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伊豆下田の地元密着型商業施設NanZ VILLAGEが話題!移住者も注目する理由とは?

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静岡県は下田にある、注目の商業施設NanZ VILLAGE」(ナンズヴィレッジ)。地元の人はもちろん、アウトドア好きや感度が高い観光客が訪れ、話題となっている。

「NanZ VILLAGE」(ナンズヴィレッジ)は、南豆製氷(なんずせいひょう)跡地に、2015年9月、開国の街・静岡県下田市の新しいゲートウェイとして、人や文化の交流点となるような「場」(イベントスペース)としての役割を担うべくオープン。レストラン、カフェ、観光案内などがはいったこだわりの地元特化型商業施設だ。ほかにも、ヨガイベントやマルシェ、季節にあわせたイベントも開催していて、感度が高い情報通たちの注目を集めている。

「NanZ VILLAGE」(ナンズヴィレッジ)はどんなところ?

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「NanZ VILLAGE」は下田で長い間漁業用の氷を提供してきた、南豆製氷の跡地に建っている。由緒のある土地なのだ。

施設には、地元の食材が食べられるレストラン「NanZ Kitchen」、オリジナルコーヒーが飲めるカフェ「NanZ CHaYa」が入っている。また、伊豆半島のさまざまなアウトドアアクティビティーを案内してくれる「週末アドベンチャートリップ」のインフォメーションも。伊豆下田のグルメも自然も、「NanZ VILLAGE」に来れば満喫できるのだ。

ほかにも、地元の農家やジビエ加工業者、パン屋やハンドクラフト製作者たちの協力を得て、地域密着型マルシェを開催している。さらに、お客様が参加できるワークショップや県外の子供と地元の子供達による交流会、不定期開催のヨガイベントや音楽イベント、地域の方や観光の方を巻き込んだ防災フェス(10月に開催予定)など、地元と一体となったさまざまな活動で下田を盛り上げている。

「NanZ VILLAGE」(ナンズヴィレッジ)は地元グルメが充実

「NanZ Kitchen」では地元採れたての新鮮な食材で、絶品料理を提供中。海鮮丼や下田名物の干物も提供している。

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「NanZ CHaYa」では、オリジナルコーヒー「SHIMODA BLEND」が人気だ。伊豆下田の海と空をイメージしたオリジナルブレンドのコーヒー。海の街・下田と同じく、カリブ海に面したパナマ・コロンビア・コスタリカの厳選した豆をブレンド。ホットにもアイスにもピッタリの爽やかな風味で下田の海を感じられる。

「NanZ VILLAGE」の象徴とも言えるのがオープンコートにある星形テント。海風を感じながらの屋外ですごす時間は至福のひとときだ。

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伊豆半島の自然を満喫! 週末アドベンチャートリップ

アウトドア好きにおすすめなのが「NanZ VILLAGE」には週末アドベンチャートリップのインフォメーションセンターだ。伊豆半島は温泉街の印象が強いが、実は本州で唯一フィリピン海プレートの上にあるため、特殊な大自然と地形がそのまま残っているエリア。

週末アドベンチャートリップは、そういった伊豆半島の壮大な自然を満喫できるさまざまなアクティビティーを提供している。とくに雄大な自然を残す伊豆半島南部を「南伊豆」「西伊豆」「東伊豆」の3エリアに別け、アウトドアツアーはもちろん、 個性豊かな日帰り温泉を厳選したSPA(温泉)、素泊まりと一泊朝食付きのみのSTAY(宿泊)、何度も行きたくなる絶品FOOD(飲食)についても案内している。

地元と移住者の新しい化学反応が起こる「NanZ VILLAGE」

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ちなみに、ここで働くスタッフはほぼ県外からの移住者という「NanZ VILLAGE」。地元の人間と、外部の人間との化学反応により、新たなシナジーを発揮している。

2016年9月、開業して1年を迎えるが、観光で「NanZ VILLAGE」を訪れた4名もの方がその後、下田に移住してくるなど、人口減少を続ける下田市において移住促進拠点としての側面も持っているのだ。「NanZ VILLAGE」は、ただの商業施設としてではなく、地域文化の発信拠点としての役割、下田の街づくりの拠点としての役割も期待されている。

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オープン1周年パーティーの様子。地元の人や観光客など大勢でにぎわっている

1周年パーティの動画はこちら!

【NanZ VILLEGE(ナンズヴィレッジ)】
住所:静岡県下田市1-6-18
電話番号:0558-25-5515
営業時間:【NanZ CHaYa】10:00~18:00
【NanZ Kitchen】11:30~14:00、17:30~21:00
定休日:不定休
https://www.facebook.com/NanZVILLAGE/
http://nanz.villageinc.jp

【南豆製氷の歴史】
下田の歴史的建造物である南豆製氷の跡地に建設された「NanZ VILLAGE」。南豆製氷は、1923年に建造された建築物で国登録有形文化財に登録されていたものの、老朽化で倒壊の恐れがあり、20142月に取り壊された。下田の旧市街地の玄関口という抜群の立地にあり、石材の産地でもある伊豆ならではの石造建築で、漁業の街下田を80年間も支えてきた建物は、市民から愛され惜しまれながら役割を終えたという。

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text:george

【PROFILE/george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー3、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。


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