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【MUSEN】コンパクトでも音は大迫力!驚きのBluetoothスピーカー体験レビュー

まるで軍用機材のようなワイルドな見た目のスピーカー

スピーカーでひと目惚れしたのは初めてかもしれない。アメリカのスピーカーメーカー・MUSEN(ミューゼン)が2021年に発売した「Wild Mini(ワイルドミニ)」は、その外見だけでなく音質も十分であることから、日本でも購入者が増えているという。実際に購入してみたのでレビューしてみた。

注目スピーカー!ミューゼン「ワイルドミニ」の特徴5点

ワイルドミニは、幅35.7×奥行き60.8×高さ77.9mmと手のひらサイズまで極限にコンパクトにしたBluetoothスピーカー。値段はオープン価格だが、筆者はビックカメラにて10,950円で購入した。カラーはこちらのデザートイエローのほか、メタルグレーとジャングルグリーンが販売されている。このスピーカーの優れている点を細かく紹介する。

①ポケットにも入る圧倒的なコンパクトさ

一番の魅力はやはり大きさ。このサイズがどのくらい小さいかというと、筆者が持っている一般的な横置きのBluetoothスピーカーと隣に置いてみると一目瞭然。幅が1/3サイズくらい小さく、場所を取らないのだ。

ボディは高密度の亜鉛合金を使用してダイカスト製法(溶融金属を金型に圧入して鋳造する手法)で作られおり、優れた強度を備えるためそう簡単には壊れないようになっている。手のひらサイズなので、キャンプやピクニックに持っていく際もポケットやサコッシュなどに入れていけるのは嬉しい。

②簡単な操作性

主に使う部品は3つ。1つは中央のレバーで、下げればON・OFFの操作ができ、上げればライトが点灯。ライトについては後述するとして、レバーを押せばペアリングが始まる。スマホとのペアリングはスムーズにできるので、初心者でも安心して行えるだろう。

左のダイヤルでボリュームを調整でき、360度回転することができるので回し過ぎて壊れる心配はない。また高さも十分にあるのでグローブを着けながらでも操作できるのは嬉しい。

さらに、右のボタンはライトを調整することができる。

トップ部にあるライトはハイ、ロー、SOS(点滅)の3種類があり、万が一の照明としてはある程度辺りを照らせる。いずれのボタン、レバーも片手で操作できるため、他の作業をしながらでも使えるのがポイントだ。

③中〜高音をマークした十分な周波数

ワイルドミニの周波数帯域は80Hz〜18kHz。一般の人が聞き取れるのは20Hz〜20kHzとされているため、低音より中〜高音を重点においた設定である。

実際にジャズを流してみると、ベースの音は少し聞こえたがピアノとドラムの音ははっきり聴こえた印象。ボーカルの声はキレイに響き渡り、ポップスやロックなどボーカルメインのジャンルに優れていると感じた。

④中間ボリュームで約10時間も保つバッテリー

ワイルドミニは800mAhのバッテリーが搭載され、100%ボリュームで使用すると約6時間、50%ボリュームで約10時間、30%ボリュームで約12時間持続し、日中に使う分には問題なさそうだ。充電ソケットはmicro-USBで、約2時間で満充電になる。小さいワイルドミニなら隣にモバイルバッテリーを置いて充電もできるため、場所を取らないところも魅力だろう。

⑤粋な付属の収納ケース

そして注目したいところが付属のケース。ミリタリーテイストの武骨なデザインで、内側にもクッションが入っているので持ち運びも安全だ。

コンテナなどから取り出したら「なにこれ! カッコいい!」と注目の的になること間違いなしだ。

防水性、高音質……そのほかの機能もチェック

ワイルドミニはIPX5相当の防水性能を備え、噴流に対して保護できるとされる。これは生活防水と呼ばれる水滴が当たるレベルより、水圧のある水にあたっても壊れないことを意味し、キャンプでの急な雨にも耐えられるレベルだ。

また、大口径スピーカーには希土類マグネットを使用し、最適な音の伝達を可能にします。ある程度大きい音量でもブレにくく、鮮明さを失うことがありません。

以上のように、サイズ、耐久性、防水性などキャンプにピッタリな性能のみならず、ちょうどいい周波数帯域をマークしたワイルドミニは、本格的な音楽を流したい人にもおすすめできるアイテムなのだ。

気になるのは1ボリュームの幅が広いこと

性能、デザインともに優秀であると感じたワイルドミニ。ただ個人的に気になったのは、ボリュームの幅。一番小さい音から1段音量を上げると、思った以上に大きい音が出た。この音量の幅がなかなか大きく、一番小さいボリュームだと低音が聴こえにくく、1段上げると6畳の部屋で聴くには十分すぎる音量になる。

音量を上げるサイズは事前にチェックしてから行うようにしよう。また、家電量販店で販売しているところも増えてきたので、お店で直接聞いてから判断するのもいいだろう。

ワイルドミニは屋外で使うのに最適なスピーカー

設営や組み立て、場の雰囲気を盛り上げるときに、BGMがあれば便利だと思う人も多いはず。各社から様々なコンパクトスピーカーが販売されているのが、ミューゼンのワイルドミニならサイズ、性能、そして見た目ともに優れキャンプにピッタリなアイテム。

もちろんキャンプ場によっては音出しNGの場所があるため、事前にチェックしておく必要はあるが、屋外で使えるスピーカーをお探しの人は参考にしてみてはいかがだろうか。

商品概要 ミューゼン「ワイルドミニ」


価格:オープン価格(Amazon販売価格 10,950円)
サイズ:幅35.7×奥行き60.8×高さ77.9mm
重量:248g
周波数帯域:80Hz-18kHz
バッテリー:800mAh
充電時間:約2時間

楽天市場で商品詳細を見る

【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。

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