ふるさと納税でもアウトドアブーム
2008年4月、地方税法の改正によって同年5月よりスタートした「ふるさと納税」。
地方に行かなくてもその土地の名産品が手に入れられることから話題となり、今や多くの人たちがこの制度を活用して納税をしています。
そんな中、ここ数年の新しい生活様式に伴い、アウトドア市場が一気に勢いを増しました。
ソロキャンプやグランピングなど楽しみ方の幅も広がったこともあり、それに比例してふるさと納税のお礼品としてもアウトドア用品が増えてきたそうです。
お礼品登録件数が3年で約12倍に
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」内のキャンプ用品およびアウトドア用品カテゴリのお礼品登録件数は、2019年から2021年の3年で約12倍と大幅に増加。
寄付額はなんと約7倍に伸長しており、ふるさと納税でも需要の高まりが見られます。
なかでも「コンパクトなマット」「折りたためるイス」「ランタン」などのお礼品は、普段から使用しているものを非常時に役立てる“備えない防災”にもなるということから、人気を集めているそうです。
さとふるには、キャンプやアウトドアなどのレジャーだけではなく、いつ起こるか分からない災害・非常事態の備えにもなるお礼品を多数掲載していますが、そのなかでもアウトドアフリークならずとも気になる商品をピックアップしてみました。
キャンプにも災害時にも役立つお礼品一例
<折りたたみイス PATATTO350+オリーブ色>
[岐阜県関市]
寄付金額:10,000円
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=3071514
耐荷重100kg、畳むと4cmの薄さのコンパクトな折り畳みイス。
PATATTO350+は、シリーズ累計販売数88万個(※)と、実は知る人ぞ知る大ヒット商品なのです。
二重構造の座面により快適な座り心地、水や汚れに強いポリプロピレン製で丸洗いも可能。
普段はリビングツールやごみ箱として、時にはアウトドアで、災害時はいざという時のトイレとしてさまざまな場所で使用できるスグレモノです。
※ 2021年4月1日現在
<【SOTO】マイクロレギュレーターストーブ ウィンドマスター SOD-310 >
[愛知県豊川市]
寄付金額:28,000円
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1265453
アウトドアフリークにはお馴染みのSOTO。
こちらは寒さや冷えに強いマイクロレギュレーター、風に炎が流されないバーナーヘッド、余熱作業のいらないガソリンストーブ、極地に挑む登山家の経験や想いから生まれたストーブとなります。
強風下でも高い燃焼効率をキープするためバーナーヘッドを独自のすり鉢状に設計しているので、短時間で水を沸騰させることが可能。
登山やキャンプのお供にはもちろんのこと、災害の備えとして持っておきたい逸品です。
<DDHammocksJAPAN 断熱性:R値 2.5 Field MAT 断熱キャンプマット>
[京都府城陽市]
寄付金額:22,000円
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1228832
キャンプやBBQなどでも使える、柔らかく快適なデザインのマット。
卵が並んだ様な溝が、快適な断熱効果と暖かさをキープします。
折り畳めるため、マットとしてだけでなく座布団のように使用可能。
背面のアルミニウムフィルムは効果的に湿気を防ぎ、防水性を発揮します。
<Free Lantern>
[奈良県宇陀市]
寄付金額:48,000円
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1241358
キャンプや災害時に大活躍してくれるFree Lanternは、好きな色温度や明るさに調整可能。
停電や災害などの備えに役立つモバイルバッテリー機能やBluetoothスピーカーも搭載しているので、普段使いでも楽しめるのは嬉しいところ。
またハンディライトには虫除け、コーションライトの機能があり、さまざまなシチュエーションで活用できます。
<おもいやりごはん2人分×3日分>
[香川県小豆島町]
寄付金額:30,000円
https://www.satofull.jp/products/detail.php?product_id=1269262
おもいやりごはんは、瀬戸内海に浮かぶ小豆島で生まれたおいしい保存食。
国産素材にこだわり、地元香川県産大麦「ダイシモチ」や国産発芽玄米を使用しており、食べ応えがあるため災害食にぴったりです。
加水・加熱不要で便利なスプーンも付いているので、シーンを選ばず、おいしく、手軽に栄養補給ができます。
賞味期限が近づいたら、キャンプや登山に持って行くなどの使い方をすれば、効率よく保管することができそうです。
※ お礼品情報は2022年3月3日時点のものです。
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」
https://www.satofull.jp
文/中山 圭
【Profile / 中山 圭】
東京都立川市出身。広告代理店、出版社2社での広告営業を経て2019年に独立。趣味はルアー釣り、カメラ、音楽(ベース)。学生時代に始めたバス釣りで、2年もの間釣れなかったことから、ルアー釣りにのめり込むことに。ここ数年はバラした70cm以上のGTを追い求めて、南の島遠征を繰り返している。将来の夢は風景写真で入賞を果たすこと。モットーは、“釣果と景色は足で稼ぐべし”。