大人の島留学
昨今の日本では、「自然豊かな田舎でゆったり暮らしたい」「人の営みを感じられる地域コミュニティに参加したい」という人が増えているそうです。
特に都市部在住の若者たちの間では、大学を休学したり会社を辞めたりして”地域留学” に挑戦する人が急増中なんだとか。
実際、国内メディアで地方移住や地域留学が取り上げられることも多くなり、多くの人は令和における新しい生き方を模索している最中なのかもしれません。
そんな中で注目を集めているのが、島根県・隠岐島前地域の「大人の島留学」と呼ばれる「就労型お試し移住制度」。
20歳〜35歳までの若者（大学生・社会人含む）を応募対象として、3ヶ月〜2年の滞在期間のなかで島暮らしを体験できます。
大人の島留学は、2020年に制度立ち上げ後、約2年間の間に、およそ200名（大学生・社会人含む）にも及ぶ若者がこの制度を活用しており、毎年全国各地から大人の島留学へ挑戦しています。
休職または退職して制度を活用する社会人の方はもちろん、会社員の方やフリーランスの方なども複業的に島に滞在しながら制度を活用することも可能。
また、制度終了後には、なんと参加者の20名程度が、島に本移住（就職）することに繋がるなど一定の成果が出ている制度として人気があります。
大人の島留学実践中の若者たちをゲストにトークセッション
来たる11月13日(日)、東京都日本橋にて、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団（島根県隠岐島前）が主体となり、「大人の島留学という新たな旅がもたらす原体験の価値とは？」と題したトークセッションと、令和5年度大人の島留学説明会を開催が決定。
今、地域留学に挑戦する人が増えている中、「なぜ今、地域留学なのか？」「大人の島留学という新たな旅がもたらす原体験の価値とは？」という問いについて、参加者と一緒に考えていくイベントとなっています。
なお、第1部終了後には、ゲスト・参加者の中から希望者の方を含めたみんなで懇親会も予定。
地方移住を考えている人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
イベント概要
＜日時＞
2022年11月13日（日）
第1部
・14:00〜15:30 トークセッション「地域留学という新たな旅がもたらす原体験の価値とは？」
・16:00〜17:00 令和5年度大人の島留学説明会&相談会
第2部
・17:30〜20:30 懇親会
※第1部のみ・第2部のみの参加も可能です。
＜会場＞
第1部 永田町グラスゲート5階（一般社団法人 離島百貨店） 東京都千代田区平河町2-16-9
第2部 離島キッチン日本橋店
＜参加費＞
第1部：無料
第2部：学生3,000円 社会人5,000円（懇親会費）
※第1部のみ・第2部のみの参加も可能です。
＜募集対象の方（こんな方にオススメ）＞
・大人の島留学（3ヶ月〜2年）への応募を検討している方
・新しい環境で挑戦したいと考えている方
・地方創生、まちづくり、地域留学といったワードに関心をお持ちの方（個人の方はもちろん企業等の方）
・大学生、社会人の方
・地方へのUIターンを検討されている方
・同世代の面白い仲間たちとの出会いを求めている方
など
＜募集人数＞
50名程度
＜参加方法＞
事前申し込み制となっております。事前に、下記のPeatixサイトより無料チケットをご購入ください。
https://otona-shimaryugaku-tokyo.peatix.com/
＜スピーカー＞
吉谷優花（28歳）
島根県西ノ島町出身。中学校進学とともに島を離れ広島・神戸など、複数の地域をバックグラウンドに持ちながら過ごす。新卒でヨガインストラクターとして勤務。その後、外資系のヨガ関連の企業に転職。イベント企画等をしながら、個人としてもヨガインストラクターとして活動。2022年4月から大人の島留学制度（1年間）を活用し西ノ島町で暮らしており、現在は行政に所属し広報担当として働いている。
佐藤実果（21歳）
兵庫県西宮市出身であり、現在は関西の大学に通う大学4年生。2021年の秋、ゼミのフィールドワークで海士町を訪れ、海士町の取り組みに共感する。「もっと学びたい」と考え、2022年4月より島体験制度（3ヶ月インターンシップ制度）を活用し、海士町に滞在している。3ヶ月プログラム終了後も滞在を延長し、計9ヶ月間滞在予定。現在は、「週末島移住」という島の移住検討ツアーの企画運営に取り組んでいる。
＜主催＞
一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団／大人の島留学運営事務局
お問い合わせ
一般財団法人 島前ふるさと魅力化財団
Mail : info@okidozen.jp
Tel : 08514-2-2447
文／中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽（ベース）。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。
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