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アークテリクス『マンティス 26』をレビュー!重さや機能性を徹底解説

長年探した理想のデイパックアークテリクス『マンティス 26』

ついに発見しました、ずっと探しもとめていた理想のデイパックを。

ファッション業界に所属した11年前からアウトドア業界にいる今まで、数えきれないほどのバッグを見てきた。その都度「毎日使っても疲れず、安心できるものはないか」と考えてきたが、試すたびに違うと感じてきた。

そうこうするうちに、つい先日に納得のいくバックパックを発見! 実際に購入して、3ヶ月試した結果や魅力を紹介する。

探し求めていたデイパックの3条件

まず始めに、筆者が探し求めていたデイパックの条件を3つ紹介する。

①1kgを下回る軽さ
②なで肩でも安定して背負える
③腰痛持ちでも安心して使える

軽さは必須。筆者はフリーランスのライターで、いつでもどこでも仕事ができるようにパソコンのほか、充電機器やカメラ、雨対策の折りたたみ傘などを常備しているため、どうしても荷物がかさばって重くなる。そうなるとバッグ本体の重量が軽くないと長時間の使用が厳しくなるのだ。

また、筆者はなで肩持ちで、バックパックのほとんどはずれ落ちやすい。落ちないように肩を上げようとするものだから、常に肩こり状態が続いてしまう。そのため、なで肩でもずれ落ちずに安定して背負えるものは非常にありがたい。

さらに、今年に入って腰を痛めてしまった。そんななかでふだんどおりに重いバッグを背負い続けていたところ、背中にバッグが当たり腰に負担をかけていることがわかった。これをどうにか解消できないか……と考えるようになったのだ。

以上のことから、これらを解消してくれるバッグが欲しくなった。

軽い、背負いやすい、安定感がある『マンティス 26』

アークテリクス「マンティス 26」¥18,700

そこでやっと見つけたのが、アークテリクスが販売する「マンティス 26」。日帰りハイキングやデイリーユースに使えるように設計された汎用性の高いデイパックで、重量は865gと1kgを下回っている。現在発売されているこちらは2世代目で、前作とは若干の仕様変更がある。詳しい変更点は割愛し、この2世代目のバッグを見ていこう。

フロントは上部に大きくブランドロゴの刺繍があり、それ以外は部品も含めすべて同色に統一。潔いほどシンプルで、ビジネスから普段着まで服装を選ばないデザインである。

興味深いのが、フロントポケットの底が出っ張っており、そこからバッグの底にかけてなだらかな形状になっていること。詳しくは後述するが、これがとても大きい役割を担っている。

背面は上下左右でパネルがわかれており、それぞれにクッションが内蔵されている。ショルダーベルトは特殊なデザインになっており、上部から中央にかけて内側へ、中央から下にかけて外側へカーブを描いている。中間部が真ん中に寄った形状になっていることで、腕を左右に振りやすくなっているのだ。

アークテリクス『マンティス 26』のチェストベルト

アークテリクス『マンティス 26』のヒップベルト

デイパックとしては本格派で、フロントに2箇所ベルトが装備されている。登山でも使えるように想定されており、これによってバッグが動かないように安定して背負える。

両サイドにはメッシュポケットを装備。水筒や折りたたみ傘を収納できるほか、濡れたものを収納しておけば風に当たり乾きやすくなる。結露しやすいペットボトルもここに入れておけば安心だ。

気室は全部で4箇所。フロントの2箇所と上部、そして背中に面したメイン気室である。フロントの2箇所はつながっておらず、それぞれ別々の気室を設けている。ちなみに、右ポケットは収納部が狭く、左ポケットは広くなっている。

気室のファスナーには長いタブが付いており、グローブをつけた状態でもつまみやすくなっている。ハンドルもあるので、狭い場所の移動や手にとって持ち運ぶ際に便利。さらに、背面の上部にはハイドレーションのチューブを通す穴も設けられている。

底面とフロントの素材は若干異なっている。公式ページにその数値は出ていないが、前者は摩擦に強いハイデニールの、後者は柔軟性のあるミドルデニールの素材を使っている。光沢も底面のほうがある。

次に気室を見ていこう。メイン気室はフロントパネルをガバッと開ける構造で、衣類もギアも収納しやすくなっている。このおかげで、取材前や帰宅中に購入したものをドサッと収納しやすく重宝している。

背面側にはフックとリブ付きのスリーブが用意されており、ファスナーの中にはフレームシートとアルミステーを搭載。普段はここをいじる必要はないが、これによって背面部が崩れず、硬いものを収納しても背中への負担を軽減してくれる。

