スタイリッシュなキャンプギアが大集合!
2019年10月5日(土)・6日(日)に長野県・しだれ栗森林公園キャンプ場にて開催された「KAMP KAVU」は、エイアンドエフが主催する唯一の主催キャンプイベント。
ここにはKAVU好きが集まっただけでなく、エイアンドエフが展開するテントやタープも登場。予約してすぐに完売したものや、多くのキャンパーをトリコにしたものなども登場し、本イベントとは別に盛り上がりを見せた。
今回は、そのなかでも今をときめく人気のアイテムを5つに絞って紹介する。
ゼインアーツ「ギギ1」
2018年に華々しいデビューを飾った新しいアウトドアブランド『ZANE ARTS(ゼインアーツ)』。スノーピークでテントの設計・開発に携わっていたデザイナーが立ち上げたこともあり、テントファンの間では発売前から大きな話題を呼んでいた。
「ギギ1」はテントというよりシェルター(寝室が用意されていない建物)の位置づけで、3種類販売されたなかで中間サイズに当たる。尖った空間2箇所にコットをそれぞれ1台ずつ配置することができ、中央のリビングには2名で十分に過ごせる空間がある。
出入り口のパネルを別売りのキャノピーポールで立ち上げれば広い空間ができ、さまざまな形に変形できるおもしろいアイテム。
ゼインアーツ「ギギ1」の詳細はこちら
https://www.aandfstore.com/shopdetail/000000016445/odtete/page1/order/
ヒルバーグ「ナロ 4GT」
『Hilleberg(ヒルバーグ)』は過去にソロ向けテント「ソウロ」を紹介しているのでブランドの紹介は割愛するが(記事はこちら)、同ブランドの中でもファミリー向けの広さをもつトンネルタイプのテントが、この「ナロ 4GT」。
GTと付くテントは、通常のテントと比べて前室が長く設計されており、リビングや荷物置きに便利。また4人が寝られる広い寝室を設けており、前室に大きいベンチレーションを搭載しているので空気循環も良好。
丈夫なKerlon 1200という素材と両面にシリコンコーティングを施し、耐久性が高いのもポイントだ。
ヒルバーグ「ナロ 4GT」の詳細はこちら
https://www.aandfstore.com/shopdetail/000000002650/odtete/page2/order/
ヒルバーグ「ウナ」
『Hilleberg(ヒルバーグ)』はトンネルタイプが高い人気だが、少人数向けのテントも利用者が多い。こちらの「ウナ」は、前室がないシンプルなソロ向けドームテントで、ペグで固定せずとも張ったらそのまま使える完全自立式が特徴。
総重量は2.1kgでバックパックへの収納やツーリングにも使え、最高峰のテントと同じKerlon 1200を使用。雨風に打たれても分散する独自のフレーム構造も多くのキャンパーを魅了する点だ。
ヒルバーグ「ウナ」の詳細はこちら
https://www.aandfstore.com/shopdetail/000000002655/odtete/page3/order/
カーカムス「トラベラー5」
スプリングバーという独自構造で簡単に設営できるコットンテントが売りの『Kirkham’s(カーカムス)』。現在ではアメリカ製のものと中国製のものの2種類があるが、こちらの「トラベラー5」はアメリカで生産しているファミリー向けテント。
フロントパネルは別売りのキャノピーポールを使うことでシェードとして使うことが可能。上にフライシートがないため雨には注意したいが、コットンならではのほどよい通気性と遮光性の高さは1年通して快適に過ごせる。
カーカムス「トラベラー5」の詳細はこちら
https://www.aandfstore.com/shopdetail/000000016821/odtete/page1/order/
サバティカル「マリポサ」シリーズ
今年にエイアンドエフオリジナルとしてデビューしたアウトドアブランド『SABBATICAL(サバティカル)』。デザイナーはゼインアーツの代表・小杉さんを迎え、デザイン性の高さとムダな空間を作らないこだわった居住性の高さが人気。
サバティカルが唯一販売するタープがこの「マリポサ」で、LサイズとMサイズの2サイズを展開。こちらは6人が収容できるLサイズで、TC素材を採用し遮光性・通気性はバツグン。
こちらのMサイズは4人が収容できるファミリーサイズ。4隅をガイロープを使って下に落とし込むことで日陰の面積が広くなり、くわえて雨の進入も防いでくれる。カラーはライトベージュが通常だが、初回限定でシェルター・タープともにフォレストグリーンが発売された。
サバティカル「マリポサ」Mサイズの詳細はこちら
https://www.aandfstore.com/shopdetail/000000016615/odteta/page1/order/
お店ではテントやタープを設営できる場所が限られてしまうが、イベントへ行くと実際に使っているシーンが見られる。時間を作ってフィールドへ出向き、周りのキャンプギアを見てみてはいかがだろうか。
撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)
【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】
フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。