実は東京都!伊豆大島
東京から約120km南の洋上に浮かぶ伊豆大島は、伊豆諸島最大の島です。
行政区域は東京都大島町となり、伊豆大島までは「東海汽船」が運航するフェリーを利用するのが一般的で、都心から最短1時間45分でアクセス可能な「ジェット船」とのんびりと船旅を楽しめる「大型客船さるびあ号」の2種類から好きなフェリーでアクセス可能。
透明度の高い海には美しい魚が多く、ダイバーが虜になる海として人気があります。
2010年には関東初の日本ジオパークに認定され、伊豆大島でしか体験できない大自然の魅力を求めて多くの観光客が訪れます。
今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、定番から穴場まで伊豆大島のおすすめ観光スポットをピックアップしてみました。
透明度の高い海とダイナミックな地形が特徴の海
黒潮の恩恵を受けた海は透明度が高く、黒っぽい砂とのコントラストが印象的。
カラフルな熱帯魚が泳ぐ様子や、火山活動の結晶ともいえるダイナミックな地形、さまざまな海の生き物たちを間近で見ることができ、海の世界をたっぷり満喫できます。
季節によって海の中の様子や見られる生物も変化し、シュノーケリングやダイビングは年中楽しめます。
大物が見れるダイビングポイント「トウシキ」
トウシキは、大島の最南端にあるビーチポイントです。
深く切り立った水路や柱状節理の壁などダイナミックな地形と潮通しの良さが最大の魅力。
ダイバーに寄ってくるハマフエフキとハコフグがかわいいと評判です。
ベストシーズンでは、ハンマーヘッドシャークやウミガメなどにも遭遇できるかもしれません。
溶岩でできたタイドプール(潮だまり)とドロップオフの両方を楽しめるポイントです。
■アクセス
元町港から車で約20分
トウシキキャンプ場
トウシキキャンプ場はトウシキ遊泳場のほど近くにある、無料で利用できる野営キャンプ場。
芝生敷、防風林による仕切りがあり、広大な施設内は開放感があり過ごしやすい環境が整っています。
スタッフは常駐していませんが、トイレや水道はきれいでゴミも捨てられるので安心です。
目の前には壮大な緑の山々が広がっており、文句なしのロケーション。夜には無数の星が輝き、天体観測にもぴったりです。
なお、利用には事前予約が必須なので、公式サイトの「利用ルール」を確認したうえで申し込みましょう。
■アクセス
バス停「海洋国際高校前」から徒歩約5分
岡田港または元町港からキャンプ場までレンタカーで約20分
日本で唯一の砂漠「裏砂漠」
裏砂漠は、大島のシンボルともいえる中央火口丘の「三原山」東側一帯に広がる日本唯一の砂漠。
三原山噴火で噴出した石でできた砂漠で、一面に黒い大地が広がります。
地球のパワーを思いっきり感じることができる、日本屈指のパワースポットです!
GLAYやGReeeeN、乃木坂46などのミュージックビデオのロケ地としても有名。
■アクセス
元町港から車で約40分
全国的にも希少な大地の年輪「地層大切断面」
地層大切断面は、伊豆大島の火山噴火史を物語る地層の大切な断面です。
島の道路沿いをぐるっと囲むように存在する地層大切断面は、高さ約24m、長さ630mの圧倒的スケール!
路面壁の一部分はおおよそ15000〜20000年以前と言われており、貴重なスポットとして多くの人々に愛され、大切に保護・管理されています。
美しい縞模様は、「バームクーヘン」の愛称で親しまれています。ぜひ近くで観察してみてくださいね。
■アクセス
元町港から車で約15分
夕焼けが絶景の露天風呂「浜の湯」
浜の湯は、温泉につかりながら海の彼方に伊豆半島や富士山を望むことができる、眺望抜群の露店風呂。
長根浜公園内にあり、夕刻の日没間際には伊豆半島に沈む夕日が空と海原を茜色に染めあげます。
仕事終わりやダイビング終わりにもおすすめの温泉です。
なお、大露天風呂は混浴なので、水着を忘れずに。
■アクセス
元町港から徒歩で約4分
インスタマガジン「都市脱出計画」では日本のローカルに触れる旅情報を発信中
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