上部のポケットにはペン挿しと小さいポケット、キーフックを装備。底は広く設計されており、Tシャツや帽子などの服飾雑貨も収納できるほど。

アークテリクス『マンティス 26』に普段使うものを収納

では、具体的に各気室にどんなものを入れているのか紹介しよう。まずはメイン気室。ここにはパソコンやパソコンスタンド、タブレット機器、折りたたみ傘、充電機器をまとめたポーチを収納。余った空間にはジャケットや買ったものを入れている。

上部のポケットには日用品やイヤホンを収納。縦長のものはポケットにまとめている。まだまだ余裕があるので、こちらにも買ったものを収納。それ以外にも、出張時には風呂セットを入れることもある。

右ポケットは収納部が狭いため、マスクケースや領収書入れ、ポケットティッシュ、衛生用品類、エコバッグを入れている。

そして、収納部が広い左ポケットには財布やカメラ、名刺ケース、メモ帳を入れている。これを入れてもまだ余裕があるため、他の収納部に入り切らなかった購入品を入れている。

以上のように、仕事で使う機材だけではなく、出張時に便利な小物や買い物をしてもまだまだ入る余裕ぶりなど、優れた収納力がある。

アークテリクス『マンティス 26』を実際に背負ってみた

収納面を紹介したところで、次に背負った感想を紹介する。高さは筆者の背中にピッタリで、背面の内部にフレームシートとアルミソテーを入れているがそれを感じさせないほど背中にピッタリついている。

幅は身体より内側に位置し、こう見るとコンパクトに見える。また、たくさん荷物を入れなくても肩にフィットし、なで肩である筆者でも安定して背負えた。

ただ、収納量が少ないと薄っぺらいように見えてしまい、あまりカッコよくない印象に。マンティス 26を使いこなすなら、ある程度は中に荷物を入れたほうがいいかもしれない。

今まで使ってみたバッグと『マンティス 26』を比較

最後に、マンティス 26(右)と今まで使っていたミステリーランチ「ジャバ」(左)を比較してみた。大きいポイントは2つ。1つ目は頂点の位置である。比べてみると、ジャバよりマンティス 26のほうが高い。

その秘密は、ショルダーストラップが少し低めに設計されているため。通常のバッグは本体の頂点に縫い付けられているが、マンティス 26は頂点から少し離れた場所に縫い付けている。これによってバッグの重心が高めになり、身体がラクな姿勢を維持して疲れにくくなる。

一方でバッグの重心が低いと、身体が後ろへ反りやすくなり、それをカバーしようと身体を前傾姿勢に。カバーしようとすると肩や腰に負担がかかり、肩こりや腰痛、さらには筋肉疲労につながってしまうのだ。また、重心が高いほうがバッグが腰にあたりにくくなり、腰痛持ちでも痛みを感じにくい。

2つ目のポイントはバッグの傾き。マンティス 26は真っ直ぐだが、ジャバは上部がやや後ろへ傾いている。これも前述した重心の話と被るが、重心が身体の中心から離れると反り返ってしまい、阻止するために前傾になり疲れやすくなる。

以上のことから、マンティス 26は身体の無駄な負担を軽減し、ラクに背負えるようになっているのだ。

アークテリクス『マンティス 26』の気になったところ3点

デザイン、機能ともに申し分のないマンティス 26。と言いたいところだが、気になるところが3つある。1つ目はトップのハンドルで、1枚の細い生地のため、荷物がちょっと重くなると破れてしまわないか心配になる。

2つ目は、服のフードが首の後ろに当たってしまうこと。ショルダーストラップが頂点からやや下に縫いつけられており、本体が上にせり上がっていることがかえって仇となり、フードがバッグにのっかってしまうのだ。気になりそうな人は、マンティス 26を使う際はフードのないものを着たほうがいいかもしれない。

3つ目は、バッグを前へ抱えた際にあごに当たりやすいこと。通勤時にバッグを前へ抱えることが多い筆者にとって、これは難点である。最近は顔を下に向けないように対策しているが、この点も考慮して検討したほうがいいだろう。

アークテリクス『マンティス 26』は、デザインと機能に優れた秀逸なデイパック

気になったことも挙げさせてもらったが、結論としてマンティス26は使い勝手がよく、疲れにくい点でも非常に優秀なデイパックであると感じた。ブラックは人気商品につき、在庫がなくなることがあるため、購入する際はチャンスをお見逃しなく!

アークテリクス「マンティス 26」商品概要

価格:18,700円
重量:865g
容量:26L
カラー:ブラック、フィグメント、パイロット
楽天市場で商品詳細を見る

【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
『ロウホウ』代表。雑誌やWEBメディアの編集、ライティングを行うほか、企業やブランドのコンテンツディレクションも請け負う。得意ジャンルはキャンプ、ファッション、ガジェットで、気になったものがあれば懐具合を見ずに購入してすぐにレビューする。

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