ガレージブランドがウエットティッシュ向け商品を販売
手を拭いたり道具の汚れを落としたりと、アウトドアシーンで何かと便利なウエットティッシュ。しかし、物にこだわりを持つ人にとっては「見た目がちょっとダサい……」と思ったこともあるだろう。
そんなウエットティッシュをカッコよくしてくれるアイテムをガレージブランドがリリースしていることをご存知だろうか。完売から再び登場したので、購入して実際に付けてレビューしてみた。
見た目だけでなく機能にも注目
今回紹介する商品は、H&O × バリスティクスのウエットティッシュキャップ「EWT CAP」。もともとは、知る人ぞ知るガレージブランドのH&Oが独自で製作した商品で、メディアでも度々紹介されたことから発売するとすぐに完売。
一方で、H&O側だけだと生産が追いつかないことから、バリスティクスが生産を請け負い、増産して安定供給できるようになった。
内フタを開けると、2ブランドのロゴが刻印されている。取り扱いももとはマニアックなお店だけだったが、多くのショップやWEBでも買えるようになった。
ハンドルを持って上に引き上げれば開く仕組みだが、少し固めに設計されている。これは、少しでもフタが開いているとアルコールが抜けてしまう難点を防ぐためだ。
本体はABS合成樹脂という丈夫な素材を使用しているので、割れたり折れたりすることはない。
セッティング方法もいたってシンプル。用意するのはエリエールのウエットティッシュのみ。「他のウエットティッシュでは使えないの?」と思う人もいるだろうが、その理由は後ほど紹介する。
まずエリエールのキャップに付いている取り出し口のフタを外す。簡単に取れるので、力に自信がない人も問題ない。
あとはその上からEWT CAPをかぶせるだけ。キャップ全体を外して付けるのではないことに注意しよう。間違えてキャップを捨てないように!
セットすると、ティッシュを取り出す口がちょうどEWT CAP中央の口にフィットするようになっている。
では、他のウエットティッシュではなぜできないのか。理由は2点ある。
1つ目は、元箱のキャップのフタが外せないものが多いため。こちらはコンビニのウエットティッシュだが、このようにフタがキャップに固定されており、無理やり付けるにはフタをカットしなければならない。
2つ目は、元箱のキャップとEWT CAPのサイズが合わないため。今後フィットする商品が出るかもしれないが、こちらのコンビニの商品ではEWT CAPとキャップが合わず、元箱のキャップのほうが小さいため簡単に抜けてしまう。
EWT CAPに加えてカバーも付けるとよりおしゃれに
フタが変わるだけでもカッコよく決まるが、さらにおしゃれにするには、ハーフトラックプロダクツの「ウエットティッシュカバー」を付けたほうが良いだろう。
特にバリスティクスのロゴを配したシリーズは、EWT CAPとマッチするカラーや柄がそろっているので、それと合わせてみてはいかがだろうか。
カバーについては過去に紹介しているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
【関連記事】【レビュー】「ハーフトラックプロダクツ」の便利アイテムはキャンプの新定番になる予感!
また、実際に装着している動画も撮影したので、合わせて見てみるとわかりやすいだろう。
EWT CAPを使って気になったところ
EWT CAPとウエットティッシュカバーを装着するとミリタリーなただまいでおしゃれになるが、実際に付けてみたところ。一部気になったことが見つかった。それが底部分。
カバーの底はベルクロで抜けないようになっているが、EWT CAPをつけると生地が少し余るため、立たせるとまっすぐには立たないことがある。
元箱とベルクロの間に、コースターや小さい鍋敷などを挟めばキレイに立つかもしれないので、気になる人は注意しよう。
見た目重視の人はこの2つを用意すべし!
ウエットティッシュのもともとのデザインと比べると、EWT CAPとカバーをつけるだけで格段にかっこいいものに仕上がった。ウエットティッシュは、いまやふだん使いとしても重宝されているものなので、おしゃれにしたい人は試してみてはいかがだろうか。
H&O × バリスティクス ウエットティッシュキャップ「EWT CAP」商品詳細
価格:4,900円+税
サイズ:約11×6cm
重量:約117g
【文/撮影】小川迪裕
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。