7月23、24日 HandMade IN Japan Fes 2016が東京ビッグサイトで開催！
日本のものづくりカルチャーを世界に発信する日本最大級のクリエイターの祭典HandMade IN Japan Fes 2016（ハンドメイドインジャパンフェス）が今夏も開催される。
日本各地のクリエイターが一堂に会し、作品を展示・販売するイベントだ。
2013にスタートし、４回目となる今年は、２日間合計で過去最多となる約5500名／4500ブースが登場予定。2015年は来場者が約53,000と、日本最大級のものづくりフェスとして、多くのDIYファンやクリエイターから支持を集めている。
最近は、アプリなどを使い、自身の作品を個人でも気軽に売買できるようになり、”ハンドメイド熱”が高まっている。
オンライン・クリエイターズマーケット「Creema」ではクリエイターが作りたいものを作り、自ら値付けして売り、 今や日本中から200万点以上の作品が集まっている。その多くは、この世にひとつしかないハンドメイドだ。
ハンドメイドインジャパンフェスは、Creemaクリエイターが多数参加しているのも特徴。人気クリエイターと直接ふれあえるのを楽しみに来場する人も多いとか。
またさまざまなワークショップが開催されるが、そのなかで注目なのがKUKSAづくりだ。
世界にひとつのKUKSA（ククサ）づくり！
KUKSA（ククサ）は北欧のラップランド地方の先住民であるサーメ人に伝わる木彫りのマグカップ。
割れることがなく、木の風合いをいかしたマグカップとして、アウトドア好き、キャンプ好きのなかでは定番となっている。
ちなみに、ククサを贈られた人は幸せになるという言い伝えがあり、サーメ人の伝統では、出産のときに、親が子どもの幸せを願いながら手作りするとか。子どものときはミルクを、大人になったらコーヒーやお酒など、一生大事に使ってくという。使い込むほどに表情が変わるのもククサの魅力だ。
奥京都のひのきでつくるKYO-KUKUSA
今回のワークショップは、「奥京都の魅力を世界に発信しよう！」をキーワードに、人材育成業に携わる岩城四知さんと林業家であり建築士の伊東和哉さんが主宰するガレージブランド「SomAbito」が開催する。KUKSAを奥京都ひのきでできたキットを使ってつくりあげる。
サーメ人の素敵な伝統にインスパイアされて誕生したのが、「SomAbito」のKYO-KUKUSA。材料であるひのきは京都府北部の山々や森で育てられたもの。戦時中に伐採しつくされた山々を蘇らせようと私たちの先人が何百という苗木を担ぎ、来る日も来る日も植林してくれたおかげで現在の豊かな森ができあがったのだ。そして、森を健康な状態に保つために間伐という作業が行われていて、この間伐材をククサづくりに使うことで、森を元気にすることに対して小さいながらも役に立っている。
詳しくはHandMade In Japan Fes’ 2016のHPへ
| イベント名称 | HandMade In Japan Fes’ 2016（ハンドメイドインジャパンフェス） |
|---|---|
| 開催日時 | 2016年7月23日（土）・7月24日（日） 2日間 11：00〜19：00 |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト東1・2・3ホール |
| 総ブース数 | 4,000ブース（2日合計） |
| 来場者数 | 55,000人見込み ※53,000人実績／2015年 |
| 入場料 |
1日入場券 前売：1200円 当日：1500円
両日入場券 前売：2000円 当日：2500円
|
| 主 催 | Creema |
| 後 援 | J-WAVE KDDI TOKYO FM |
| 協 力 | 2k540 手創り市 文化服装学院/Oeuf/文化学園大学 代官山ワークス |
text:george
【PROFILE／george】
茨城県東海村出身の32歳。インテリア雑誌、週刊誌、書籍、ムックの編集を経て、現在Webディレクター。4年前の朝霧ジャムに行って以来、アウトドアにハマる。テントはMSRのエリクサー３、タープはZEROGRAM。車を持っていないので、キャンプに行くときは知人の車に相乗りが常。なので、基本の装備は「軽くコンパクトに、友人の負担にならないこと」が信条。
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