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内装をDIYした快適「モーターホーム」を拝見! オーナーを直撃取材

クルマを家化したモーターホームが再び注目を集めている

キャンピングカーと聞くと、キャンプや旅向けに作られた大型のクルマ、と思い浮かぶ人が多いだろう。

しかし、実際には長期間旅をする海外では、キャンピングカーのことを「モーターホーム(家化したクルマ)」と呼ぶことが多い。

日本でも、キャンピングカーではなくモーターホームと呼ぶ人がおり、70年代の第一次キャンプブームでこのような大型のクルマで全国を走り回る人がいたそうだ。

今回は、そんなモーターモームの老舗倶楽部「トレイル・アドベンチャー・スピリッツ」のとあるオーナーにインタビュー。モーターホーム用に内装をDIYしたとのことで、工夫やこだわりを伺った。

その前にトレイル・アドベンチャー・スピリッツとは?

トレイル・アドベンチャー・スピリッツ(以後、TAS)は、1993年に設立されたモーターホームの会員制組織。1994年までの1年で6ファミリーから27ファミリーに会員数が増加、同年にはカナダへ渡ってツーリングをする実績を持つ。

現在では東京と奈良に拠点を設け、交流イベントやキャンプイベント、韓国などの海外遠征を行う。

こだわりのモーターホームを見させてもらった。まずは外観から

今回取材したのはTAS会員の青山さんご夫婦。いま乗っているのはフォードのフルサイズバン「E350(別名、エコノライン)」をベースに日本人向けに作られたB.C.ヴァーノンというモーターホーム。

過去にヨーロッパのモーターホームを2台乗り継ぎ、今のものにたどり着いたそう。22.5フィートの中間サイズで、中には最大7人が就寝できる。まずは外観からチェックしていこう。

E350はヘビーデューティ向けの大型のクルマで、車体(寝室などが搭載されている後方部)は40mm厚のウレタンフォームを壁に注入し、その外側をゲルコートFRP材で固めた頑丈な作りが特徴。

「遮熱性があるので夏はそこまで熱くならず、窓が二重構造なので断熱性があり暖かいんです」と青山さん。

しかも防音効果もあるとのことで、これなら第二の書斎としても活躍できそうだ。サイドオーニングもついており、こちらは同色のボーダーなのでおしゃれにきまっている。

「このクルマでキャンプをするときは、施設にベースキャンプとして停めておいて、細かい移動はバイクで行くんです」(青山さん)

車体の後ろを見るとバイクキャリアが設置されており、キャンプ場でも停めた場所から管理棟などが遠い場合には自転車を積んで移動するのがいいんだとか。

DIYで楽しみながら居住性を高めた内装をチェック

素晴らしい外観を見させていただいたところで、次にお待ちかねの内装を見てみよう。入り口の右側にはアメリカンなプレートが設置されていて、すでに雰囲気もいい。

まずは入って左を向いたフロント部。カーテンで仕切られた向こう側は運転席で、その上にバンクベッドが備え付けられている。

「もともとマットレスはついているので、その上にシーツと掛け布団、奥にランプを設置して寝心地を追求しました」(青山さん)

掛け布団はペンドルトンのジャカードタオルを使用。

キッチン周りは、特に細部までこだわってDIYをしたポイント。

「妻が料理を作ってくれるので、見せる収納を意識しながら道具を手に取りやすい位置につけました。来客用にすぐに飲み物を出せるように、カップディスペンサーを窓の横に設置してみました。これ、けっこう便利です(笑)」(青山さん)

樽型のケースや星条旗のフックなど、随所にアメリカンな要素を入れているのがまたスタイリッシュで、カップディスペンサー(紙コップが下から取れる収納ケース)を設置したのはいいアイデア!

車体の後部にはトイレとシャワー室、二段ベッドが設置。

こちらのベッドにもペンドルトンのジャカードタオルを敷いて徹底した統一感を出している。各所にフックがあり、帽子やアウターをひっかけて収納できるのも便利。

トイレはウォシュレットに替えてより快適に。洗浄ガンをつけているので、こびりついた汚れもしっかりと落とせる。

「トイレは、処理が大変なのでふだんは使わないようにしていますが、長時間の移動や高速の渋滞などで便利ですね」(青山さん)

運転席も見せてもらった。なんと、シートも替えてしまったとのこと!

「スポーツカーのコックピットに採用されているレカロのシートに替えました。長時間運転だと足腰が痛くなるので、これにすることでリラックスして運転できます」(青山さん)

大型テレビも入り口上に設置し、本当に家さながらのレイアウトやグッズを入れている。これなら外での生活も問題なさそう。そのほかに、B.C.ヴァーノンを使っていて良かった点はあるのだろうか。

「200リットルを超える清水タンクと、エアコンが使える十分な発電機能は便利ですね。1回タンクを満水にすれば数日のキャンプなら持ちますし、最近は寒暖差が激しいので、エアコンがあるとペットや子どもが快適に過ごせるのでありがたいです」(青山さん)

モーターホームで日本や海外を旅してみては?

第二次キャンプブームやバンコンの浸透で、徐々にキャンピングカーやモーターホームに注目が集まってきている昨今。一度購入すれば一生ものと言っても過言ではなく、これがあれば旅がより楽しくなりそうだ。

TASについて詳しく知りたい人はこちらをチェック
http://club-tas.com/index.html

撮影・文/小川迪裕(オガワミチヒロ)

【Profile/小川迪裕(オガワミチヒロ)】

フリーランス編集者、ライター。得意ジャンルはキャンプとファッションで、雑誌からWEBまで幅広く寄稿する。最近はタブロイドやイベント冊子の製作、イベントの企画、ブランドPRなどもやる何でも屋に。


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