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雨の日キャンプの必需品とは?快適に楽しむための持ち物や注意点まとめ

雨の日だってキャンプは楽しめる

前々から計画していたキャンプの予定日が雨予報でがっかりしてしまったり、出発前に雨が降ってきて行くのをためらったりした経験はありませんか?

晴天の下で楽しむキャンプは格別ですが、雨の日ならではのキャンプの楽しみ方もあるのです。

今回は、雨キャンプの必需品から楽しく過ごすためのコツ、そして忘れてはいけない注意点についてまとめてみました。

まずは天気予報を確認

出かけるときは小雨程度だから行ける!と思っても、夕方から大雨の予報だったり雷や風がひどくなったりすることもあるため、天気予報を必ず確認してからキャンプに向かいましょう。

大雨や雷雨などの警報が出ている、もしくは台風などが迫っている場合は無理に決行せず、別日に見送ることも必要です。

また、雨の日は地面が滑りやすくなるため、トレッキングやハイキングなどのアクティビティには向いていません。

特に急な斜面や崖の近くでは転倒や滑落の危険性が高まるので、避けた方がいいでしょう。

雨の日キャンプの必需品1.雨具と防水の

雨でもキャンプを十分に楽しむためには、ふだんのキャンプ以上に準備が重要です。

まず必須なのが、レインコートやレインウェアなどの雨具と、防水ブーツや長靴。

傘を差しながらタープやテントの設営をするのは難しいうえに危険なため、傘がなくても雨に耐えられるような格好をすることがポイントになってきます。

ゴアテックスなどの防水性の高いジャケットとパンツと、上下のウェアがあるとベストですが、長めの丈でフードがついているようなポンチョやレインコートなどでも対応可能です。

また、靴は必ず長靴や防水のブーツなどを選びましょう。濡れた地面の上をずっと歩いていると、スニーカーだとどんどん中まで水がしみてきてしまい、靴下までぐちゃぐちゃになってしまいます。

足元が濡れていると不快ですし、体温が奪われやすいので、注意が必要です。

濡れても大丈夫な格好をしていると、動きもとても身軽になります。

さらに、雨の日のキャンプは気温が下がりやすいため、パーカーや靴下などの防寒具も持参しておきましょう。濡れた身体やグッズを拭くためのタオルは多めに持って行くと安心です。

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雨の日キャンプの必需品2.タープ

雨の日キャンプに欠かせない必須ギアといえばタープです。

雨の日でもバーベキューなどのキャンプならではの食事を楽しみたい場合には、テント以外で雨が避けられるリビングスペースを作る必要があるため、タープは欠かせません。

ただし、難燃性素材で焚き火に対応しているタープでなければ飛び散った炭や火の粉で穴が開いたり、燃えてしまったりするので危険です。

既にタープを持っていて、そのタープが難燃性の素材ではない場合は、バーベキューグリルをガス式のものにすることで対応可能です。

雨の日は炭がしけってしまい火をおこしにくい場合もあるので、雨の日であれば準備や片づけもラクなガス式のバーベキューグリルのほうが扱いやすいでしょう。

【関連記事】
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雨の日キャンプの必需品3.大きめのビニール袋

雨の日キャンプで撤収をするときに役立つのが大きめのビニール袋。

雨に濡れたキャンプギアをそのまま車に積んでしまうと車が汚れてしまいますが、45リットル程度のごみ袋があると、荷物を載せる前に車に敷いたり濡れたキャンプギアを包んだりとオールマイティーに活用することができます。

最近は、コールマンなどからもギア収納向けに超大型の防水スタッフバッグが出ていたりもするので、繰り返し使用したい場合はこちらもおすすめです。

子供と一緒の雨の日キャンプで自然観察をしてみよう

外でご飯やおやつを食べることはもちろん、屋外でのびのびと遊ぶことを子供は楽しみにしているはず。

雨だと外では遊べないかな……と思ってしまうかもしれませんが、雨だからこそふだんは目を向けない自然を観察してみてはいかがでしょうか。

雨キャンプは、晴れている日とはまったく違う様子の自然をゆっくりと観察するチャンスでもあります。

まず、雨の日ならではの生き物を探したり、様子を観察したりしてみましょう。

ふだんは土の上を歩いているような昆虫がはっぱの下で雨宿りをしている様子であったり、むしろ雨の日のほうが生き生きとしているカエルなどの生物などもいて、発見の連続です。

雨音も、テントの中で聞く音、森の中で木や葉っぱにあたる音など、シチュエーションによって違う音に聞こえます。水たまりの波紋などもじっくり見てみると、意外と興味深いかもしれません。

雨の日キャンプには温まる煮込み料理がおすすめ

雨の日のキャンプは、晴れの日のキャンプよりも時間がゆったりと流れるように感じます。

そのため料理も、いつもは時間に余裕がなくてあまり挑戦できないような煮込み系のキャンプ飯にチャレンジするのもおすすめです。

タープの下でコトコトとじっくり煮ながら、のんびり仲間や家族と話をして、できあがるのも待つのもまた一興。

レシピのオススメはビーフシチュー。じっくりと煮込むことでおいしさが増す料理ですし、雨の中で食べる温かい料理というのは体にしみいります。

肉が柔らかくなるまでに時間がかかるスペアリブや角煮なども良いでしょう。

雨の日は撤収や準備をできるだけ短い時間で済ませたいので、荷物も少ないに越したことはありません。できるだけ自宅で食材の下ごしらえを終わらせておいて、キャンプ場は鍋に入れるだけ、というようにしておくと、まな板などの持参の必要が無くなりますよ。

雨の日キャンプ、テントの中ではどう過ごす?

晴れている日は寝る前ぐらいしかテントには入らない、という方も多いのではないでしょうか。雨の日は、テントでゆっくりと過ごすというのも、いつものキャンプと少し雰囲気が変わってなかなか楽しいものです。

最近は超小型のプロジェクターもあるので、みんなでお菓子でもつまみながらテントをスクリーンがわりにして映画や写真を見るのも、太陽が隠れている雨の日ならではの楽しみ方。

ほかにも、なかなかやることが少なくなったアナログのゲームもオススメ。ボードゲームやトランプで遊ぶというのも意外と盛り上がります。

ソロキャンプの場合であれば、読書が好きな人は、少し多めに本を持ち込んで読書ざんまいというのも悪くありません。

どれも家の中でもできることではありますが、家だと他にやることがあるので、意外にじっくりと時間を取らなければいけないような遊びはやらないものです。キャンプというちょっとした非日常の中だといつもよりも盛り上がりやすくなったりもします。


小雨程度であれば、準備などに少し気をつけるだけで十分にキャンプを楽しめます。

もちろん、天気の急変などには細心の注意を払わなければいけませんが、雨だからといってすぐには諦めずに、雨の日ならではの発見や楽しみがたくさんある”雨キャンプ”を楽しんでみてくださいね。

 


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