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山登り初心者必見!トレッキングポールの正しい選び方・使い方のコツ

登山専門店Mt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店で教えていただきました!

さあトレッキングに行こう!

その前に、トレッキングポールの準備はできてますか?

そして使い方はわかってますか?

持っていても使い方がわからなかったり、間違った使い方をしていては意味がありません。

そこで山専門店であるMt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店のショップスタップ、吉村裕樹さんにトレッキングポールの選び方、使い方を教えていただきました!

オススメのトレッキングポールは?

トレッキングポールには大きく分けて2種類あります。

ひとつは長さの調節が伸縮してできるタイプで、もうひとつは折りたたみのタイプです。

伸縮タイプ
参考:ブラックダイヤモンド ウィメンズ トレイル

折りたたみタイプ
参考:ブラックダイヤモンド ウィメンズ ディスタンスFLZ

以前は伸縮タイプがメジャーだったんですが、今の主流は折りたたみタイプとなります。

その要因としては、伸縮タイプだと一番短く収納しても50〜60センチあります。

折りたたみタイプだと、ほとんどのモデルで40センチ未満となり、そのサイズだとデイパックの中にも収納ができてしまうというメリットがあるのです。

 

折りたたみタイプが現在の主流!

トレッキングポールを買い換える理由として、もちろん壊れてしまったなどもあるんですが、トレッキングに行ったとき現地往復の交通機関で起き忘れてしまったというケースが実は多いんです。

傘の置き忘れと同じですね。

そんなときにバッグの中に収納できて入れば、トレッキングポールの置き忘れもない。

そういった理由でトレッキングポールを買い換えるときに折りたたみタイプを選ばれる方が増えているという傾向があります。

トレッキングポールは修理して使える!

トレッキングポールの素材にも、カーボン製とアルミ製という種類があります。

カーボンのメリットは軽さです。

同じメーカーで、同じ長さ、同じサイズレンジで105から125センチまで調整できるタイプのトレッキングポールをたとえに出すと、カーボン製とアルミ製では2本セットの状態で85グラムの差が出てきます。

重量だけで比べると圧倒的にカーボン製の方が軽いんですが、強度では半分と言われています。

なのでこのショップでは、カーボン製はあまり推奨していません。

特に膝や腰が弱く、トレッキングポールに頼って歩く方にはカーボン製をあまりお勧めできません。

アルミ製のトレッキングポールは金属製なので曲がるには曲がるのですが、折れ曲がる感じです。

一方でカーボンは完全に割れてしまいます。

そういった違いもありますので、縦走される方にはアルミ製を推奨しています。

滅多に山には登らないし、装備は1グラムでも軽くしたいという方もいらっしゃいます。

そういった方にはカーボンをお勧めしています。

多くの方がトレッキングポールを10年くらいは使います。

途中で曲がっても、修理に出して直して使ってます。

修理金額も安く、修理対応も早いブランドがブラックダイヤモンドです。

私もブラックダイヤモンドのトレッキングポールを使ってます。

 

サイズはどうなの?

女性にオススメのブラックダイヤモンド ウィメンズ ディスタンスFLZ

女性にお勧めなのがブラックダイヤモンド ウィメンズ ディスタンスFLZの95-110サイズ。身長170センチ未満の方であれば、このサイズ。それ以上の身長の方であれば、105-125サイズとなります。

男性ならば同じシリーズのブラックダイヤモンド ディスタンスFLZがいいです。

男性にオススメのブラックダイヤモンド ディスタンスFLZ

グリップがウィメンズは若干細いということになっていますが、ほとんど感じられない。大きな違いは色の差くらい。

サイズを選ぶ際は身長170センチ未満ですと95-110サイズ、それ以上であれば、105-125サイズ。

さらに身長の高い方には120-140サイズとなります。

176センチの私は105-125サイズを、112センチの長さにセッティングして使ってます。

ポールの長さは肘の角度が90度になる状態を目安にセットします。

肘の角度が鋭角になるほど上腕二頭筋を使ってしまうので、90度よりは鈍角になるようにセットするようにしてください。

登るときは短く、下るときは長くセットする方もいらっしゃいます。

もちろんそのやり方に慣れているなら間違いではないのですが、肘を90度に曲げて入れば、ポールの位置は手前に来るので、登り下りで長さ調節をする必要はないです。

 

実際の使い方は?

トレッキングポールを使うタイミングは歩き疲れてからではなく、登山口に立ったときからです。

登山に慣れている方の中には、膝に負担がかかる下りのときだけトレッキングポールを使うという場合もあります。

でも初心者の方は登山にも、トレッキングポールの使い方も慣れていないので、なるべく多い時間使った方が慣れていくので、歩きはじめから使うことをお勧めします。

使いたてのころは肩まわりが筋肉痛になったりしますが、徐々に慣れてくればそれも解消されます。

トレッキングポールを使えば4脚で歩くことになるので、それだけ負担は軽減されるのです。

ストラップへの手の通し方ですが、スキーと同じでストラップのループの下から手を通し、ストラップごとグリップを握ります。

握力を使ってグリップを握るのではなく、手首で押す感じで地面にじゅうぶんな力が伝わります。

トレッキングポールを前に振り出すときに軽く握るだけで、握力は使わないくていいんです。

できるだけ方の力を落として肩をリラックスさせてトレッキングポールを運びます。

 

バランスを取る!

肘の角度が鋭角になるほど肩に力が入るようになってしまい、結果的に肩が疲れるといったことになります。

トレッキングポールのセッティングが長いと遠くに突いてしまう。

短いと遠くに突けないので、歩幅も狭くなるので、脚力も消費しなくなります。 

歩くときは出した足に対して反対側の手が前になり、トレッキングポールの突く位置は前の足と同じ位置で、なおかつ後ろの足とで三角形を作るような位置となります。

カメラの三脚のように、両足とトレッキングポールの3本でバランスを取ります。

歩くときはこれを連続していくので、歩いていると後ろでも三角形のバランスが取れているのです。

550坪の大規模登山専門店!

東京のド真ん中、新宿の新名所ビックロ最上階にある国内最大規模の登山専門店がMt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店。

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敷地面積550坪という広々とした店内は本格的な登山をはじめ、ランニング・トレイルランニングまでラインナップ。

「安全を纏う」をテーマに、登山をサポート!

Mt.石井スポーツ新宿東口ビックロ店

東京都新宿区新宿3-29-1 ビックロ新宿東口店8階

電話 03-5312-9550

営業時間 11:00~20:00

公式ウェブサイト https://www.ici-sports.com/shop/ishiiyamasen/


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