アウトドア好きが求める時計とは
自然環境が相手のアウトドアで身に着ける時計は、防水機能、正確さ、視認性、そして壊れにくさを兼ね備えたアイテムを選びたいもの。
今回ご紹介する「VOSTOK EUROPE(ボストーク ヨーロッパ)」の新作は、過酷な環境で身につけても故障することなく、正確に時を刻んだ実績を持つ注目アイテム。さっそくその全貌に迫ります!
旧ソビエト圏発祥の時計ブランドVOSTOK EUROPE
リトアニアの町全体が世界遺産になっている首都ヴィルニュスに本拠地を構える「VOSTOK EUROPE(ボストーク ヨーロッパ)」。
「”極限”で使える実用的な腕時計」をテーマに、日々進化する最先端技術を積極的に取り入れながら開発・製造に取り組んでいるブランドです。
同じヨーロッパでもスイスやドイツの時計ブランドはよく耳にしますが、旧ソビエト圏発のブランドなんて、なんだか好奇心がくすぐられちゃいますね。
そんなボストーク ヨーロッパの新作「Expedition Everest underground (エクスピディション エベレスト アンダーグラウンド)」が、途轍もない偉業を成し遂げたということで、ちょっと話題になっているんです。
世界最深のクラベラ洞窟アタック時の時計
ジョージアの最西端の山の上にある「クラベラ洞窟」。地球上でもっとも深い場所と言われており、最深部が何メートルなのかはいまだに解明されていません。
入り口を目指すには、まず標高2000m級の登山をすることからスタート。これだけでも十分過酷ですが、ここが洞窟の出発地点となります。
ダイビングをしながら地底湖をダイビングしたり、人がギリギリ通れるようなエリアを突き進んでいくと、地核に近づくことによる気温や気圧の著しい変化、昼夜さえ判別のつかない暗闇など、人類の想像をはるかに超える道の領域が待ち構えています。
多くの探検家がチャレンジを続けるなか、ボストーク ヨーロッパの時計を腕にまとったウクライナの探検隊が見事2000m以上の深さまで探索することに成功し、見事、世界最深記録を樹立しました。
冒険家の相棒「VOSTOK EUROPE」
そのとき、彼らの相棒となった時計が、「Expedition Everest underground (エクスピディション エベレスト アンダーグラウンド)」。
今回の探検のように、昼夜すらわからないような暗闇や過酷な環境下でも壊れることなく、時を刻み続けるよう設計されたモデルです。
常に時計の稼働状況を把握することができる「40Hパワーリザーブ」、昼夜を把握するための「24時間表示機能」を搭載し、針・文字盤に装着されてた「マイクロガスライト」が暗闇でも輝き続け、どんな状況下でも時を映し出します。
さらに、「200m防水機能」は強い水圧にも耐えうる能力を備えているうえに、岩肌にガラスが当たっても砕けない特殊素材の「K1ミネラルガラス」を採用しているため、破損を著しく軽減してくれるんだとか。
またアクセサリーとしてマイクロガスライトが付属した小型六角レンチと小型ナイフが装備されており、アウトドアでのさまざまな作業に役立つ仕様となっています。
Expedition Everest underground (エクスピディション エベレスト アンダーグラウンド)商品スペック
クオーツ
ワールドタイマーGMT
24時間表示
200m防水
マイクロガスライト
K1ミネラルガラス3mm厚
逆回転防止付き回転ベゼル
ねじ込み式リューズ
耐震機構
防水ケース、マイクロガスライト付き万能スティック、ブランドロゴステッカー付き
レザーストラップ、シリコンストラップ
価格:68,000円(税抜)
販売方法
「Expedition Everest underground」は全国の正規取扱い店にてご購入いただけます。
正規取扱い店にて:https://vostok-europe.jp/shop
オンラインショップ:http://www.cosmo-watch.com/?mode=cate&cbid=1498328&csid=18
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。