一度、東京に出てからのUターン。
いまや高知市内で暮らしながら、仕事のほとんどが東京からの依頼で創作活動を続ける。
インターネットがあったからこそ、そんな生活ができるという宇田津 毅さん。
「高校卒業してから鉄工所で働いたんですけど、同時に音楽活動もやってて。
1年くらい働いて、少しお金を貯めてから東京に行って。プロのミュージシャンを目指して、地元の友人と二人で東京に出て行ったんです。
僕はボーカルとギターで、友人がベースで。5年くらいは東京で活動してたんですけど、結局は帰って来ることに」
東京では、どこに住んでいましたか?
「三軒茶屋に住んでました」
渋谷も近くて、いいところじゃないですか!
「三軒茶屋といっても、駅から徒歩15分位なんで家賃自体はそんなに高くなくて。下北沢中心にライブ活動をやってた事もあって、三軒茶屋からはバスで1本で行けたから、最高の場所でしたね。
でも東京にいるときは、ライブの他はバイト生活ばっかりでしたね。
いつもメンバー探しに苦労してて。最初の2〜3年は、ずっとメンバー探しばっかりしてました」
友人と2人のユニットではなく?
「一緒に上京した友人は、何ヶ月かしたらすぐに地元へ帰ってしまって(笑)。
一人になってしまったから、そこからメンバー探しをはじめて。それでやっとメンバーが揃って、ライブとかやり出して」
メンバーが揃ってからは、順調にライブ活動をやれたんですか?
「やっとメンバーが揃ってライブ活動を精力的にはじめて1年くらいのころ、大阪から上京していたメンバーが地元に帰るって言い出して……。それからまたバイトとメンバー探しの日々の繰り返し。
またメンバー探しかって。そんなんで、もう心が折れてしまって」
心が折れて、次にどんな行動を?
「音楽活動は一般受けするジャンルでなかったのもあって、ライブ活動でもあまり手応えを感じられず、やはりここで何か変えたいなって思ったのがありました。
東京でなんとか5年間は踏ん張ってたんですけど、一度リセットするために、帰って見ようって。
プロミュージシャンの知人には『ここでやめるのはもったいない』と言って頂いたんですが……」
東京で住むのに、バンド活動以外で難しかったことって何ですか?
「知り合いがいないっていうのもありますね。それでも東京で暮らすっていうのは楽しいっていうはありましたけど、何だかいつも疲れてましたね。
刺激があるっていうのは確かに感じてたんですけど、ずっと住むにはツライなって」
そして転機の訪れる宇田津 毅さんの高知移住Uターンライフは、次回へと続く
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