北海道の港湾都市「小樽」
札幌から電車で約30分の場所に位置する、小樽市。
市街地は日本海に面し、三方が山に囲まれている自然豊かな街です。
北海道開拓の玄関口として栄え、明治から昭和初期にかけて歴史的建造物が数多く現存し、国内外から年間800万人の観光客が訪れています。
夏でもエアコン要らずの涼しい気候は、これからの暑い季節の観光にもぴったりです。
羽田空港から小樽に一番近い新千歳空港までは、約3時間でアクセス可能。レトロでロマンチックな街並みがお好きな方におすすめのエリアです。
今回は、田舎旅を提案するcazualが運営のInstagramアカウント「都市脱出計画」より、定番から穴場まで小樽エリアのおすすめ観光スポットをピックアップしてみました。
小樽のおすすめ観光エリア「銭函海岸」
海の家、シャワー・トイレが揃い、バーベキューも可能な海水浴場。
例年7月上旬から8月下旬頃まで開設しており、汀線480mの長い砂浜が広がっています。
海水浴場の利用は無料、駐車場は近場に民間の有料駐車場が500〜1,000円で多数あります。
遠浅のビーチで監視員もいるので、家族連れにも人気のスポットです。
■アクセス
【車】北海道道225号小樽石狩線沿い、札樽自動車道「銭函インターチェンジ」から国道337号を海側へ2km
【列車】JR「銭函駅」より徒歩18分(1.4km)
【バス】中央バス「銭函海水浴場」停留所
小樽のおすすめ観光エリア「ニシン御殿」
青山家は明治・大正を通じ、ニシン漁で富を築き上げました。
その三代目・政恵が17歳のとき、大正6年から6年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸です。
総工費は31万円で、当時新宿の有名デパートの建築費用が50万円ほどと言われていて、この別荘の豪邸ぶりがわかります。
旧青山別邸は平成22年、国より登録有形文化財に指定されました。
見学所要時間は約20〜30分程度、有料ガイドもあります。
■アクセス
【車】JR小樽駅より約10分、小樽運河より約10分。
【バス】JR小樽駅から中央バス「小樽水族館」行きに乗車約20分。「祝津3丁目」で下車徒歩5分。
小樽のおすすめ観光エリア「天狗山展望台」
ロープウエイで山頂へ登れる北海道三大夜景のひとつ「天狗山」。
山頂には4ヶ所の展望ポイントがあり、その中で小樽天狗山ロープウエイ施設の屋上にある「屋上展望台」が最も視界が広いといわれています。
山頂へは小樽天狗山ロープウエイで向かうことができますが、車でもアクセス可能です。
港と山に囲まれる小樽は、変化に富んだ街明かりで、飽きのこない夜景を望むことができます!
■アクセス
【車】小樽ICから約15分、札幌南ICから約55分。
【バス】JR小樽駅から約17分(1時間に2~3本)
北海道を代表する企業のニトリが運営する美術館「似鳥美術館」
ニトリグループが、2016年7月に開設した「小樽芸術村」。
小樽が栄華を誇っていた20世紀初頭に建造された旧荒田商会、旧高橋倉庫、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店、旧浪華倉庫の5棟を中心に構成されています。
似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)は、建築家で国会議事堂の建設にも携わった矢橋賢吉を中心とした大蔵省によって施工されました。
鉄筋コンクリート造建築で、正面の円柱と営業室内の列柱は圧巻です。
プロレタリア文学を代表する作家の小林多喜二が銀行員として働いていたことでも知られています!
■アクセス
【車】札樽自動車道小樽ICで降り、余市方面行きの臨港線へ、色内1丁目の交差点そば。
【電車】JR小樽駅からタクシー約3分、徒歩約10分、バス約3分
昔ながら小樽のおすすめ観光エリア「小樽中央市場」
駅から3分という好立地にある、昭和の頃から親しまれている市場。
新鮮な海鮮類はもちろん、お肉や青果、食事処やカフェも揃っています。
営業時間は9時〜18時、日曜・祝日はお休みです。
地元密着型の市場で、季節ごとの新鮮な魚や野菜を買ってみてはいかがですか?
■アクセス
JR小樽駅から徒歩約3分
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