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キャンプ必需品!ミステリーランチの「レンジバッグ」でおしゃれにキャンプ準備をしよう

キャンプではいまソフトコンテナやケースが流行中!

キャンプ用品を用意する際に、テントやファニチャーなどつい大きいものに目が行きがちだが、じつは持ち物の大半が小物。パーソナルライトやカトラリー、クッカーなど、みなさんはどうやって持ち運んでいるだろうか。

以前まではポリプロピレンで作られた頑丈なハードケースに入れて持ち運ぶ人が多かったが、ポケットがあったり折りたたんでコンパクトになったりと、最近はソフトケースが人気を集めている。今回は、キャンプ用品ブランドではなくあえて他ジャンルのブランドのおすすめソフトケースを紹介する。

ミステリーランチのバッグはポケットの大きさと数に注目

今回紹介するミステリーランチ「レンジバッグ」は、2020年に発売したボックス型のバッグ。価格は20,900円で、おもに機材収納用に開発されたハンティングカテゴリーモデルのものだ。

サイズは幅46×奥行き27×高さ34cmで、重量は1.4kg。容量は38.6Lで、これはシアトルスポーツ「フロストパック 40QT」とほぼ同じである。生地は500デニール コーデュラナイロンを使用し、クラシカルなデザインも惹かれるポイントだ。

このバッグの魅力は、前後に装備されたポケット。片側には横に伸びた長方形のポケット、もう片側には正方形のポケットが2つ付いており、4cmくらいのマチがあるためある程度のものが収納できる。

ハードケースはポケットがないぶん、なかにドカッとものを収納できる潔さが特徴だが、仕分けしておかないとどこに何を収納したかがわからなくなってしまう。暗い場所ではこれが非常に困る。

それに対して、このバッグは長方形と正方形の異なった形のポケットが付いており、収納した場所がわかりやすい。小物を収納するのに最適なのだ。

持ち上げたり引っ張ったりしやすい機能的なハンドル

また、ファスナーはケースからはみ出るほど長めに設計されている。これはミステリーランチの大型バッグパックにも採用されているスピードジップというブランドを代表する機能のひとつでもある。それを応用したのがこちらだ。

両端のバックルをくっつければハンドルにもなる。これもよく考えられた構造で、いま人気のロールトップタイプだと一度バックルで留めてしまうと中のものを取り出しにくくなってしまうが、このタイプならバックルを外してファスナーを引けばすぐに荷物を取り出せる。つまり、ロールトップタイプとファスナーのいいとこ取りをしたデザインということだ。

さらに、両サイドにはハンドルが付いており、車や家で縦に収納したとしても、これのおかげで引き出しやすくなっており、万が一トップ部のバックルが壊れたとしてもこのハンドルで持ち運べるようになっている。

仕切り板は自由に位置調整可能

メインコンパートメントの中を見てみよう。中央に取り外し可能な仕切り板が付いている。これを固定するのは奥と手前のパネルの面ファスナーがあるためで、板を好きな場所につけられるのが特徴だ。

その面ファスナーはポケットになっており、上から収納することが可能。薄いものを収納することができる。また、両端にはバックルが付いており、カラビナやフック型のアイテムなどを引っ掛けて固定できる。

底にはハードプレートが内蔵されており、メインコンパートメントにごちゃごちゃとものを収納してもそう簡単にはへたらないようになっている。このように、レンジバッグには豊富なポケットと、ものを持ち運ぶのに便利な機能が揃っていることがわかる。

実際にレンジバッグを使ってみた

手へのなじみもよく、肩がけもできて持ち運びラク

機能を紹介したところで、さっそくこのバッグを使ってみた。まずは実際に持ってみた感想。トップ部のバックルがハンドル代わりになり、バックルを持てば片手で持ち運ぶことができ、意外にも手になじみやすく、グローブをつけながらでもラクに運べた。

このバッグにはショルダーストラップが付属しており、重くて手で持つのが難しい人は肩がけでも持っていくことが可能。一番短くすればちょうど腰の横くらいにバッグがくるので、歩いている際にバッグが揺れて脚にガンガンあたる心配はない。

ポケットが豊富で小物の整理に重宝

次にポケットに小物を収納してみた。まずは正方形のポケット。ここにはさらに細かく収納できるポケットが付いており、小物という小物を収納できる。

自分ならカトラリーやデイジーチェーン、広いスペースにはランタンシェードを入れるのがいいと思った。それ以外にもペンホルダーもあるので、取材時にメモ帳と複数本のペンを入れるのもよさそうだけど。

もう一方の正方形のポケットはメッシュポケットが4つ付いていた。自分ならパーソナルライトを入れるのがいいと思い、キャンプに必ず持っていくゴールゼロ「ライトハウス マイクロ コンパクト」とUCO「レスシャイ」がピッタリ収まった。

広いスペースにもランタンシェードが収納でき、ここはライトの収納にちょうどいいことがわかった。

次に反対側の長方形のポケット。こちらもメッシュポケットが4つ付いており、救急用具や浄水器、トーチ、そして折りたたみハンガーなどを収納することができた。広いスペースはオールウェザーブランケットを入れるのにピッタリ。あとは耐火シートを入れるのもよさそうだ。

ソフトケースならではの変形が便利

メインコンパートメントはどうか。自分は大きめのクッカーやコップ、メスティンといった調理道具を入れるのがいいと感じた。調理道具の多くは丸型が多く、カクカクしたハードケースだとデッドスペースが出てしまう。ソフトケースなら窮屈に入れても生地が少し変形して収めることができ、デッドスペースを解消することができる。

また、バッグの高さは34cmほどあるため、メスティンの下にスパイスボックスを入れることもできた。仕切り板のおかげで、右にクッカーとコップ、左にメスティンとスパイスボックスとわかりやすい収納ができ、どこに何を収納したかがひと目でわかる。

結論として、自分はこのレンジバッグを購入して良かったと感じている。

耐久性と防水性はほぼない

レンジバッグはあくまでソフトケースであることから、ハードケースと比べて生地はやわらかい。コーデュラナイロンを使用しているので引き裂き強度には優れているが、割れ物などを入れると強い衝撃で割れてしまう可能性があるため、入れるものは選んだほうがいい。

また、多少の撥水性はあるが防水性はないため、濡れてはいけないものを入れると中に水が染み込んだ際に濡れる可能性もある。ダウン入りの寝袋や精密機械などを入れる際には注意しよう。

キャンプ小物を収納するのにレンジバッグは超便利だった!

レンジバッグは外側にも内側にもポケットが豊富にあるため、小型ライトやカトラリー、調理道具など細かいアイテムを収納するにはちょうどいいことがわかった。また、ミステリーランチはバッグブランドということもあり、キャンプ向けのソフトコンテナと比べると旅行や出張時にも使える汎用性にも長けている。

小さいキャンプ道具や普段使いとして使えるソフトケースを探している人は、このレンジバッグを検討してみてはいかがだろうか。

ミステリーランチ「レンジバッグ」商品概要

価格:20,900円
サイズ:幅46×奥行き27×高さ34cm
重量:1.4kg
容量:38.6L
カラー:コヨーテ、ブラック

楽天市場で商品詳細を見る

【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。

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