セリアの伸縮マシュマロ串はイチオシのキャンプギア
朝晩、肌寒く感じることも多くなってきて、アウトドアで焚き火を楽しむ機会が増えてくる季節になりました。焚き火を囲みながらのマシュマロ焼きは、寒い時期のキャンプの楽しみのひとつでもありますね。
とは言え、串に刺してのマシュマロ焼きは、焚き火に直接食材を近づけて焼くので、お子様連れのファミリーキャンパーの方は特に、火傷が気がかりではありませんか。そんなときには、セリアから発売されたマシュマロ焼きに特化した「伸縮マシュマロ串」が便利です。
今回はセリアの「伸縮マシュマロ串」で、実際にマシュマロを焼いた感想と、一般的な金串で焼いた場合の比較をご紹介します。
セリアの伸縮マシュマロ串の仕様
セリアの「伸縮マシュマロ串」は、串を伸ばして炭や焚き火に近づけ、食材を焼くことができる道具です。
伸ばさない状態での長さは、約30.5cm。
マシュマロを焼く際に使うことの多い、金串と長さの比較をします。金串の長さは、約21cmです。
二股に割れた先の部分を引っ張ることで伸び縮みする仕様になっています。
串を伸ばした最大の長さは、約81.3cm。伸ばしてみると想像していたよりも長く、成人女性の腰くらいの高さまであります。
串にマシュマロをセットする
二股の串部分にマシュマロをセットします。刺しすぎると、飛び出た金属部分が熱くなってしまい、食べる際にヤケドしやすくなるので注意しましょう。
金串にもマシュマロをセットし、焼き上がり具合を比べてみます。
焚き火でマシュマロを焼く
実際に比較しながら焼いてみると、圧倒的にセリアの伸縮マシュマロ串のほうが作業性に優れ、使いやすかったです。離れた距離からでも、串を好みの長さに変えられるので、火の熱さを感じることなくマシュマロ焼きに専念できました。
串は、子どもの力でも簡単に伸び縮みさせることができるので、お子様のヤケド防止にもなります。
長さがあるので、串を焚き火台のふちの部分に置き、マシュマロを自在に回転させながら焼くことができます。全体が均等に焼けるので、マシュマロの焦げ防止にもなります。
好みの焼き加減になったら、ヤケドに気をつけながら串を縮ませます。串を立てても、焼きあがって柔らかくなったマシュマロが落ちてくることはありません。
二股のフックがマシュマロに絡みつき、食べている最中も、串の下に落ちることなくゆっくり味わって食べることができました。
金串で焼いたマシュマロを見てみます。焼き上がりに差はないものの、マシュマロの中身が熱されて柔らかくなっているために、串を持ち上げるとマシュマロが落ちてきてしまいました。
金串もかなり熱くなっているので、ヤケドに気をつけながら食べる必要があり、食べ方にもコツがいりそうです。食べている途中も、柔らかくなったマシュマロが串から離れて落ちてしまいやすい印象でした。
焼いたマシュマロを、そのまま食べるのもおいしいですが、チョコクッキーで挟むことでスモアも楽しめますよ。とろけたマシュマロと、チョコレートの相性が抜群の簡単キャンプおやつです。
伸縮マシュマロ串は、持っているとかなり便利!
ヤケドをしやすい金串や、燃えやすい木の箸などと違って、マシュマロ焼きに特化した串の利便性は絶大! 安全な位置から食材を焼くことができるので、ヤケドの心配が少なく、お子様にもオススメです。熱々のとろけるマシュマロを、ゆっくり味わえる画期的な道具だと言えます。
好みの長さに伸縮できるので、火口までの距離に応じて調整できます。小さくたたむとコンパクトに収納できるので、持ち運びにも困りませんよ。
串1本で110円(税込)という価格ですが、その価値を十分味わえるオススメキャンプグッズなので、ぜひ一度お試しください。
【PROFILE/さとう あい】
宮城県仙台市在住の料理家。料理教室の運営や、レシピ提案などのフードコーディネーター業をする傍ら、ライターとしても活動中。やんちゃ盛りの2児の母であり、子どもと海や川、山などアウトドアへ出かけ、休日は自然の中で遊ぶのが日課。
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