新富士バーナーSOTOの工場作業は精密すぎ! しかも職人たちの作業はアートのようだった。
新富士バーナーSOTOといったら、数々の名機を生み出している日本のアウトドアブランド。
近年の名作と言ったらMUKA(ムカ)ストーブでしょう。
MUKA(ムカ)ストーブは、獲得できる賞をすべて獲ったのでは?
2011年日本・グッドデザイン賞受賞を皮切りに、アメリカ・バックパッカー誌エディターズチョイス、2012年ドイツ・アウトドアインダストリーアワード受賞、2013年ISPOアワードゴールドウィナーなど、MUKA(ムカ)ストーブは世界中で絶賛されているアウトドアストーブなのです。
そのMUKA(ムカ)ストーブを生産する、新富士バーナーSOTOの本社工場へとお邪魔してきました。
待ち構えていたのは、アメリカ・バックパッカー誌エディターズチョイスのトロフィーだった!
バックパッカー誌エディターズチョイスってのは、アウトドア好きの心をくすぐりますが、その賞と受賞商品を知ってても、なかなかトロフィーを見る機会はないものです。
でもMUKA(ムカ)ストーブはバックパッカー誌エディターズチョイスを受賞しているので、新富士バーナーSOTOの本社にはそのトロフィーも存在するはず!
もしやショールームに、そのトロフィーがあるのでは‥‥なんて見渡しますが、それらしきを発見できません。
と思いきや、ありましたよ。
なんと、スキー板が、トロフィーなのです! なんとも粋な計らい。
しかもガラス製の盾まで、しっかりありました!
ガス検よりも厳しいのでは!? 新富士バーナーSOTOの検査基準!
そのMUKA(ムカ)ストーブを組み立てている職人、これが無茶苦茶、絵になるんです!
ひとつひとつのパーツを手で組み上げ、ロウ付けしていく。
職人から職人へと渡され、最後は顕微鏡を使って人の目で精密に検査され出荷されていくのです。
カズアルとしてもその証拠を記録しようと、特殊なレンズで撮ったからかろうじて写真を撮れましたけど‥‥。
髪の毛のように細い溝が誤差なく刻まれているかとか、検査してるんです。
ここはMUKA(ムカ)ストーブの大動脈みたいなパーツ。髪の毛ほどの深さしかない上側の溝をガソリンが通っていくから、とても重要な箇所。
新富士バーナーSOTOでは、数百個に一個の抜き打ち検査とかじゃなく、すべてを検査してるんです!
そんな新富士バーナーSOTOの工場作業は、どこを切り取っても職人たちの作業はアートのようでした!
後編へ続く!
photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。