96年式のジープチェロキーに乗るF-15さん。さすがに96年式のクルマをビンテージカーとは呼べませんが、ウッド柄がクラシカルです。
そんなF-15さんのキャンプサイトはビンテージキャンプギアがいっぱい。
イグルーの3ガロンウォータージャグは定番の水道蛇口カスタムが施されています。ジャグの下にはバケツが置かれていますが、こちらは現在も普通に流通しているバケツとのことですが、ハンドルがプラスチックではなくウッド製でこれまたクラシカルな味を出しています。イグルーのジャグ同様、ブリキの柄がまるではじめからセットで売られていたかのような、絶妙はコンビネーション。
ウォータージャグはイグルーのほかに、コールマンのビンテージアイテムもキャンプサイトに並んでいました。
このくすんだピンクが新品ではなかなか出せない色なんでしょうね。
ジャグの横にはコールマンのビンテージクーラー。今年は同じようなピンクの60TH アニバーサリースチールベルト®クーラーが発売されています。現行商品のカラーはストロベリーという名称ですが、当時もそのように表現していたのでしょうか? F-15さんに聞いたところ、当時のカラーは「パティオ・ピンク」と呼ばれていたそうです。
そして、もはや廃盤となっているコールマン ナチュラルウッド・フォールダブルシェルの上にある置いてあるストーブもピンク!
コールマン LPガス ピクニックストーブ5402です。1950年〜60年代にかけてアメリカで販売されていたビンテージストーブですが、いまだ現役で使えるそうです。
この日使用していたストーブはもう1台。コールマンのツーバーナー442Aですが、通常のコールマン ツーバーナーはスチールボディ。緑色だったりしますよね。
ところがこちらはアルミボディで、銀色のまんまなのです。風防とタンクの赤がアクセントになってますね。
F-15さんのキャンプスタイリングが上手なところは、ビンテージ品と現行品をうまい具合にミックスさせ、すべてを現役のギアとしているところです。しかもコールマン好きを公言しながらも、他のブランドでもサイトにマッチするなら使っているところ。だからカラーコーディネイトが抜群なのです。
コールマンのビンテージテントThe Oasis Dx IIの上を覆うタープは、Ogawa TENTのUtility Tarp UT-24です。他ブランドの2つなのに、まるでセット売りしていたかのように違和感がありません。テントを覆いながら、リビングのように使えるタープサイズも計算ずくって感じで、ホント脱帽です!
photo:ULALA
text:アマキン
【PROFILE/アマキン】
本業はクリエイター。アウトドアアクティビティ、DIY、クッキングを得意とすると豪語しながら、すべてはプロフェッショナルには遠く及ばない「素人にしては、まあ上手だな」程度のレベル。