自然を愛でながら、外でのんびり過ごす。ある種、ソト遊びの究極だと思います。花見なんて、日本が誇る伝統的ソト遊びといっても過言ではないと思いませんか?
お花見と言えば公園にレジャーシートを敷いて、みんなでお酒とおつまみを囲んでワイワイするのが楽しいですよね。でも、それ以外にも桜の楽しみ方ってある気がしませんか?
いつものお花見にひねりを加えたい方に、あるいは一人や二人で特別なお花見をしたい方に、オススメのコラボレーションをご紹介します。
日本一の湖から花を眺める びわ湖のクルーズが超充実!
桜×琵琶湖だなんて、日本人の心をくすぐる組み合わせじゃないですか。湖上から桜を楽しむなんでワクワクしちゃいますよね。
びわ湖と桜、自然が織り成す美しいコントラストを船上から楽しんじゃいましょう! 桜クルーズは日本最大の湖が舞台というだけあって、さまざまなコースがあるのが魅力です。
800本のソメイヨシノがつくる絶景桜トンネル 海津大崎クルーズ
約800本のソメイヨシノが桜のトンネルをつくるのは琵琶湖最北端の海津大崎。湖岸には珍しい岩礁が点在し、奥びわ湖の景勝地としても知られています。
船上から景色を楽しんだあとは、海津大崎の港に上陸して、特製「お花見弁当」をいただきながらのんびりと散策するのもおもしろそう。外から内からと、あらゆる角度で桜並木を楽しめるのはクルーズならではの特権でしょう。
お寺と湖をめぐる絶景クルーズ
ほかにも、石山寺の境内に咲き誇る600本の桜を見ながら参拝できる「石山寺 桜クルーズ」や、石山寺に加えて日本遺産に認定された沖島もめぐる「日本遺産 桜クルーズ」のプランも新登場。島全体がピンクに染まった日本遺産を回るなんて、実に粋なお花見コースになりそうですね。
春爛漫! 瀬田川桜並木の川下り
瀬田川沿いを彩る桜並木を船から鑑賞。「石山寺」では、その歴史と文化について詳しく解説します。また今回は途中、唐橋新港に一時下船して、壬申の乱、藤原仲麻呂の乱、さらには本能寺の変など、幾瀬の歴史舞台となった「瀬田の唐橋」を見学します。昼食には、近江のおばんざいや名物しじみめしなどのお料理をご用意します。
琵琶湖唯一の有人島「沖島」をめぐるクルーズ
びわ湖唯一の有人島として近年人気の「沖島」。
春になると島内各所でソメイヨシノが咲き、島全体がピンク色に染まります。島内では自由散策を楽しみつつ、湖に触れんばかりに垂れ下がる湖岸の桜並木の下をゆっくりと散策してみましょう。昼食には、沖島漁業組合婦人部手作りの「琵琶湖八珍弁当」をご堪能あれ。地のものも食べられ、目もお腹も充実間違いなし!
琵琶湖 桜クルーズの詳細は琵琶湖汽船HPまで。
古都の桜の名所、世界遺産”二条城”が先進アートで大変身! 進化系お花見を体験せよ!
京都を代表する桜の名所である元離宮二条城。言わずとしれた世界遺産です。しかも2017年はなんと大政奉還150周年! せっかく訪れるなら、歴史上の偉人達も楽しんだであろう桜満開のシーズンに合わせたいですね。
毎年多くの観光客でにぎわう二条城の桜ですが、今年は「進化系お花見」にチャレンジするそうです。その様子がこちら。
そうなんです! 今年はプロジェクションマッピングとコラボしちゃうんです。その名も「二条城桜まつり2017ー桜の宴ー Directed by NAKED」。
能の演目に多く登場する、桜の精霊の物語が歴史ある二条城の空間で表現されています。桜×プロジェクションマッピング×伝統芸能という、現代日本ならではの京都の楽しみ方が生まれました。
ストーリー性のあるお花見を楽しんだ後は、お花見屋台コーナーでの飲み食いや、もちろん本物の桜のライトアップも見ることができます。なじみのある京都が、春とデジタルの力によって幻想的な異空間に変貌する様子を見届けにいきませんか?
二条城桜まつり2017ー桜の宴ー Directed by NAKED 開催概要
開催期間:3月24日(金)~4月16日(日)
観覧時間:午前8時45分~午後4時(午後5時 閉城)
ライトアップ:午後6時~午後9時(午後9時30分 閉城)※ライトアップ時は観覧エリアが限定されます。
入場料:一般400円,小中高生200円 ※ 和装の方は入城無料