Karrimor(カリマー)創業70周年を記念したモデルが登場!
イギリス発のアウトドアブランドKarrimor(カリマー)が2016年、創業70周年を迎える。その記念として70周年アニバーサリーモデルを発売する。最新の機能やデザインを備えたカリマーを代表する4型のリュックサックが、クラシックなテイストをまとい、装いも新たに登場だ。独特の生地の風合い、ピートとベージュの絶妙なカラーリングがとっても渋くてカッコイイのだ!
Karrimor(カリマー)ってどんなブランド?
2016年、創業70周年を迎えたイギリス発の老舗アウトドアブランドだが、いったいどんな歴史を持っているのか。まずはその歴史に迫りたい。
アルピニズム発祥の国イギリスのアウトドアブランド「カリマー」。その語源は「carry more=もっと運べる」。カリマーがチャールズ&メアリー・パーソン夫妻によって、サイクルバッグメーカーとして誕生したのは1946年のこと。タフで機能的なその評判は、瞬く間にクライマーたちにも届くこととなった。そして1957年、リュックサックの分野へ進出。トップクライマーの目的にかなう先鋭的な製品の開発と同時に多くの登山家、冒険家たちの挑戦に対するサポートを開始。世界に誇る名クライマーとともに共同研究を重ね、多くの革新的な商品を発表してきた。そうした彼らのチャレンジスピリッツと、そこからのフィードバックこそが、カリマーが単なるアウトドアーズブランドではなく、クライマーとともに生きている・・・、あるいはアルピニズムそのものといわれる所以である。最初のクライミングザックが登場してから現在に至るまで、カリマーは世界の高峰、極地、熱帯雨林、砂漠へと、無数の挑戦をし続けている。
Karrimor(カリマー)HPより引用
カリマーは山だけでなくタウンユースにもオススメ
余談になるが、僕がカリマーと出合ったのは高校生のころ。アウトドアの”ア”の字も知らない時代、当時流行っていた裏原ストリート系ファッションに身を包む友人たちがこぞってカリマーのバッグパックを背負っていたのでした(ちなみに、そんななか僕はLafumaを背負っていました。カリマーさん、すみませんッ)。APEやSUPREMEのTシャツにカリマー。それ以来、おしゃれアウトドアブランドとして一目置いてきました。
とまぁ、このように、カリマーのバッグパックはアウトドアシーンだけでなく、デザイン性の高さからタウンユースにも向いている。ラインナップが豊富なので、普段使いしている人も多い。また山好きの人にとっては、品質の高さと使いやすさから老若男女、幅広い層に愛用されている。
記念モデルは特別仕様の生地〈KS-100E〉を採用!
70周年記念モデルには、クラシック&トラディショナルな質感の「KS-100e」ファブリックを使用。1000デニールの高強度コーデュラナイロンにPUコーティングを施しているので耐久性が高く、コットンのような素材感をもつのが魅力。70周年モデルのための特別仕様だ。
A4ファイルやノートPCも収納できる「eclipse27」
A4ファイルが楽に収納できるメインコンパートメント。ノートPCホルダー、充実したオーガナイザーも装備。アウトドアからタウンまでフィールドを選ばずお使いいただけるデイパックです。
A4ファイル対応の収納に対応。フィールドからタウンユーズまで幅広くカバーする実用性を備えている ※写真は通常モデル
パッディッドノートPCホルダーはハイドレーションボトルホルダーとしても活躍 ※写真は通常モデル
eclipse27(70thAnniv.Limited 2016FW)
14,800円+税
サイズ:49×33×28㎝ 重量:880g バックレングス:46cm
カラー:ベージュ、ピート
気の利いた収納性が魅力の「VT day pack F」
トレッキングやハイキングはもちろん、ライフスタイルでのコーディネートにも合わせやすいデイパック。メッシュポケットを備えたメインコンパートメントやフロントポケット、アクセントにもなるデイジーチェーンなど、実用性に優れた機能が数多く搭載されている。
インサイドメッシュポケットを装備。本体内部にはキーフック付きメッシュポケットを配置し、貴重品や小物の整理に便利だ ※写真は通常モデル
フロントポケットには多様なアクセサリーを整理しやすいオーガナイザーを採用。デジタルガジェットなどの収納にも活躍 ※写真は通常モデル
VT day pack F(70thAnniv.Limited 2016FW)
9,000円+税
サイズ:42×30×22㎝ 重量:650g バックレングス:42cm
カラー:ベージュ、ピート
カリマーを代表する小型リュックサック「tatra20」
カリマーの小型リュックサックのロングセラー。トップローダー仕様、パッド入りヒップベルト、ワンドポケット、フロントポケットなど、ライトトレッキング用で活躍する機能がふんだんに盛り込まれています。タウンでも映えるデザインが魅力。
パッディッドヒップベルトを設けています。ヒップベルトにはポケットも配置。行動食などの携行時に活躍します。※写真は通常モデル
フロント部と雨蓋にはポケットを装備。小物の整理に便利 ※写真は通常モデル
tatra20(70thAnniv.Limited 2016FW)
11,600円+税
サイズ:46×29×21㎝ 重量:700g バックレングス:40cm
カラー:ベージュ、ピート
本格的なトレッキング向け「sector 25」
2気室構造、肩の負担を軽減するショルダーハーネスを採用し、実用性を高めた本格的なトレッキング向けモデル。トリコットライニングされたポケット、ペンホルダーやキーフックを設けたオーガナイザーを採用し、ガジェットの収納にも活躍してくれる。
メインコンパートメントとボトムコンパートメントの2気室構造を採用。本体へのアクセスや荷物の整理がしやすい ※写真は通常モデル
ペンホルダーやキーフックはもちろん、新たにジッパー付きポケットや、小型電子機器用にトリコットライニングされたポケットを装備 ※写真は通常モデル
sector 25(70thAnniv.Limited 2016FW)
13,500円+税
サイズ:47×32×24㎝ 重量:840g バックレングス:43cm
カラー:ベージュ、ピート
ポケットや耐久性のある生地といった必要十分な機能性、ほんのりミリタリーの雰囲気ただようカラーリング、イギリスらしい上品かつコンパクトなデザインが魅力のKarrimor(カリマー)の創業70周年モデル。アウトドアミックスの普段着ファッションにも、トレッキングやハイキングなどアウトドアシーンにもぴったりなアイテムだ。
text:george
【PROFILE/george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。