さすがは純正品！ サイズ感ピッタリの専用ケース
数あるランタンのなかでも根強い人気を誇る、フュアーハンドのベイビースペシャル276。
たくさんの魅力を持っているいっぽうで、弱点もいくつか存在します。ガラスのホヤが備わっているため、持ち運びに気を使わなければならないこともその1つ。そのためランタンをより安全に持ち運ぶためには、ランタンケースが必要となります。
しかしそこで悩むことになるのが、ランタンケースのサイズです。ランタン本体よりもサイズが小さいとそもそも使えませんし、大きすぎるのも不便です。そこでおすすめしたいのが純正品。
フュアーハンドのベイビースペシャル276にも、純正のランタンケースが存在します。
純正なのでもちろんサイズ感はピッタリ。持ち運びの際に、ケース内でランタン本体が暴れません。デザインは淡いグレーを基調とし、差し色として青みがかったグリーンを採用した、明るめのカラーリングが印象的です。
正面と上部にあしらわれたブランドロゴは、プリントではなく刺繍が用いられています。持ち手に張られたフェイクレザーによる、しっとりと心地よい握り心地も特徴です。
価格は2,530円（税込）と、有名ブランドの純正品としてはなかなかお手頃。しかしそれ以上に、純正品ならではの安心感、そしてこれからお伝えしていく各部の仕様や使い勝手の良さを考慮すると、かなりお買い得であると言えます。
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※当製品は｢フュアーハンドランタン用ケース｣｢トランスポートバッグ｣などさまざまな名称で呼ばれていますが、本記事では｢フュアーハンド純正ランタンケース｣と表記しています
クッション内蔵でガラスのホヤをしっかり守る
ランタンケースを｢ランタンを安全に持ち運ぶためのもの｣とするならば、気になるのはやはり保護性能。フュアーハンド純正ランタンケースには、フタ・底・側面の6面すべてにクッションが内蔵されているため、その点は抜かりありません。
そして本体表面には、軽量かつ高強度、さらに汚れにも強いポリエステル生地を採用。生地自体も、かなり厚手のものを使用しています。仮に地面に落としたり、テーブルの角などの尖った場所へぶつけたとしても、大切なランタンをしっかり守ってくれるはずです。
小物を入れるのに便利なメッシュポケット
フタの裏側には、縦・横ともに13.5cmほどのメッシュポケットが備わっています。中身がひと目で確認できるのが便利です。ランタンの替え芯、着火用のライター、煤（すす）を拭き取るためのタオルなどを収納できます。
ただし1つ注意点があります。外部からの負荷により点火してしまうようなライターは、入れないようにしましょう。とくに、点火スイッチが側面に備わっているライターは要注意です。
説明書には｢ライターを入れないでください｣などの記載はされていないものの、知らないうちにライターが点火し、灯油に引火する可能性もゼロではありません。そのため、横から押されても点火しないライターを選ぶ、ライターをケースに入れておくなどの対策をすることをおすすめします。
ケースのみで自立する点もGOOD！
フュアーハンド純正ランタンケースは、中身が入っていない状態でも自立します。これもまた優秀なところです。クッション材とともに薄いプレートも内蔵されているため、ケースの側面がピンと立っており、底板があるおかげで安定感も問題なし。
なによりケースが自立すると、ランタンを出し入れするのがラクです。ランタンを入れた状態でも安定しているので、転倒の心配をする必要がありません。こういった細かい部分の使い勝手も、製品全体の満足度に大きく影響しています。
使わないときは薄く折りたためる設計
内蔵されたプレートによりしっかり自立するいっぽうで、折りたたみやすいことも特徴です。これもフュアーハンド純正ランタンケースのすごいところ。側面の谷折りするラインにだけはクッション材とプレートが入っておらず、パタンときれいにたためる仕組みです。
さらに、底板は持ち上げて側面に沿わせることができます。折りたたんだ状態の厚さは、もっとも厚い部分で4cmほど。ギアボックスやコンテナの隅にも、スッキリ収納できます。
汚れが気になったら洗濯機で洗える
ランタンケースは、使用しているうちに煤や灯油が付着して段々と汚れていきます。それを｢味｣ととらえることもできますが、いっぽうで不衛生な状態は良くありません。その点、フュアーハンド純正ランタンケースは洗濯機で洗えるため、衛生的な状態を簡単にキープできます。
さらに低温でのアイロンがけも可能です。洗ってきれいにしたあとは、アイロンで形を整えられます。
メッシュポケットの裏側に洗濯表示が記載されたタグが縫いつけられているので、実際に洗濯をする際はそちらを確認しましょう。
ランタンケースの必要性
ひかえめでやさしい明かりが特徴の、ベイビースペシャル276。灯油の独特な香りや、ゆらゆらと揺らめく炎が演出する空気感も魅力です。ちょっとした不便さも楽しみに変わるランタンですが、それを楽しめるのは実際に使用しているとき、あるいは家でメンテナンスをしているときだけ。
ぶつけて破損させてしまったり、ランタンに付着している灯油や煤（すす）がほかのキャンプ用品を汚してしまったり……。持ち運びの際に生じるそれらの不都合は、できるだけ避けたいところ。そしてランタンケースの必要性は、まさに、そこにあります。
純正品ならではのジャストなサイズ感、クッション内蔵による高い保護性能、各部の気の利いた仕様がもたらす使い勝手の良さ。それらの特徴を持っているのが、フュアーハンド純正ランタンケースです。
ランタンケース選びにおいて、最初に目をつけるべきアイテムと言っても過言ではありません。
フュアーハンド（FEUERHAND）純正 ランタンケース
サイズ：幅15×奥行き15×高さ29cm
重量：286g
素材：ポリエステル
価格：2,530円（税込）
写真・文／斎藤純平
【Profile／斎藤純平】
キャンプ、バイクツーリング、スキューバダイビングを趣味とするアウトドアライター。加えてこれから狩猟を始めようかと画策中。何をするのにも基本的にすべて一人で、キャンプもツーリングも思い立ったら即出発。読み手にとって本当に役に立つ情報を発信します。
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