ブリーフィングの2020年春夏展示会へ行ってきた
近年は異分野のブランドがアウトドア業界へ参入するケースが増えている。今回お邪魔した「BRIEFING(ブリーフィング)」というブランドもその一例。どんな商品が登場したのか、4つに厳選して紹介する。
「BRIEFING(ブリーフィング)」とはどんなブランド?
ブリーフィングは、「真のミリタリズム」を追求し、卓越した機能美をもつラゲッジレーベルとして、1998年に日本で誕生。バリスティックナイロンをはじめとした丈夫な素材を使っており、その丈夫さゆえ多くのビジネス・ファッション分野で活躍する人を魅了してきた。
現在はバッグのほかにスーツケースやゴルフウエアも販売している。
これは使いたい!新作のおすすめアイテム5選
ではさっそく、今回の展示会で登場した粋なアイテムを紹介する。
徐々に増えているキャスター付きバックパックも登場
最近、徐々に注目を集めているのが、キャスター付きのバックパック。
手軽に山間部や海外へ行けるようになった時代、バッグひとつですぐに飛び出したいけど、荷物が多くなったときは引いていきたいと思う人もいるはず。そんなときに、キャリーバッグとバックパックの両機能を備えたバッグは、いま徐々に増えている。
ブリーフィングでは、2019年秋冬から「JET TRIP COLLECTION」と題した新しいコレクションを発売。
そのなかで注目したいのが、キャスター付きバックパック「JET TRIP 2WAY CARRY」。
使用する生地は、中空構造をもった「1680D × 840D AIR BALLISTIC NYLON」という新素材。軽量ながら強度にすぐれ、最近では車のエアバッグなどにも採用されているとのこと。
背面のショルダーストラップとウエストストラップは中にしまうことができ、上のキャリーハンドルも収納が可能。容量は約40Lとザックレベルの収納力もあるので、1泊2日程度の出張や旅行なら問題なく使えそうだ。
4200デニールクラスの超強力素材を使ったコンテナ
前シーズンから登場した新しいコレクション・ALG。「Active Lifestyle Gear」の略で、アクティブシーンで使えるデザインと機能を備えている。今回登場したアイテムで、ひと際目立っていたのが、こちらの「GEAR CONTAINER」というコンテナバッグ。
一番の特徴が、使っている素材。
4200デニールクラスという特殊な中空構造の糸を使用しており、高い耐久性があり曲げることが難しいほど。撥水性はないがある程度の雨なら中に染み込む心配はない。
底にはクッション入りのターポリン素材を採用し、引きずってもすぐに破れもしない。これならキャンプでガッツリ使っても問題なさそうだ。
アングラーに向けたハイエンドな高機能アウター
同じくALGコレクションには、アウトドアで使えるウエアも展開。今回はアングラー(釣り人)向けの高機能なパーカーが登場する。なかでもおすすめは、7のポケットを配する「eVent PROTECTION WP FISHING JACKET」。
表地はリップストップナイロンを使用し、メンブレンは高い防水透湿性機能をもつ「eVent」を使用。フロントはファスナーから水が入らないように、生地を内側に寄せたスタイリッシュなデザインに仕上げている。
ポケットは両胸に4箇所、下に2箇所、さらに後ろに1箇所の計7箇所に配置し、小物などを手軽に入れられる。
さらに、フードの紐やドローコードを片手で長さ調整できるコヒーシブ・コードロック・システムも採用。最新鋭の技術を盛り込んだスペシャルなジャケットだ。
女性や子供向けの可愛いバッグも登場
ビジネスバッグのイメージが強いブリーフィングだが、最近はユニセックスで使えるアイテムも発売している。
こちらはいまトレンドの巾着の形をした「DUAL BUCKET TOTE」と「DUAL DRAWSTRING DOUCH」。両モデルともリバーシブルタイプで裏地の生地を表にして使うことが可能。ストラップは調整ができ、手提げとしても肩がけにして使ってもOK。
このほかにも様々なバッグやウエアが発売する予定。発売は来年の1月から順次スタートするとのことで、どんなアイテムが登場するかお楽しみに!
※今回紹介したアイテムは、発売日や仕様が多少異なる可能性があります
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