お皿としても使えるフライパンがズボラを救う
フライパンやお鍋で料理を作って、そのまま食べる……ちょっとお行儀が悪いかもしれませんが、洗い物の手間が省けるうえに最後まで熱々のまま食べられるので、ある意味、合理的だと思いませんか?
とはいえ、人前で堂々とできる行為ではありませんし、ヤケドをしちゃう可能性だってあります。
調理したあと、そのままお皿として違和感なく使えるフライパンがあればいいな……と探し求めて発見したのが、町工場が作る鉄フライパン「フライパンジュウ」。
「フライパンジュウ」の特徴
こちらは東京にある小さなクリエイティブユニット「TENT」と、大阪の小さな町工場「藤田金属株式会社」のコラボレーションで誕生した製品。
2019年11月に、アメリカのクラウフドファンディングKickstarterに出品されると、なんと目標の350%超えを達成。instagramでは 「#JIU10」のハッシュタグがついたフライパンジュウの写真が、世界各地からアップされているほど人気の製品なんです。
外周にあるリム(ふちの部分)のおかげで、お皿のようなフォルムになるため、食卓にそのまま出しても全く違和感がありません。
もちろん、フライパンとしての使い勝手も最高!
1.6mmの厚みを持った鉄フライパンなので、お肉はジューシーに、野菜はシャキシャキに、パンや揚げ物、焼きおにぎりは、外はサクッと中はフワフワに焼けるスグレモノなんです。
ハンドルは、リムに取り付けるだけといういたってシンプルな構造。スライドするだけで取り付けられる、便利なシステムを採用しています。
調理中でも簡単に着脱できるので持ち手が邪魔にならず、調理面にハンドルが入り込まないため、食材とハンドルが接触することもありません。
便利な2つのサイズが登場
そんなフライパンジュウに、今回新たに2つのサイズが登場。
ひとつめは、従来のフライパンジュウのMサイズをベースに、深さを80mmにした深型サイズ。
煮物やカレー、スープなどの汁物などの調理がより作りやすくなった上に、網を使っての燻製作りも得意としているので、キャンプなどでも活躍してくれます。
ふたつめは、調理部分が直径24cmになった大型サイズのLサイズ。
家族みんなでのキャンプやホームパーティはもちろんのこと、トーストを焼きながら、隣でベーコンエッグを焼くなどのワンプレート調理にもピッタリ。
また、両サイズともこれまでのSサイズMサイズと同様、独自のスライド式ハンドルに対応しているため、1つのハンドルを付け替えて使用できます。
さらに、フライパンはスタッキングも可能なため、台所でもキャンプでも場所をとりません。
ひとり暮らしで洗い物が面倒な人はもちろん、荷物を少しでも減らしたいキャンプなどでも重宝する「フライパンジュウ」。
今後、キャンプの定番アイテムになるかもしれません。
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文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。