やさしい味わいの豆乳リゾットは子連れキャンプにおすすめ
晩秋、早春。キャンプにもってこいの気持ち良い季節ですね。アウトドアでの食事メニューはたくさんありますが、冷え込む早朝は温かいものが食べたくなるものです。特に、バーベキューでお肉をたっぷり食べた次の日は、おかゆやリゾットなどの温メニューで胃をいたわりたいですね。
子どもが大好きなやさしい味わいの豆乳リゾットは、炊いたごはんで手軽に作れるかんたんレシピ。栄養プラスのチーズと卵を入れて、カルボナーラ風に仕上げました。ダイソーで販売されている、3合炊きメスティンを使って作ります（ラージタイプのメスティンや、大きめのコッヘルなどでも調理できます）。
炊いたごはんでOK！材料を揃えよう
【材料】（2人前）
タマネギ 中1個（100g程度）
ニンニク ひとかけ（小さじ1程度）
炊いたごはん 300g
豆乳 200cc
薄力粉 小さじ2
バター 10g
コンソメ（粒状スティック） 1本
シュレッドチーズ 40g
卵 1個
塩・こしょう 少々
※シュレッドチーズは、粉チーズ大さじ2に変えてもOKです。
※熱源は、弱火調理が可能なものを選択ください（カセットガスコンロ、シングルバーナーなど）。バーベキューコンロで炭火を使う際は、網などを使って遠火にし、火力が弱くなるよう調節してください。
豆乳チーズリゾットの作り方は、とてもかんたん
【事前準備】
1．タマネギ、ニンニクは、みじん切りにしておく。
2．炊いたごはん、小麦粉、バター、シュレッドチーズなど、計量が必要なものは、家で計って持って行くと調理の際に便利。
【作り方】
1．メスティンにバター、ニンニクを入れて弱火にかける。
2．キツネ色に色づくまで炒める。
3．タマネギを入れ、全体をよく混ぜながら炒める。
4．小麦粉を入れて、手早く全体を混ぜる。粉っぽさがなくなるまで炒める。
5．豆乳とコンソメを入れたら中火にし、沸騰するまでかき混ぜる。
6．もう一度弱火にし、軽くフタをして3分煮込む。
7．フタを取り、シュレッドチーズを入れて、全体をかき混ぜる。
8．炊いたごはんを一度に入れ、焦げないように3分ほどかき混ぜながら火を通す。
9．卵を割り入れ、ざっくりとかき混ぜて火を止める。味見をする。
10．塩、黒こしょうで味をととのえて、できあがり。
調理のワンポイントアドバイス
・タマネギと一緒に、エリンギやしめじ、ベーコンなどを入れてもおいしい。
・豆乳が苦手な方は、牛乳に変えてもOK
・水分が少なめのレシピです。基本的に弱火で調理し、焦げ付きそうなときは水を少し足してください。
・仕上げの黒こしょうは入れずに、取り分けてから大人分だけかけるようにしてもOK
・炊いたごはんは、入れる前に水で洗っておくとよりリゾットらしく、美味しくなります。
リゾットに合うおすすめメニュー
リゾットだけでは物足りない、栄養をプラスしたいという方のために、リゾットに合う副菜をご紹介します。豆乳チーズリゾットカルボナーラ風は、豆乳で植物性タンパク質、卵で動物性タンパク質のとれるリゾットですが、もう少し野菜が欲しいところ。
果物を添えるだけでもいいのですが、野菜のとれる副菜も考えてみましょう。
サラダは手軽にとれる野菜メニューの代表格。生野菜を主にしたものが多いですが、根菜を使ったポテトサラダや、軽く火を通したほうれん草のサラダなどもいいですね。子どもの食べやすい野菜やドレッシングを選びましょう。
スープ類も野菜をとりやすいメニューのひとつです。こちらは軽いコンソメスープ。サラダをつけているので具は少なめ。具だくさんのミネストローネにしてみたり、ポトフにしてみたり。前日に余った肉や野菜を煮込んで、塩・こしょうだけで味付けたコンソメスープなども、大変おすすめです。
前日の残りごはんなどを利用して、少ない材料で作れる豆乳リゾットをご紹介しました。
キャンプの朝食や軽食を作るときにメニューで困ったら、ぜひ試してみてくださいね。
【PROFILE／天嶺 葵】
アウトドア系フリーライターで、3児の母。海にも山にも出没するママキャンパー。子どもを中心に楽しめる、ファミリーライクなアウトドアライフを提案します。料理、DIYが得意。”ないもの、欲しいものはお金をかけずに作る！”がモットー。
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