海が生んだ絶景を堪能しよう
暦の上では初夏を迎え、半袖で過ごしやすい日が多くなりましたね。
しばらく連休がない日々が続きますが、開放感あふれるスポットに足を運んで気分をリフレッシュしてみませんか?
今回は、cazualが運営するInstagramアカウント「都市脱出計画」より、大海から生まれた自然に触れる日本の絶景スポットを紹介していきます。
1.石川県「千里浜なぎさドライブウェイ」
石川県羽咋市にある「千里浜なぎさドライブウェイ」は日本で唯一、砂浜を車で走れる海岸です。
全長は8キロメートルあり、波音を感じながらドライブを楽しめます。
また、レストハウスでは自転車の貸し出しも行っており、千里浜を自転車で走行することもできるので、より景色や風を感じたい人は自転車で走行するのもおすすめです。
海をバックに車と写真を撮った姿は、まさにフォトジェニック。
日本で唯一ということもあり、千里浜を走るために毎年多くのドライバーが海を訪れます。
なお、高波などの理由で砂浜を安全に走行できないと管理事務所が判断した場合は交通規制を行うことがあるため、事前に状況を確認してから向かいましょう。
■住所
石川県羽咋市千里浜町〜宝達志水町今浜
■アクセス
関西方面から:のと里山海道「今浜インターチェンジ」下車
2.福井県「東尋坊」
高さ20メートルの絶壁から見下す圧倒的スケールの「東尋坊」は、越前加賀海岸国定公園にある国の天然記念物です。
スカンジナビアのノルウェー西海岸などとならぶ世界有数の柱状節理は、息を飲むような大迫力。
柱状節理(自然によって規則正しい柱のような割れ目)が1キロメートルにも渡り、荒々しい岩が自然の勇壮を繰り広げています。
打ち付ける波や風の迫力を肌で感じると、思わず足がすくんでしまう人も多いのだとか。
さらに東尋坊や雄島の越前加賀海岸国定公園を約2キロ、30分間にわたって周遊する東尋坊観光遊覧船も運行しており、崖の上とは違った視点で美しい景色を楽しめます。
見どころは全部で7つ。「夫婦岩」「ハチの巣岩」「ライオン岩」など、ユニークな形の岩を間近で見れるうえに、ガイドさんの丁寧な解説付きです。
■住所
坂井市三国町東尋坊
■アクセス
京福バス東尋坊線「東尋坊」で下車すぐ
3.石川県「珠洲岬」
珠洲岬(すずみさき)は、能登半島の最北端に位置している禄剛崎、金剛崎、長手崎などの総称です。
「出雲風土記」などの神話にも登場していることから日本三大パワースポットとして人気を集めています。
また、日本海の大海原を一望する「空中展望台スカイバード」のほか、パワースポットをより堪能するための「青の洞窟など、複数の展望スポットがあることで有名。
青の洞窟内にある「聖域の岬」では、海岸に落ちている石の中から自分でお気に入りを見つけて、願いごとをしたあとに持ち帰ることができます。
パワースポットの水につかった石を、みなさんお守りとして大切にしているそうです。
■住所
〒927-1451 石川県珠洲市三崎町寺家10−13
■アクセス
のと里山海道「のと里山空港IC」から車で70分
4.福井県「鉾島」
鉾島(ほこじま)は、福井市南菅生町の越前海岸に位置する島。本土より設備されている橋で鉾島へと渡ります。
日本海の荒波に囲まれているため、水しぶきや波音をダイナミックに感じられます。
高さ約50メートルの柱状の岩場の頂上には、不動明王が祀られており、お参りが可能。クロマツや海鳥の巣もあり、釣り人やドライブの休憩場としても人気の島です。
日中は海水浴や磯釣りでにぎわいっていますが、夕方になれば美しい夕陽が日本海の彼方に沈んでいく景色が見られます。
■住所
〒910-3386 福井県福井市南菅生町
■アクセス
京福バス鮎川線「鉾島」より徒歩7分
5.青森県「極楽浜」
青森県むつ市にある「極楽浜」は、「恐山菩提寺」(おそれざんぼだいじ)に隣接している湖です。
霊場・恐山は毎年5月1日〜10月31日に開山しており、冬は雪が積もるため足を踏み入れることができません。
極楽浜にたどり着くまでの経路は「地獄巡り」と称されることもありますが、訪れる観光客が「神秘的」「極楽浄土」と口にするほど美しく、その場にいるだけで心が澄みわたるような不思議な感覚になる人も多いのだとか。
なお、極楽浜の湖は火山ガスや硫黄泉が溶け込んでおり動植物の生存が難しいため、非常に高い透明度を保っています。
■住所
〒035-0021 青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
■アクセス
JR大湊線下北駅から45分、下北交通バス「恐山」下車
6.山口県「角島灯台」
日本海側最初の石造り灯台として、明治9年(1876年)に初点灯した「角島灯台(つのしまとうだい)」は、山口県下関市・角島の北西端、夢ケ崎に立つ石造の灯台です。
2020年に国の重要文化財に指定され、140年以上たった今でも現役で点灯する様子に深い歴史を感じます。
また、角島灯台は日本で16ヶ所しかない「登れる灯台」の1つ。
現在は灯台守の宿舎であった退息所が復元され資料館となり、参観灯台として常時内部が一般公開されています。
頂上からは広大な日本海を見渡すことができ、角島大橋や元乃隅神社などの観光スポットも点在しています。
■住所
〒759-5332 山口県下関市豊北町角島2343-2
■アクセス
・JR山陰本線特牛駅下車 特牛駅~(ブルーライン交通バス)~灯台公園前下車(約25分)、徒歩約5分
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