ！
詳細をチェック！
早速、箱パッケージを開封。
指を差し込みやすいように円形にミシン目が刻まれてます。 
まずはレトルトパックが登場。
中を覗き込みましたが、箱の中にはレトルトパックが１つだけでした！
これだけで本当においしいパエリアが作れるのかちょっと不安になりますよね。
しかも２〜３人前のパエリアとは到底思えません。
まあ、それもそのはず。
このレトルトパックにはお米がはいっていないのです。
つまり２〜３人前のパエリアを作るには、２合のお米を別口に用意しなくちゃいけないようです。
逆に言えば、湯煎して温めるだけのパックご飯でも、お湯を通して蒸らすだけのアルファ米でも２合あればOKってことなのです。
実践調理開始！
ってことで、ここではわざわざ手間のかかる炊飯からスタートしてみます。
といっても、炊飯って簡単ですよね。
用意したのは無洗米を２合。
それをクッカーに移します。
パッケージの注意書きにありましたが、ご飯を通常より硬めに炊くのが、この【カルディ】食材でおいしいパエリアを作るポイントなのだとか。
なので無洗米２合に対して水360ccを用意。
つまり１：１の割合でゴハンを炊いてみたいと思います。
チャムス ブービーシェラカップＬ で計量した水をクッカーに注ぎ入れます。
キャンプでの炊飯方法って、人それぞれですよね。
「はじめチョロチョロ、中パッパ」なんて言い方もされますが、ワタクシはそんなセオリーをガン無視。
ストーブとボンベが別体式のバーナー、SOTO レギュレーターストーブフュージョン ST-330 を着火すると、まずは最大火力で一気に沸騰させます。
しかもフタをしないんです。
沸騰したら ライトマイファイヤー スポーク チタニウムのスプーンでクッカーの底に張り付いたお米をひとさらい。
固まったお米を軽くほぐして整えます。
そんでワタクシの場合、アマゾンで購入した18cmの木ブタをかぶせます。
この分厚く重い木ブタが圧力となって、おいしいゴハンが炊けるんですよ。
クッカーを木ブタで閉じたら、バーナーは超弱火に調整。
そしてタイマーを10分にセットしてスタート。
手間をかけて、さらにおいしく！
温かな白ゴハンがあれば、本来は混ぜるだけでパエリアが完成する【カルディ】食材。
でもほんのちょっと手間をかけるだけで、より本格的なスペイン料理に早変わりするんです。
手間といっても、それほど手間じゃありません。
ゴハンが炊けるまでのあいだに、トッピングを用意するだけの話。
パセリを刻んで、レモンとパプリカをスライスしておきます。
こんなことしてるあいだに、10分は経過しちゃいますか？
そしたらバーナーからクッカーをおろし、蒸らしタイムへ。
空いたクッカーでトッピングのエビなんかを焼いちゃいましょうか。
ここからが本番！
ワタクシの場合、蒸らしタイムは10分間です。
実は蒸らさないほうが、おいしいゴハンになるという説もあるようですが。。。
蒸らさないとクッカーにこびりついたゴハンの後処理が大変！
だからきっちり10分間蒸らしてからゴハンをほぐしてます。
ゴハンがほぐれたら、【カルディ】食材を投入！
湯煎して温めるだけのパックご飯やお湯を通して蒸らすだけのアルファ米で作る方は、ここまでの項目はスルーってことですね。
【カルディ】食材を２合の白ゴハンに混ぜるだけ。
これで完成です！
せっかくだから盛り付け！
マジで秒で完成するんですが、せっかくなので気分を盛り上げるためにパエリア鍋に盛り付けちゃいますね。
ソロキャンプで食べるなら、まったく無駄な作業ですかね？？？
でもソロだからって、気分は盛り上げたいもんですよね。
ファミキャンやグループキャンプなら、なおさら「映え」は必須項目！
エビをバランスよくトッピング。
さらにパプリカも散らします。
そしてレモンスライスをトッピング。
まあ、トッピング食材なんて、お好み次第でなんでもいいんですよ。
最後に刻みパセリをパラパラとトッピング。
パセリは食材ではなく飾りと思っている方も少なからずいるようで、だからこそ「必要ない」と思われても不思議はありません。
でも緑色が入るか入らないかでは、見た目が全然違ってきます。
しかもパセリの爽やかな苦味はいいアクセントにもなるんです。
はい、これで完成！
簡単に作れて見栄えもある【カルディ】食材の混ぜるだけパエリア。
アウトドアだけでなく、家庭でも試したくなる見た目にもゴージャスなレシピです！
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photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE／アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。それでも「アマチュア界の王様」と名乗る。
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