燕三条発の人気ブランド・ユニフレーム
古くからモノ作りの町として栄えており、多方面から「燕三条で作れない金物はない」と言われるほどの信頼を置かれている新潟県・燕三条。
そんな燕三条にあるメーカーの中でも、高い技術を持ち、人気を博しているブランドが新越ワークス。
「ユニフレーム」という名前でブランド化されているので、ご存知の方もきっと多いのではないでしょうか。
アウトドアショップに行けばどこにでも置いてあるほどのメジャーブランドで、品質の高さとコスパの良さに定評があります。
ユニフレームと大学生がコラボ!
今回ご紹介するのは、ユニフレームと大学生のコラボレーション商品。
2018年に、新越ワークスを訪れた千葉大学工学部デザイン学科の学生とフィンランドAalto大学の学生が、複数品目を同時に行える携帯調理用具をユニフレームに提案。
この学生たちの提案に可能性を感じるとともに、ソロキャンプでも使える商品であることから、商品化の実現に向けて努力を重ねてきました。
そしてこの度、晴れてユニフレーム×千葉大学工学部デザイン学科×フィンランドAalto大学のコラボ商品が発売決定。
「KOLME(コルメ)」とは?
自然の中での食事は格別なものです。
しかし、調理器具のかさばりや、使用後の手入れに手間がかかることは従来からの課題と言われていました。
これらを解決するために、学生とのコラボで誕生した商品が、シンプルかつコンパクトで多機能なクッカーの「KOLME(コルメ)」です。
シンプルなクッカーは世の中に多く出回っていますが、多機能なものというとなかなか見つからないのが現状でした。
しかし、KOLMEは熱源1つで同時に「蒸す」「湯煎」「沸かす」の3つの作業ができる画期的なクッカー。
各パーツが1つにまとまるコンパクトなデザイン、複数の食材を一度に短時間で加熱調理でき、なおかつ温かな食事が堪能できる機能性を兼ね備えたKOLMEは、まさに次世代の省エネクッカーです。
KOLMEの使い方
1. 目盛りの幅に収まるよう、外鍋に水を入れる
2. 内鍋にアルファ米などを入れる。なお水を先に入れた方が楽チンです。
3. シリコーン蓋をはめ、外鍋にセットする。
4. 缶詰を乗せ、蓋をする。
5. 5分間火にかける。その際、鍋から火がはみ出さない程度にすることがポイント。なお蓋がガタガタしたら、火を弱めてください。
6. 5分間加熱した後、火を止め、5分間蒸らす。
7. バーナーから下ろし、蓋を取る。
8. 内鍋をシリコーン鍋ごと取り出す。
9. 外側の湯でスープを作る。
10. 10分間でご飯、暖かい缶詰、スープが出来上がり。
お米、汁物、缶詰を同時に調理することができ、3品同時に食べることができるKOLMEが、ソロキャン用クッカーとしてブームを巻き起こす予感がします。
製品仕様
サイズ 収納時:約Φ11.5×12×15.5(高さ)cm
内鍋内寸:約Φ8.2×8(深さ)cm
外鍋内寸:約Φ9.8×10.5(深さ)cm
材質 フタ・内鍋・外鍋:アルミニウム・フッ素加工 シリコーンフタ:シリコーンゴム(耐熱温度約200℃) ハンドル:ステンレス鋼
重量 総重量:約310g
満水容量 内鍋:約350ml
外鍋:約800ml
セット内容 収納ケース 専用ハンドル
お問い合わせ先
㈱新越ワークス ユニフレーム事業部 東京営業所 担当:中曽根 裕典
住所:〒102-0074東京都千代田区九段南4-3-13
電話:03-3264-8311 FAX:03-3264-8310
㈱新越ワークス 本社 ユニフレーム事業部 担当:渋木 哲也
住所:〒959-0223 新潟県燕市田中新1011
電話:0256-63-9851 FAX:0256-63-6553
WEBサイト:「ユニフレーム」http://www.uniflame.co.jp/
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。