初心者でも挑戦しやすいグランピング
コロナ禍で新しい生活様式が広まったと同時に、人気に火がついたアウトドア。
キャンプやハイキングなどさまざまな選択肢があるなかで、初心者でも挑戦しやすいアウトドアとして注目されているのがグランピングです。
グランピングとは、英語で“魅力的な”といった意味の「グラマラス」と「キャンピング」を組み合わせた造語のこと。
キャンプ道具を購入して持ち運ぶ必要がなく、現地に行って旅行感覚でアウトドアを楽しむことができるということもあって、キャンプ初心者を中心にブームを巻き起こしています。
グランピングに関するアンケート
この度、キャンプを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットが、全国の10代~60代までの男女375人を対象にグランピングに関するアンケートを実施しました。
調査概要
対象者:19歳~66歳のグランピングに行ったことがある・行ってみたいと思う男女
サンプル数:375人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2022年8月19日(金)~2022年8月24日(水)
<あなたは誰とグランピングに行きたいですか?>
質問に対しての回答選択肢は以下(※複数回答可)
1.家族
2.友人・同僚(男性のみ)
3.友人・同僚(女性のみ)
4.友人・同僚(男女)
5.恋人
6.一人がいい
7.その他
10代~60代の男女を対象とした「あなたは誰とグランピングに行きたいですか?」というアンケートで最も多かった回答は「家族と行きたい」で全体の半数以上の59.2%という結果に。
グランピング施設は比較的大きな空間を有するということもあって、大勢で楽しめる印象があるため、家族で楽しみたいという人が多いようですね。
次に多かった回答が「友人・同僚(男女)と行きたい」で20.53%、「同性の友人・同僚と行きたい」「恋人と行きたい」と続きました。
一方で、「一人がいい」と回答した方が13.87%いることが判明。
また、「その他」として「犬と行きたい」という愛犬家からの回答も得られています。
「グランピングに恋人と行きたい」と思うのは女性より男性?
男女別で見てみると、「家族で行きたい」と思う割合は男性では54.76%、女性では64.85%と、どちらも半数を超える結果に。
1番回答が多い項目から少ない項目までの推移は男女で同じ結果になりましたが、「恋人と行きたい」と思う方は男性が20.95%と、女性よりも男性の方が多い傾向にあるようです。
記念日など特別な時間を、恋人と過ごしたいと思う男性が多い傾向にあるのかもしれませんね。
一方、女性は「家族」に次いで「同性の友人・同僚と行きたい」が多いことから、気心の知れたメンバーと自然の中でリフレッシュしたいと思う方が多いのではないかと推測することができます。
対象的なデータとして、「一人で行きたい」と思う人もおり、こちらは女性よりも男性が圧倒的に多く、18.57%という結果に。
「非日常」や「豪華さ」という共通認識がある一方、グランピングに行く目的や求めるものが男女で異なることがアンケートから読み取れました。
既婚者は「家族と」未婚者は「恋人と」行きたいという回答が最も多い
【既婚】
【未婚】
既婚者では「家族と行きたい」という回答が圧倒的に多く、80.98%という結果に。
未婚者は僅差で「恋人と行きたい」という回答が一番多いという結果になり37.06%、次いで「家族と行きたい」人が32.94%という結果となりました。
グランピングは、友人知人と楽しむものというより、身近な人たちと行きたいと思っている人が多いのかもしれません。
グランピングに「一人で行きたい」人が全体の13.87% 特に40代に多い
数人で行くイメージがあるグランピングですが、意外にも「一人がいい」という方が全体の13.87%という結果に。
年代別で見ると、20代~60代でそれぞれ10~15%程度いるということが判明。特に40代では17.14%と高い割合になっていることが分かります。
ソロキャンプブームの影響からか、一人でアウトドアを楽しみたいという人が増えている様子。
自然の中、誰にも邪魔されずに贅沢な時間を過ごす喜びを知った人の意見ならではと言えそうです。
お問い合わせ
株式会社フォーイット
TEL:03-5728-5865
Email:info@takibi.style
担当:小林/潮田
出典元:https://www.takibi-reservation.style/media/fieldreport/tohoku/54884/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。