冷静になって、コーディネートを考える。
アウトドアウエアに限らず、冬物の洋服は化学繊維素材が多いという特徴があります。
天然素材って心地いいですが、重量がどうしても重くなる。
夏の半袖Tシャツみたいに軽ければ天然素材の恩恵をすごく感じますが、冬物って風や冷気を通さないためにも厚さが重要になってくるから重くなりがち。
「これフワモコで軽くていい!」なんてニット製品を見つけたら、製品タグを確認してみてください。
本当に超軽かったりしたときには、きっとアクリル100%だったりしますから。
タウンウエアとしてはまったく問題ないですが、焚き火の前ではかなり危険。
アクリル以外にも、ダウンウエアの表面生地に用いられるナイロンやポリエステルなども火に弱い素材。
焚き火の火の粉が舞って、その火種がダウンウエアに着地しようものなら、即穴が開いちゃいます。
ひどいときにはその穴からダウンが飛び出し、鳥をさばいたのかと思うほどそこら中に羽毛が飛び散る。
性能がいい羽毛がパンパンに詰まったダウンウエアになればなるほど、悲惨な状況になりそうです。
そんな悲惨な状況を避けるため、焚き火をするなら冷静になってコーディネートを考えましょう。
そこで焚き火の前で活躍する、難燃性のウエアを3つご紹介!
火に強い神ダウンジャケット
「性能がいい羽毛がパンパンに詰まったダウンウエアになればなるほど、焚き火の前では悲惨な状況を迎える」と言っておきながら、ダウンジャケットを紹介するのもなんなんですが・・・。
しかもスペック数値以上の性能を誇るとウワサされる日本が誇るダウンブランドのNANGA製タキビダウンジャケット。
手に取れば、ダウン量がハンパなくてパンパンです。
厳冬期でも暖かく過ごせそうなフード付きダウンジャケット。
でもご安心ください。
こちら製品名に「TAKIBI(タキビ)」の文字が入ることから想像できるように、焚き火に強いダウンジャケットなんです。
表面生地にアラミド繊維を混合し、難燃素材となっているんです。
火に強い神ダウンパンツ
さすがはNANGAと言いたいほどの傑作品ダウンパンツ。冬のキャンプでは地面に近い下半身の冷えが強烈です。
焚き火がそばにあっても、暖かく感じるのは顔だけってことがよくあります。だから少しでも火元に近づく。
そうすると薪が爆ぜて、火の粉がパンツに直撃する可能性も高くなる。そんなシーンで大活躍するのがNANGAの「タキビダウンパンツ」なのです。
ダウン量も十分なので下半身が暖かく、それほど火元に近づかなくてもOK。
しかも火の粉が飛んで来たとしても、タキビダウンジャケット同様に難燃繊維を表面生地に用いてるから安心。
アウトドアで使いやすいカーゴパンツ使用になっているので、小物を入れておくのに便利。
さらに腰にはDカンが付いているので、キーなどのアクセサリー類を下げるのに役立ちます。
火に強い神ブランケット
難燃性のジャケットとパンツを着用しててもまだ寒い!
そんなときに活躍してくれるのが、tent-Mark DESIGNSの「スーパーマント」です。
こちらはtent-Mark DESIGNSとアウトドアアパレルブランドのKAVU、さらにアウトドアツアーでは焚き火で料理をこなす沖縄カヤックセンターの中村さんとのトリプルコラボアイテム。
表面生地にはKAVUでおなじみの極厚コットンを使用。
上半身を覆う大型のブランケットが火の粉から守ってくれるので、焚き火をガンガンにいじり倒すことができるスグレモノ。
しかも脱着可能なフードがついていて、頭からスッポリ被れば「火の粉で髪の毛チリチリ!」なんて悲惨な状況も避けられそうです!
tent-Mark DESIGNS 焚火 ブランケット “スーパーマント” カーキ